金沢・片町 久しぶりにレギュラーコースの寿司を頂く(あいじ)
毎度お世話になっている、金沢の人気寿司店あいじ。
予約する段階で、アレが欲しい、コレは要らない等、様々なリクエスト(好き嫌いはありませんが、気分的に食べたくない時期もあったりするので…、もちろん出来る範囲で、価格はアップしますが…)
に応えていただいて、感謝・感謝なのですが、フツーの完全な「おまかせ」は最近頂いていない…。
それじゃ、今回は、変更も追加もしない、ノーリクエストの完全お任せバージョン(通常)8000円で行きましょう。
付出し①。
貝の酢の物。
酢をジュレ風に仕立ててあり、サッパリしています。
赤身そのものの鮮度がいいのと、漬かり加減が絶妙なので、これはもう、日本酒のツマミです(笑)。
小鉢。
白身魚のいしる炊き。
やや強めのいしるの塩味にお酒の量も進んでいきます。
刺身。
左上から時計回りに、炙りさわら、鯛、赤エビ、イカ耳。
イカの耳のコリコリとした歯ごたえがイイ。
赤エビは甘海老より一回り大きく、甘みも強く口当たりもネットりしているねぇ。
飾られた、ミニ赤カブがアクセント。
さわらの西京漬け。ワカメ炊き添え。
シャケではありません。
アシスタントのM君がタイミングを見誤ったためコゲたのはご愛敬。
あいじの寿司のネタは少々厚めに切ってあるので、ネタの旨みを強く感じることが出来ます。
白身と昆布の相性、グンバツ。
中トロでも左半分が大トロに近い部分。
こんなところに当たると、うれしくて、涙が出てくる…
と言ったら、すかさず、隣のカップルも同じ中トロを追加で注文。
口に入れた瞬間に「こりゃ、涙が出る、というのが分かるわ。」と笑っておりました。
赤エビ。
握りにすると、甘みもねっとり感も倍増します。
サヨリ。
そろそろ旬の終わりにかかるサヨリ。
でも、相変わらず、旨いねぇ。
緑色のソースは菜の花の茎の部分に少量の出し汁を加え、ミキサーにかけピューレ にしたもの。
ニクい演出だねぇ。
海苔に巻く前の状態です。
椀物。
塩は昨年の台風被害で壊滅的な打撃を受け、一時は廃業の淵に立たされながらも、今月、無事復活を果たした沖縄・与那国島の与那国海塩
の「花塩」。
ホッとする優しい味です。
久しぶりにノーリクエストのお寿司を頂きました。
いつ来てもCPが良く、文句のつけようがないねぇ。
非常に美味しかったです。
ご馳走様でした。
鮨処 あいじ
金沢市片町2-30-2
076-234-3733
営業時間 11:00~13:00 17:00~23:00 (予約制)
定休日 日曜・祝日