才能開花セッションのご感想⑪　～そこから表に出てきたもの～

この回も発芽セッションになったのかも

知れません。

まだ、土が重くて、

外に出られていないのかも。

でも、確実に芽を出そうとしていることを、

セッションで確認したから。

この日のＡさんは、終始自信なさげ。

視線も定まらない感じ。

ここにいてもいいんだろうか、

そんなとまどいも感じました。

彼女の話を聞いてて、

私は、ヴォイスヒーリングをすることに。

それは、ヒーリングまでは至らなかったけれど、

表面に浮かび上がってきました。

そのことは、彼女にとってとても腑に落ちることだった。

ところが、腑に落ちたからこそ、

怖くて怖くて進めなくなってしまったようなのです。

Ａさんのご感想

たか子さん、セッションを受けてから、もう１週間？
まだ１週間？

まだ整理できていないし、
文字として表す事も抵抗がありますが、
感想を書いてみました。

私が、このセッションを知った時、
「私の中に何が開花するのか知りたいなぁ。」って
思っていたのに、
いつの間にか、立ち止まって進めない！
みんながそれぞれに迷いながらも進んでいるのに、
私何やっているんだろう･･･
と言う気持ちが強くなってきて、焦っていた。
何とかしなければ･･･って。
才能開花セッションにもかかわらず、
ズレている自分。
そんな時に感想を載せたブログを読んで、気がついた。
私、このセッション受けていいのかなぁ。
本当はまだまだ早かったのでは？

才能開花。開花って、花を開く事。
花を開くには花になる種を植えて芽を出させて育てていく。
それよりも種を植えるフィールドを見つけ、
耕し、種を植える準備ができている事。
さかのぼって考えて見れば一連の流れがある。
その流れが私にあっただろうか･･･と言う事。

フィールドはあったのかもしれない。
種も持っていたのかもしれない。
その種を愛おしく、大切に、大切に慈しみながら、
時には、腹をくくりながら育てていたのだろうか？

｢隣の芝生は青くみえる｣
周りに流され、人の真似をして、周りばかり気にしていた。
周りを羨ましく思っていた。
自分の大切な芽をみて、愛おしく育ててこなかった。
自分のフィールドに育つはずの芽をみないで
他にばかり気持ちを傾けて
自分の芽は出てこない、育ちが遅い、
色や太さ格好がって、綺麗だのって比較して、

そのうち、やっぱり私は無理！出来ない！
何をやってもダメダメ！
私は違うんだもう止めよう！って、
諦めて育てる事を放棄してきた。

そんな状態の中では、開こうとする花どころか、
芽すらもでてこなくなってしまった。
それが当たり前になって、
無理に花を開かせなくても今のままで充分、満足じゃん！！って、なのにどんどんと出てくる。
「これでいいの？」
「本当にこれでいいの？」
「満足なの？」

「本当はどうしたいの？」って。

後から後から出てくる思い、
目を背けている事、抵抗に苦しさを感じた。
そんなセッションだった。

今でも、このタイミングで受けてよかったのか、
違っていたのではないか？と思う時がある。
でも、ここに気づいたからこそ、
これからどうありたいのかを考えていく事、
向き合っていく事を思うと、
一歩進めたのかもしれない。
時間はかかるけど、自分を開く事ができるようになり、
自分の花もまた開いていけると信じていこう。

この彼女の感想に対して、私の返事は、

何が苦しかったのですか？

何に抵抗していますか？という問い。

それに彼女は、

「実は今も苦しい。小さい頃は人前に出るのが好きだったのに、

いつの間にか苦手になっていた。

原因はわからない。姿を消せる透明人間になれたらいいのに」

消してきたはずの、

投げ捨てたはずの自分がいたことに気付いて、

Ａさんは苦しくなってしまったのだそうです。

それに対しての私の返事。

あなたは一度も消えてない。

種は、ずっと土の中で、太陽に出会うために
待っている。
それは、太陽がどれほど輝いてて、
どれほど暖かいのか、
それを知りたくて、体験したくて、
土の中で眠っている。

だからそれは、ダメとか、人より劣ってるとか、
そんなレベルのことじゃなく、
あなたが、生まれる前に、
もっともっと光を感じたくて、
誰よりも長く土の中にいると決めたんだと思うのです。

それがＡさんの選択だから。

それがあなただから。

焦らずに、焦らずに、あなたはあなたのタイミングで
外に出てきたらいい。

もしかしたら、太陽、なあんだ、こんなもんかと
思うかもしれないよ。
それなら、もっと早く出てくればよかったなあって。

それでも、そんなふうにして感じたかったんだから。
そうしたかったんだから。

この後の彼女の返信は、

「涙、涙です。言葉がみつかりません」というものでした。

このやりとり、自慢したくて、

ここに公開したんじゃないんです。

Ａさんみたいに、自分のことを思ってる人、

中にはいるかもしれない。

というか、誰の心の中にも、

Ａさんいるよね。わかるよね。

そのあなたの中のＡさんにエールを送りたかったから。

私も私の中のＡさんにエールを送っているから。

いろんな行き方があるし、

いろんなペースがあります。