東京・根津 孤独のグルメで登場した居酒屋で憩う(すみれ)
東京の文京区から台東区にかけて広がる、谷中・根津・千駄木エリアは、第二次世界大戦の空襲の影響がほとんどなく、昔ながらの町並みが残る下町情緒満点の地域。
通称「谷根千(やねせん)」 と言われています。
この昭和テイストの雰囲気が好きで、アウェイの土地ながら、年に数回は顔を出している会長。
特に、表通りから1本と言わず、2本くらい入った路地裏に、珠玉の飲食店がちりばめられている根津地区に出没してます。
そのうちの一軒が、居酒屋すみれ。
こちらのお店、会長が愛するTV番組「孤独のグルメ
」(TV東京:関東ローカル)のseason1 11話に登場
したお店。
初回放送から、だいぶ時間がたっているけど、同番組のYプロデューサーがプライベートで週3日は通う、という位のアットホームなお店。
カウンタ―のみの8名くらいのこじんまりとしたキャパで、大女将と女将の二人で切り盛りしています(最近は若女将一人のことも多い)。
最初に来たとき、開店時間(18時)の15分前に着いて、(早く着きすぎたな…)と思いながら雨の中で傘をさして待つこと5分。
店内の明かりが付いていて人の話し声もする…、ハッと思って、恐る恐るドアを開けると、既に3人の客が飲んでいます。
「時間前ですけど、入ってもいいですか?」と聞くと、若女将が「ハイ、どぉぞぉ~」と快く迎えてくれます。
3人の客と目が合ったので軽く会釈をして、一番端っこに着席。
若女将が「あッ、この人たち、時間前に裏口から(勝手に)入ってきちゃうの。」と屈託なく笑って場を和ませてくれます。
6時5分過ぎには満員御礼。
会長以外は全員ボトルキープの常連客。
まずは、ビールと付き出しは自家製ポテサラ(300円)。
若女将が橋渡し役となってくれて、常連氏らの会話に加わります。
一見さんと常連さん、分け隔てなく、接してくれるのもウレシイねえ。
塩ゆでメギス(550円)。
頭とハラワタを取り、塩を振って茹でたメギス。
シンプルだけど、旨い。
日本酒にしなきゃ、ソン!なつまみです。
ほかにも何品か頼んで、更に盛り上がる、常連の輪(笑)。
TV撮影時の話になり、若女将が「私の役を『美保純 』がやったのよぉ!」
常連氏が「また、出たよ。その話。一生の思い出だもんなぁ(笑)。」
「その、言い方、ヒドイ(笑)。」
会長もつられて大笑い。
撮影時に提供した「サバのサンドイッチ 」は、ホントに裏メニューでよっぽどヒマな時にしか作らない(作れない)幻のメニューなんだとか。
それでは〆に、同じくTVでも紹介された、「大辛カレーライス」(600円)を頂ましょう。
「写真撮るみたいだから、少し大盛りにしておくよ!」と若女将。
大き目のジャガイモがゴロゴロとしている野菜たっぷりのカレー。
確かに辛い。
でもよく煮込んであって、コクと旨さも感じられます。
酒のツマミにもなるカレーだねェ。
話が盛り上がったまま時間が経過、時計は8時5分前を指しています。
名残は惜しいけど、本日はこれで撤退させて頂きます。
美味しかったです。
ご馳走様でした。
すみれ
文京区根津2-24-8
03-3821-8941
営業時間 18:00~翌1:00
定休日 基本的に水曜(ブログで要確認)