2015年04月度~2016年03月度のデータを後に示しますが、同程度の人口の和泉市と比べても、岸和田市から引き取りや持ち込みを経て殺処分されていく動物は多い傾向にあります。
より
172:◯11番 岩崎雅秋議員(公明)
「衛生的で美しい生活環境が維持されている」という項目には、「近年、都市化の進展や核家族化、さらには少子高齢化の流れを背景として、犬や猫などのペット動物は、生涯のパートナーや家族の一員と考えられ、人々の心のよりどころにもなっています。しかし、一部の飼い主のモラル低下から、捨て犬・捨て猫や夜の鳴き声、糞害など、ペットに関する苦情も発生しています。また、昭和32年以降、我が国では発生していない狂犬病が国外では発生しており、国内への侵入が危惧されているところです。飼い主としての責任の自覚と、ルールやマナーの遵守が求められています。
本市では、きれいなまちづくりを目指し、マナー意識の向上・啓発を主目的とした「岸和田市きれいなまちづくり条例」を平成25年7月に施行し、(中略)「きれいなまち岸和田」を推進しています。市民、事業者、市がなお一層協力、連携することによって、より清潔で秩序あるまちづくりを進めていく必要があります。」と明記されています。
このことを踏まえ、通告に従いまして質問いたします。
これは環境省が平成25年11月から取り組んでいるプロジェクトで、犬と猫の殺処分を減らしていき、最終的にはゼロにすることを目指すため、飼い主、事業者、ボランティア、NPO、行政等が一体となって取り組みを展開、推進しています。
また、後に具体例を挙げながら質問させていただきますが、所有者不明の猫対策、広域譲渡、適正飼養及び教育活動を推進する実施自治体での取り組みが紹介されています。
私のもとにも、野良猫が繁殖し民家に入ってきてふん尿の被害等が発生し、その地域の生活環境問題になっているとの連絡をいただいています。野良猫を駆除できないかという意見がある半面、1つの命を守るべきとの意見もあります。
そこで質問ですが、野良猫のふん尿や鳴き声、餌の散らかし、また家の中に入ってくるケースがあります。きれいなまちづくり条例でペットのふんの処理を規定していますが、本市において、現状、野良猫に関する苦情、相談には、どのような対応をされているのでしょうか、お答えください。
(引用ここまで)
この後、198、202、206、210と4回追加質問をしていますが、市も岩崎市議も双方が地域猫の取り組みについて不勉強なままやり取りをしているので、不毛なものとなっていますし、こんな質問を1万回繰り返しても、岸和田市内の不幸な動物は減りません。
☆「大阪ねこの会」タウンミーティングin岸和田市
6月25日(日)14:00~16:00
春木市民センター 南海本線春木駅前
大阪府 環境農林水産部 動物愛護畜産課 動物愛護グループ 武田 回答:
動物種 |
引取数 |
殺処分数 |
譲渡数 |
残数 |
にわとり(ウコッケイ) |
20 |
17 |
0 |
3 |
ハムスター |
1 |
0 |
1 |
0 |
ウサギ |
1 |
0 |
1 |
0 |
合計 |
22 |
17 |
2 |
3 |
大阪府動物管理指導所 泉佐野分室における泉州地域の殺処分数
2015年04月度~2016年03月度
犬 収容 殺処分 譲渡
猫 収容 殺処分 譲渡
その他 収容 殺処分 譲渡
岸和田市 15 4 9
62 49 4
22 17 2
和泉市 27 10 22
16 11 0
0 0 0
泉大津市 3 2 2
9 9 0
0 0 0
高石市 4 1 2
5 2 0
1 1 0
忠岡町 1 0 1
4 4 0
0 0 0
貝塚市 7 1 6
15 14 0
3 2 1
貝塚市 7 1 6
15 14 0
3 2 1
熊取町 4 1 2
4 3 0
1 1 0
田尻町 1 0 1
1 0 0
0 0 0
泉南市 7 4 2
7 3 3
1 1 0
阪南市 3 1 1
11 6 1
1 1 0
岬町 2 1 1
2 0 1
0 0 0