あとは、10日に会場で準備をするばかりです。
今回は、大型スクリーンもあるので、開催中映像を流します。
写真は、2011年3月11日から今年の元旦までのいわき市平薄磯地区で撮影した50点です。
奇しくも、瓦礫が取り除かれ変化の無いまま過ぎた期間のものです。(今月から基礎の解体作業が本格的に始まります。)
今回の写真たちには、ほとんどすべてに長めのキャプションを付けています。
現地を知らない人たちにも、少しでも薄磯を知って頂きたい、あの震災を受けた人たちの想いや現状を知って頂きたいという想いです。
本来ならすべての被災地をお伝えしたいのですが、物理的に不可能で、私がずっと通い続けている場所を時系列で伝えることによって、薄磯だけでなく、東日本大震災がもたらしたもの、置いて行ったものを薄磯を通して感じて頂ければと思います。
当日は、どんな小さなことでも構いませんので、この機会に是非、お話ししてください。
皆さんと直接お話し出来る機会は、とても大切で、とても貴重だと思っております。
富山県を始めとする北陸地方の皆さん、もしかしたら遠方から足を運んで頂けるかもしれない皆さん、11,12日、富山市民プラザでお会いしましょう。
～富山在住の皆さんへ～
2014年1月9日(木)
午後2時～
富山シティFM「スマイル」に出演します。
午後3時30分頃～
北日本放送ラジオ(KNB)「ご近所ラジオKNB」に出演します。
お聞き頂ければ幸いです。
[写真展展示写真より]
薄磯海岸の星空。
震災で街が壊滅し、ほとんど人工の光がないこの場所では、震災前よりも皮肉にもたくさんの星を観ることが出来る。
遠くの光は、塩屋埼灯台の光。
2012.12 薄磯海岸