どこでどう過ごす!? 2年連続3度目である。 一度言ってみたかった。もう一度言おう。 2年連続3度目である。 これは、管理人が自宅で過去にクーラーを使用しないデータである。 つまり、ただいま2年連続NOクーラーで過ごしているのである。 よって、汗びっしょりでブログを更新しているわけであり、 読者様からは 「最近のtakam16さんのブログ、ちょっと汗臭いですね。」 とお言葉を頂戴してしまえば、否定も反論もできない。 あいすみません。 そうなると、クーラーのある場所を探し求める必要に迫られるのは、 なんともずるい一面でもある。クーラーなしで過ごすと言いながら、結局は よそ様の冷風を拝借するという算段だ。タチが悪い。 もう済んだことを言うのもなんだが、 8月6日は広島に原爆が落とされた日として今後も語り継がれるの であろうが、同時にこの日は 「日本経済新聞のNIKKEIプラス1」 が朝刊と同時に配達された。土曜日の日経の名物である。その一面 「暑さからの避難場所 ~ お金のかからない方法」 はどうもこのブログに馬が合う記事であった。 ランキング10位中5位までを紹介しよう。 1位 百貨店 2位 図書館 3位 書店・古書店 4位 コンビニ 5位 家電量販店 5位の気持ちはよくわかる。家電オタク、デジタルマニアは買いも しないのに品定めをするのが得意である。 4位は経験がない。コンビニは、売れ筋のみを置く場所と化している。 つまらないが、あえて言葉を送るなら、クーラーの効き目はピカ一だ。 1位の百貨店は残念ながらあまり縁がない。デパ地下がどんな風景 だったか忘れた。 さて、2位と3位である。 3位は書店・古書店ときた。 このデータで思い出したのが、書店時代に「購入率」というやつを 調査した記憶がある。つまり来店者のうち、何名が本を買ったかという 確率である。 結果は85%。これを上層部達が 「すごい数字じゃないか!」 と誉めるのだが、それはないだろ!と心でつっこんだ。管理人は気が弱いのだ。 気にくわないのは、我が書店のお客の目的は本を買うことのみなのだ。 ちなみに我が書店はテナントビルの一部に含まれるものではない。 単体でやっている本専門のお店だ。 それでいいじゃないかと言う者は言うのだが、それは不愉快だ。 つまり、お客側としては買う本がすでに決まっており、一目散にレジへ直行して いるのである。そこには我が店舗の陳列法や商品構成に 「つまらん。」 と烙印を押されたようなものだ。 個人的には、立ち読み・座り読みはもちろんのこと、できることなら書店を ぜひ待ちあわせ場所にして、おしゃべりの場としてもとことん使ってもらいたい と考えていたのだが、上層部が、 「在庫と売上は比例するぞ!」 と古い慣わしを振りかざして息巻くものだから、お給料を貰っているものとしては 「へぃ。」 と言うしかない。だから狭い店舗に本をたっぷり置き、ビッグ書店の在庫に肩を 並べようなどとしたところで、意味はない。限りがあるのだ。 85%という購入率はそういう理由で好きではないということだ。 その点、新古書店の買わない方も大歓迎というのは、それがタテマエであろうが、 気持ちのいいものだ。ハタキでパンパンされることもない。 そういえば、ハタキでパンパンする本屋に久々に遭いたいものだ。 業界低迷の中、3位に書店が入るのはいかがなものかと言うのも確かだが、 そういう商品だ。逆に順位に入らなければ、まさに死活問題だ。 1人でも多く、購入予備軍を作っておくのは当然である。 2位にはやはり図書館がきた。1位でも驚くことではないだろう。 なにしろ無料で本を借りることができるというのは、やはり魅せられる。 すると 出版社・作家 vs 図書館 という構図ができあがる。そして 書き手・作り手の権利と公共・平等が共存することは非常に 困難なことである。 「日本経済新聞のNIKKEIプラス1」 の特集は、対比として 「暑さからの避難場所 ~ お金のかかる方法」 もある。 1位 コーヒーショップ 2位 喫茶店 3位 ファーストフード店 4位 まんが喫茶・ネットカフェ 5位 ファミレス この中で、図書館、書店とともに併設されやすいのが、 「コーヒーショップ、喫茶店」 であり、多くはないが、見かける光景である。 よその国では定番の風景のひとつだろう。 喫茶店・コーヒーショップ&書店の組み合わせは 書店側が一抹の不安を感じるらしい。飲み物による書籍の汚れ に敏感ということだ。 しかし、飲食店と書店の組み合わせは、やはり相性が非常にいい と思っている。喫茶店で読書をする人の姿はビジュアル的にも うなずける。まんが喫茶にはワンドリンク制で名目上併設している ように感じるが、やはりここで言う話ではない。 喫茶店・コーヒーショップ&図書館の組み合わせというのは、 具体的には館内としっかり区別されて適切ではないかもしれないが、 同じ喫茶店で読書という意味では抜群の相性である。 ただし、出店する喫茶店側に条件が出される。それはある程度安く することだ。コーヒー1杯200円台前半が相場らしい。 もちろん場所代は他よりも安い。しかし、図書館に来る利用者は、 第一にお金をかけたくないことをモットーにしている。 車の駐車料金すら、おい! とちゃちゃを入れる。 よって図書館に出店したコーヒーショップや喫茶店は、採算がとれていないか、 あるいは社会奉仕でやっている。そして、いつでも閉店する準備を整えている ようだ。さらに喫茶店があるにもかかわらず、自動販売機や冷水機が ちゃっかり用意された時にゃ~、手も足も出ない。 それよりも、なによりも、これらの一連のお話は 秋になったら、そして冬が来たらどうなのだということだ。 それを思うと、ちょっぴりキーを打ちすぎた。 夏の疲れは夏のうちにとっておこう。 ブログにも支障をきたす。 今は宮部みゆきの「孤宿の人」をがつがつ読んでいる最中だ。 寝る前に読む本としては全くふさわしくない。 面白くて眠れない。 |