できたての足袋 | Hiroko's diary  ART・KIMONO・FASHION・DESIGN

できたての足袋

先日の四国出張。

行き先は、福助足袋の自社工場。

一通りの行程を説明していただきました。

しかも、私のサイズぴったりのお誂え足袋を作る過程を辿りながらという
スペシャルな工場見学です。

そして、「HIROCOLEDGE×福助足袋」のコラボ足袋。

もちろん、この足袋を縫って仕上げるところも見せていただきました。

そして。。。

完成!!!



もう、感激!感動!で、ひたすら制作風景を撮影。
(きちんと行程ごとに写真をまとめて発表しますね)

底生地を染める段階でも、
何度もあきらめそうになるくらい時間も手間もかかってしまって。。。。
(だから、世の中に底に柄が入っている足袋がないんだとわかったんですけどね)

そして、工場でたくさんの行程を経て丁寧に仕立てられる過程を見ていたら、
本当に胸がいっぱいになりました。

本日アトリエに足袋たちが到着!

これからパッキングして、もう少しで完成です。

これ、ワタシもすっごく履きたいけど、数が少ないからなぁ。。。


まぁ、こんな足袋が、
世の中にどう受け入れられていくのかはまったくわからないんだけど。。。。

でも、足袋の歴史の中に残っていくものであればいいなと。

いや、歴史を変えていく小さなきっかけになるだけでもいい。

長い歴史や時間をかけて培ってきた技術。
そして、それに関わる多くの人々。

語り尽くせないほどの物語を
ワタシが作ったものをきっかけとして伝えられたら嬉しい。

こんなへんてこりんな足袋にも
ちゃんと使命があるのです。

注目してもらえなければ、何も伝えられないしね。

ぜひぜひ、実物を見てください!
足袋が今までと違ったものに見えると思います。

お楽しみに~!!!!