みなさん、夜遅くにこんばんは!


昨日の夜からの雨で釧路は朝から霧!霧!

キリがない!!!


飛行機も30分ほど遅れて出発するなど、

ハプニングもありましたが

無事に東京入りができました。


会合や勉強会に出席、そしてお世話になって

いる皆さんに当選御祝をして頂いたり。


また、久しぶりに無実の死刑囚である

袴田巌さんのお姉さんも会館にいらして下さいました。


(2014年4月撮影)


近況を伺ったところ、健康状態は落ち着いて

いるそうです。

インフルエンザにかかってしまったそうですが

これまで拒否していたお医者さんの診察や

採血にも素直に応じたようで、

やはり体力的にしんどかったんだと。


インフルエンザで大変だったとは思いますが

採血など検査が受けられたのは

良かったのかな、と。


そして、お姉さんから巌さんの人柄が

わかるようなエピソードも。


それは、


「朝になって日差しが出てきたら窓の近く

に置いてある犬の置物を“日が当たりすぎて

かわいそうだ”と日蔭に移してあげてる」


「草木に水を自分からやってる」


とのこと。


「だから、やっぱり巌は優しいんだよ」

と話て下さるお姉さんの顔も、


優しい温かいものでした。


たしかに今は、

「死刑執行停止」

「拘置停止」の決定のため、お姉さんと

自由に暮らすことが出来ていますが

しかしながら、

検察が即時抗告をしたために

未だに「死刑囚」の身であります。


静岡地方裁判所は決定の理由について、

第二次再審請求で弁護側から提出された

DNA鑑定の証拠などを

「新規性の要件を満たす」

「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」に該当する

としました。

また、袴田さんに死刑判決が出された決定打と

される証拠品も

「(捜査当局による)ねつ造の疑いを生じさせる」と

いう判断まで下しています。


にも関わらず、

検察側は「不服」として再審決定の取り消し

を求めて今も取り組んでいます。


未だに拘禁症状や、長きにわたって自由を奪われた

爪痕が残っています。

例えば、車に乗るのを極端に嫌がるそうです。


「また、連れ戻される・・・」

「帰れなくなる・・・」


そんな不安感に襲われるのでは、と

お姉さんや支援者の皆さんも感じているようです。


明日は、議員会館の中で

「えん罪究明に関する勉強会」が開催されます!

私も、皆さんと一緒になって取り組んでいきます。


いつか必ず、えん罪原因究明の第三者委員会

などの設置を実現させたいと思っています!


お知らせですが、

25日の予算委員会で質問します。

領土問題やISILに関する政府の対応

そして検察改革や取調可視化問題などを

考えています。


TV中継はないのですが、ネット配信されます。


また明日にでも詳しくご報告したいと思います!


それにしても・・・

袴田さんのお姉さんが元気でいてくれる

ことは何よりも嬉しいことです。

お姉さんの笑顔を見ると嬉しいと同時に

強くならざるを得なかったこれまでの

歩みを思って、なんだか切なくもなります。


だからこそ、行動します!

働く場所を与えてもらった者として、

行動あるのみ!!!!

よしっ、今日ももう少し頑張ります!