本当に品質の良い住宅には資産価値があるのか? | エスクローおじさんのブログ

本当に品質の良い住宅には資産価値があるのか?

 

今年度も国土交通省の補助金を得て、良質な住宅ストックの普及事業をできればと思っています。

 

先日募集要項が発表になりましたので、今はその申請書を精査しているところです。

 

当面の課題は、果たして良質な住宅(いまのところ長期優良住宅程度を想定しています)であれば、ストック(中古住宅)になっても資産価値があるのかという点を、いかに実証するかにあります。

 

当たり前ですが、今時点で良い住宅を建てても、中古住宅となるには相当の年月がかかる訳で、将来のその住宅の価値を検証することは不可能なのです。

 

それでも「この住宅には将来価値がある!」と実証しなkればならないので、極めて難しい問題なのです。

 

こういう問題は解答を見つけるのが難しいので、私はより簡単にして「北海道の釧路湿原にこの家を建てても、価値はあるのか?」と言うようにしています。

 

釧路湿原のような住宅地に向かない場所に長期優良住宅を建てた場合、良質な住宅としての価値はあるのでしょうか?

 

真に価値がある住宅なら、欧米のように土地価格にかかわらず資産価値が残るはずです。

 

答えは?みなさんご推察の通りです。

 

結局良質な住宅というだけでは価値は残らないのだと思います。

 

では果たしてどのような住宅に価値が残るのでしょうか?考えていると、また寝られなくなっちゃう・・・