やり直す | 酒井タタミ店二代目 長崎県 島原市 南島原市 雲仙市 島原半島 違いがわかる畳屋さんの畳職人日記

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長崎県 島原市 南島原市 雲仙市 島原半島の「違いがわかる畳屋さん」酒井タタミ店二代目のお仕事や畳の情報、い草で作る「ほたるかご」、全国からご注文いただいている「畳スマートフォンケース」などについても書いてます。

昨日今日とお仕事させていただいたお客様宅ですが、六畳と四畳半が3部屋の計18枚と半畳3枚。
一日でも出来ない枚数ではないのですが、二日に分けてのお仕事となりました。




理由はこちら









写真では分かりづらいですが、畳表が曲がっいるところが丸みをおびていて…




畳表をはずしてみるとなぜか分かります。











畳が縮んで出来た隙間を埋めるために補修はしてあるのですが、止まってないところが下がっていたりしていたために丸みをおびたようになっていたんです。




このままだとどんどん畳の形も崩れていってしまいますので、前に補修してあったのを外して、補修をやり直します。









角の方も潰れたようになってしまっていたので、またそうならないように工夫します。




そうやって補修をやり直すと…









丸みも無くなってビシッとなります。







お客様にとっては何年かに一度の畳替えですから、しっかりしたお仕事をしてお応えしたいですから、手間がかかっても、補修をやり直してでもキチンと仕上げます。









熊本県産畳表でも賃貸物件用以外では一番リーズナブルな物での表替えでしたが、当店では価格によってお仕事の内容を変える事はありません。




とりあえず補修して表替え…




しっかりと補修をして表替え…




仕上がりの違いは明らかに違いますウインク