たまには、初心者向きの技も紹介しましょう。
もちろん上級者でも使えますが、
これを使うと、鬼計算や鬼耳算などで、
確実に、1バックぶんだけ多く回答する事ができます。
だいたい予想はつくと思いますが、こう使います。
鬼計算の5バックを例に取りますが、
4個は完璧に覚えられる人は、4ケタを音読ですね。
しかし5個は、まだ覚えられません。そこで、
5個目の答えを左手で作ります。
例えば1から4は親指から、6から9は小指から折るなど、
色々と工夫してみて下さい。
自分がわかれば、どんな方法でも良いです。
1~4問目の答えは音読し、5問目は左手が覚える。
6~9問目の答えは音読し、10問目は左手が覚える・・・
最後まで、この繰り返しです。
そして5問ごとに、左手を見て回答します。
なおもちろん、正確には左手を使うではなく、
利き手と反対の手を使うです。
より正確に言えば、ペンを持っていない方の手ですね。
ちなみに、上記のような使い方が基本ですが、
少し違った使い方もできます。これは中級以上向きですが、
例えば8個を音読で完璧に覚えられる人が、
9~12個を黙読、13個以降を眺めるだけだとしたら、
9個目の数字を左手で作ります。
1~8個目までは快調に答えられますよね。
しかし9個めでストップ・・・黙読したものの思い出せない・・・
それを防ぐためのものです。13個目でなく、
敢えて9個目にして確実性を増す、というわけです。
ちなみに発想の転換をして、
1個目の数字を左手で作るという方法もあります。
これは15バックを超えてくる位になると有効で、
ようするにたくさん覚えていると、最初を忘れることがあり、
それだけは防ぐための守りの技で、
僕自身、実際に何度か使い、役に立ったものです。
よろしければ、ぜひお試し下さい。
たかし