今日は、昨日よりどんより、空模様
たかシェフの昨日の家出のときに、テーブルの上にのっていたごはんは、これでした。
たかシェフ、プチ家出したらしよ
あたしが気がついたのは、朝ですが
前日の晩ごはんとして食べようと作ってくれていたごはんが、そのまま並べられていました。
あたしは爆睡してしまいましたが、
たかシェフも食べなかったんだ・・・・。
:起こしてくれればいいのに
:一度寝ちゃったら起きないでしょ。
最初から諦めてたらしい。
こんなごはんを作っていたのにね。
普段、寝ていても家の中で何が起こってるかわりと聞こえていたりするけれど、この日は全くで、起きたら、
たかシェフがいない雰囲気を察しただけで
これはね、羊のパイ包み焼き
dinnerっていうドラマで、最終回に羊のパイ包み焼きみたいなのをつくっていたのよね。
(料理名はイタリア語?だったと思う・・・)
詳細はわからないけれど、パイ包みだった。
どんなものなのか想像がつかない
う~~~~んう~~~~~~ん
羊のかたまりお肉みたいなのに、パイってあわなくない
そんなにおいしい料理じゃないでしょ。
味のイメージがつかずに作ってもらう事にしたのでした。
期待していないというか、怖いものみたさというか、そんな感じでつくってもらったの。
材料
+仔羊の背肉
+パイ
+ドライトマト
+オリーブペースト
+フォンドボー
たかシェフは伊勢丹で食材を調達してきた様子。
たかシェフ、伊勢丹すきだからね。一人ででかけると伊勢丹にいっちゃうの。
伊勢丹、おしゃれなものがいっぱいあるものね。
人がいっぱいいるし、活気もあっていいよね
仔羊は、オリーブオイルとローズマリー、ローズマリータイム、セイジで付けてたのが売っていた。
:家でやいたいなぁ~
って思ってのがそのままでうっていたのですって。
これは、レシピもついていました。
骨付きラム肉ハーブマリネ
っていうのができるらしいのですが、これが温度管理が必要な料理らしく、簡易温度計もちゃんとついていましたよ。
付け合せに使うお野菜は、
これはね、残りをお弁当にもっていったのですが、食べていたらお仲間に
「野原の香りがする~~」
って言われました
食べてる本人も納得。
草の味がする葉っぱもあった。味が濃いというか・・・。
ハーブだからね。濃厚です
仔羊はこんな感じでした。
パイに包めるように仔羊背肉は骨に沿って切り離して
綺麗に丸くとれるもんなんだね。これなら、パイに綺麗に包まれそうだ
フライパンに骨と筋を入れて、脂をだす。
こんな感じで焼きあがったら、主役のお肉は取り出して筋の部分はフォースに使いますよ~~
ここからは、少しソースの作り方に移ります
小鍋にあけて、お湯を足し、コトコト煮出す。
ソースはコトコトさせておいて
ちょっと余談
今回は、フォンドボーをたしました。
お店で作ったりするときとは、ちょっと作り方が違うみたい。
お店は大量に作るので、材料も大量でつくったりするけれど、家庭は少量でしょ。
ホテルのように作るとおいしくない事もあるんだって。
ローストビーフとかはそうだよね。
ローストビーフもホテルのお肉は、大きな塊だから、あの調理方法が成り立つのであって、
家庭用の小さい塊のお肉を、いわゆる王道のつくり方で作ってしまうとお肉もカチンコチンになっちゃう事もあって、腕が必要になってくるんだって。
なので、小さいお肉でも作れる方法っていうのが前にご紹介したローストビーフの作り方なんですよね。
ちなみに ローストビーフ★
このソースも、
仔羊のだしを取るには、筋がたりないのでフォンドボーに香りをうつしたの。
やはり、お店と違って家庭では仔羊の骨と筋がたりないんだって。
骨から香りがでて、筋から味がでるらしいのだけれどね。
仔羊の骨だけ集めたとしても苦くなっちゃうし、
羊だけでつくるよりも、フォンドボーはあまみも旨みもあるから、単体よりもむしろおいしいのだですって。
久しぶりに気分よさそうに語ってましたよ~~語る語る語る・・・
主役のパイ包みに戻ります。
パイ生地を2mm厚に伸ばし、オリーブペーストを塗る。皮を取ったドライトマトも並べる。
たかシェフは、コツじゃないと思ってのべていませんが、パイはこんな形にカットしています。
四角いままで包んでいいいらしいけれど、
食べ物ってバランスってものが大事でしょ。
四角いままだと、パイパイしてしまって、バランスが悪い部分がでてくるので、
こんな風にカットです
パイで包む
卵黄で合わせ目を留める。
余分なパイは切り取りくるっと巻く
表面に卵黄を塗り、余ったパイを貼り付け、210℃で約20分焼いて出来上がり
“余分なパイは切り取って巻く”
たかシェフらしい一言というか~
あたしは、綺麗に巻きつける事ができるのであれば、そのまま巻きつける
どれどれ、どんな味なのか期待せずに頂いてみる。
が~~~~~、
羊の肉の塊と、パイなんてあわないんじゃないか、バラバラの味になるんじゃないか。
って思っていたけれどね。
合うの~~~~
意外、意外、意外
羊おお肉は淡白でしょ。香りは特徴的だけれど。
それにね、パイのバターのほんわりな香りがあうのですよ~~。
そこにフォンドボーのソース。
かなり気に入った。
作って1日経ってしまった料理で、これだけ美味しいのならば、作りたてはどんなにおいしいのかと、
作りたてを食べたくて仕方なくなる。
:意外にもおいしかったんだけれど、作りたてが食べたいから、もう一度作って
:意外にもって・・・
うっかり意外にもっていってしまった
特別な料理感があたしには感じられたこの仔羊のパイ包み焼きも、
普通の料理っていってた。
たかシェフは、あまりこの手の料理がすきじゃないらしいよ。
:羊はやいただけでもおいしいんだから、そんなにいじくる必要はないんだ。
![たかシェフ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ta/takachef/2005546.gif)
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