住宅ローンの借入額の決め方
昨日のご相談者はマンションの購入を検討中で、銀行に相談に行ったところ3500万円までなら融資できると回答をもらったということでした。
ところが「銀行は商売だから貸すと言うけど、本当に3500万円借りても大丈夫か心配になって」弊社に相談に来られました。
銀行よりFPの方が信頼できるということでしょうか?時代も変わりましたね。
弊社の場合、住宅ローンの借入額を決める際は住宅購入後の40年分の家計のシミュレーションを作成し、老後資金まで含めて問題ないと判断できる額を算出することから始めています。
通常ライフプランシミュレーションとかキャッシュフロー表と言っていますが、お客様は「そうそう、そのシミュレーションをやらないといけないと思っていたところです。」とのこと。
このシミュレーションの重要性は、以前ならこんこんと説明しなければ理解いただけなかったのですが、お客様もご存じとは、これまた時代は変わりましたね。
それなら話が早い。さっそくシミュレーション作成の依頼をいただき、次回提出となりました。
住宅ローンの審査時、銀行は現在の家計の内容を基にして審査しますが、このシミュレーションは住宅ローン返済中の将来も審査できる優れものです。
今から住宅ローンを利用しようという方は、是非シミュレーションを作成されることをお勧めします。
自分で考えているのと異なる結果になることもしばしばです。