今日、倉庫から遠藤さんの店舗へピアノを移動させてきた。
明るいところで観ると、今まで観ていたよりもかなりひどい状況で、砂で覆われ、本当に悲惨な状況だ。
遠藤さんは、家族でピアノショップを運営していて、たくさんのピアノの調律や修理などを手掛けている。
今日も娘さんが、預かっているピアノを観ていた。
ご家族みんな、仕事に誇りを持ち、そして楽しんでやっている。
ここでたくさんのピアノが生まれ変わり、新たな美しい音色を響かせるようになっているのだと感じた。
遠藤さんは、石巻や、原発の20km圏内にまでピアノの引き取りや預かりにも足を運んでいる。
ピアノを想い、ピアノを丁寧に扱い、ピアノを持つ人たちのことを常に考え働いているご家族の姿にプロフェッショナルを感じた。
今日の作業は、水を流しながら砂やゴミを流し、その後、塩分除去剤を使い隅々まで洗浄した。
（作業に取りかかる前。たくさんの砂が付着している）
（奥様をはじめご家族一緒に作業に従事）
（細部まで丁寧に洗い流す遠藤さん）
（ピアノに対して情熱を傾ける遠藤さん）
（洗浄作業が終わり、砂が取り除かれ奇麗になったピアノ）