11月29日にイカロス出版より、コツ満載のお料理本が出版されました。
楽天 【送料無料】たかシェフのおうちごはん
アマゾン たかシェフのおうちごはん。
ここ★ に、あたし的な見どころを少しのせてます。
リンクはってくださってありがとうございます
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材料。
鶏もも肉 450g(皮つき) ベーコン 90g 玉ねぎ 140g にんにく 15g 塩 こしょう カレー粉 3~4g 白ワイン 200ml 水 300~400ml ローリエ |
写真だけアップしたのですが、これはパークハイアットで買ってきたものではなくて、我が家で作った物です。
以前に買ったハイアットの入れ物がかわいくてとっておいたのですよね。
それを使っちゃいました
紛らわしくてすみません。
リエットは、読者の方から何度かリクエストを頂いていたもの。
そして、また、お世話になっている方からリクエストを頂いていたもの。
実は・・・
テリーヌもそうでした。
たかシェフのテリーヌを作りたがらない理由は、
料理と手間がかかるわりには素材の味しかしない。
って事だった・・・。
リエットを作りたがらない理由は・・・
地味だから。
工程の割には作った甲斐がない。昔の料理過ぎる。
おかずにならない。
ということだそうです。
たぶん、たかシェフには、『おかずにならない。』っていうのが一番大きい理由だと思う。
豚ばら肉で固まる要素がラード
油をかじっちゃうっていう。っていうのかなぁ~
入りきらない脂も、冷やして肉に無理やり押し込むという超~~~ハイカロリー
たかシェフのやや大袈裟な訴え?、罠にはまり、それから作ってっていうことはなくなった。
それなのに、たかシェフは自ら進んでリエットを作った。
どうしてかというとね・・・。
たかシェフはこの日、セミナーに参加しているはずだったの。
このセミナーのために、もともと少ない休みをセミナーにあて、休みをとり、前日もセミナーの資料をだし、いろいろと調べていた。
もちろん、道順もね。
完璧にして、セミナー当日は出かけて行ったのでした。
なのにね、セミナーに言ったら自分の名前がなかったのですって。
「受付の人にお騒がせしました」
って帰ってきたらしい。
お騒がせしました。といってきたたかシェフをほめてあげたい。
あたしだったら、いつまでも状況がつかめずに、係の人に食ってかかってるに違いない
どうやらね、たかシェフたちはそのセミナーに行かない事になったらしいのに、たかシェフのところには連絡が来ていなかったらしいの。
申し込んでくれた人は、普通に社内で働いていたらしい。
そして、たかシェフが電話をしたところ、
「後で、館内のPHSにかけなおします」
と。
どうやって館内にいないのにPHSにでろというのか
働いているわけがないだろ~~
久しぶりに怒りすぎて、気持ちが悪くなったと、空いてしまった時間で衝動買いに走ったのですって。
たかシェフの衝動買いなんてはじめてだと思う。
それでね、
あたしのところにこんな写真が送られてきた。
小さい携帯の画面をがん見する
なんだなんだなんだ・・・。
リエットは、豚肉でやることが多い、保存食らしいのですが、今回は鶏肉で。
:しょうこが、最近、太った太った言ってるから、少しでもヘルシーなものを提供しなくちゃ。
ですって
それに、豚バラでつくるより早くできるのですって。
豚ばら肉だと、圧力鍋使ったりするけど、我が家には圧力鍋ないしね。
先日、あたしの圧力鍋壊れて、補充していないので。
今回は、鶏もも肉でつくりました
胸肉は煮れば煮るほどカツカツになるからもも肉の方がいいそうです。
鶏肉は、塩こしょうしておく。ローリエ、イタリアンパセリの茎も一緒につけておく。
:粒胡椒をそのまま煮込む方法もあるけれど、取り除かなくちゃいけないから、ひいてある胡椒ならそのままでいいしね。
:漬けておいてもいい感じなんだ。今回は、早くやるためにから揚げ用を買ってきたんだ。手軽に作れる方法の方がいいんでしょ
最初ににんにくで鶏だけを焼く。
豚肉のときは、脂がたくさん出てくるのであまりこの工程はしないけれど、鶏肉の場合は、オリーブでニンニクをシュワシュワさせる。
そのまま食べたいくらいに美味しそうにやけたら玉ねぎとベーコンを入れてよくいためる。
:ベーコンは、鶏だけではさすがに軽すぎるので、ベーコンで補う感じ。。
場合によっては、セロリとか人参とかいれてもいい。
いたまったら白ワインをいれて、強火で煮詰める。
:ワインの旨み要素だけを使う感じだね。甘さ酸っぱさ、香りをね。
鍋底は大分、ガビガビにうまみ成分がこびりついてるから、それをこそぎ落しながら。
白ワインが沸騰している最中にカレー粉も入れる。
:今回は、カレー粉入れてますが、カレー粉を入れるタイミングは、どこでもいいなぁ~。
強く加熱されるタイミングなら。だから、最後はだめだよ。
:普通は、カレー粉よりも、タイムやローズマリーやセイジを使う方がベーシックかな
煮詰まったら水を灌ぐ
蓋をして、弱火でことことお箸でほぐれるくらいまで。
:煮込み料理でいうと煮すぎちゃったくらいな感じまでね。
煮込んだら、塩味をみて冷ます。
途中、味見をする。まだ、ブツブツしてる感じ。
:ぐちゃぐちゃにしたカレーを食べてるみたいだ。
冷ました方がしっとりおちつく。最後に冷やすので、その工程が早く効率よくいく。ぎらぎらしたどろどろしたものを食べたくないでしょ。冷やしながら、強く攪拌することで、
脂が肉と肉の間にはさまって冷えたみたいになる
乳化に近い事が起きている。
鶏の成分とゼラチンと脂がうまく均一に混ざり合ってペースト状におなる。=白っぽくなる。
あれだけコトコト煮込んでるから茶色っぽいものができるはずなんだけれど、白っぽくなる。
作りたくない。と言ってたわりには、語る語る語る
:出来上がりがそっけない割にはいろんな工程があるんだよ
って。
綺麗につめて、ピンクペッパーを飾ってました。
竹串で、こんな風に細かい作業はしています。
単純作業を繰り返し、同じ味を堪能しているあたし
そんなたしを不思議そうに見てるたかシェフ。
ごはんのおかずにもならない。
:でも、おいしいよ。
ごはんのおかずにならなくても、ずっと食べていられるよ。
パーティーとかであったら嬉しいけれど。
確かに、レストランにいっても前菜にちょこっと何かにのっかって出てくる。とか存在感しかないものね。
存在感はないくせに、あたしとたかシェフでバケット1本食べきる。
足りない感じ。
まだまだ食べられる感じ。
たかシェフは、あたしにバケットをくれて、自分はイングリッシュマフィンで食べている。
結構、あとひいて食べ過ぎてしまう。
カレー風味っていうのがあとをひいちゃうのかな。
今度は、スタンダードにタイムとかそんなもので香りづけしたリエットをリクエストしてみた。
リエットって、買うと塩が強いものがおおくて、時にハムをミキサーにかけただけ。っていうような時があるけれど、
おうちで作るリエットっていうのは、
優しい味なんだね。
優しいって言っても、塩味が薄いとかそういうのではなくて、優しい味で。
後を引く。
次の日にお弁当は、まさかの
「リエット弁当」
でした。