マスターコース、実は26期の時に無謀にも申込して、仕組みがよくわかってなかったこともあって、一人で選ばれる気満々でいて、普通に選ばれませんでしたw
初級もまだ行ってない頃です。
今思うと・・・なんですが、当時は、そうだよなー、と思いつつもそれなりにショックで、その後何度か募集がきていたけれど申込が出来ませんでした。
また選ばれなかったら、というのが怖かったんだと思います。
↑それを認めるのも怖くて、日程のせいとか、お金のせいとか、まあ別に今じゃなくてもいいよね、とかめんどくさくなってたりして、考えないようにしてきました。

しかし、上級受けた仲間のゆきちゃんが、35期のマスターに通うことになって、いいなあという気持ちがまた蘇ってきました。
ブログみると何とも楽しそうにしているではないですか!
うらやましいです、私もそれやりたいです~!!!

で、本人的には上級受ける前に申込をしていたパッションテスト養成講座、その時は、マスターコースはいいからこっち受ければいいや、とか、よくわかんない自分への言い聞かせをしていたものの、養成講座最終日の4日目にして、あー、自分のパッションにしたがうとなると、やっぱまずはマスターコース受けるべきだわ、と意図せざるをえなくなり、次に募集がきたら絶対申し込もう、と決めました。

それできた募集が36期です。
決めていたけれど、即決できずに上級でいっしょだったお友達に話したりとかいろいろしながら、やっぱり申し込みました。

その時点で私はもう自力で支払いができる見込みがなくて、選ばれたとしてもどうしたもんか具体的な金策は考えないことにしていました。選ばれなかったら支払いの問題は消えるし、もし選ばれたとしたら、それは行けってことだろうし、もしそれでどうにもならなかったとしたら、・・・どうにもならなかったとしても、きっとそれには意味があって、行き着く所はきっと同じだから、って思うことにして。

チラリと、親に出してもらおうか、とも思ってました。実は結構期待してたんですよ。

それが、なんと7月、娘が推薦で高校入学決めてしまったため、8月中旬までに入学金などを支払わなくてはならなくなっておりました。っていうか、マスター申し込む時点でそれはわかってましたが、両親が娘(孫)の入学金+αをだしてくれて、その時に「私たちもそう余裕があるわけでもないから」といわれてしまって、とても自分のことなんか話せなかった。
その時点ではまだマスターどうなるか結果きていなかったし、言ったら「どうせ」計画性がないとか、もっと堅実にとか、身の程相応に生活しろ、とか言われるんだ。
その、堅実とか身の程とか考えて生きてきたら苦しくてたまらなくなってしまったのに。

しかも、何をとちくるったか、+αで私がもらってたはずの分を、神社ミッション的に娘にぽーんとわけもなく与えてしまいました。バカのきわみです。今でも思い返すと悶たくなるくらい、喉から手が何本もでるくらい欲しかったあのお金ちゃんだったのに_| ̄|○ il||li
因みに娘、その年令にしては結構な金額だったはずでしたが、すでに(主にオンラインでの課金かと思われ)ほとんどを溶かしてしまった模様です。つい先日も、スーパーマリオメーカーが真剣に面白そうですが、WiiU買う金がないらしく、悲しそうでした。知らんがなwww


そうやって、お金へのかつてない執着やら煩悩やらを手放せない自分を確認しつつ、やりたいと思うことは片っ端からやってみたいと思っていたその時期、そうはいっても、あまりに私の遊びの用事ばっかり続くのもまずいかも、と、旦那さんに「月末にアレとかコレとかのイベントにいきたいのだけれど・・・」と、一応相談の体をとってみたんだ。
そしたら、何て言われたかはっきり覚えてないけれど、もともと愛想は良くない人だったけど急に機嫌悪くなって「もうウチもあんまりお金ないし、自分だっていつまで働けるかわかんないし、正直週一休みだと体力的にも厳しいし・・・」とか言い始めた。
あんまり金のこととか言わない人だったし、めったにイライラとしゃべったりすることはなかったのでかなりびっくりしました。何か(勝手に)追いつめられてる香りもしてました。私にはないおおらかさはある人ですが、基本「がんばる教」の人でもあります。

期待にこたえなくていい、安心させなくてもいい、とか日頃心がけている私でしたが、別にわざと傷つけたいと思ってるわけでもないのです。
来年の娘の学費納入が相当気になっていたようだったので、それは多分私の実家がまだ生きてれば出してくれると思う、ということは伝えてみた。

が、そうじゃない、それはそれでいいんだけど、私はまだ言ってないことがあるじゃないか、いつか言わなきゃいけない、だって、私はこれがやりたいんだ、今まで黙って決めてあとで何となく報告してる感じだったけど、今度はそうはいかない、って、その時、今言わないといけないという気持ちになって、マスターコースのことを打ち明けた。

去年までずっと家庭のこと、主に育児のことでは苦しい思いがあって、そのことで心の調子崩してひどいことをいったりやったりしてしまったけれど、心のお勉強をして、私はとてもラクになれた。あまり信じてもらえないかもしれないけれど、そのことで以前よりもだいぶ私は温厚になったと思うし、怒ったり怒鳴ったりすることもあまりなくなったと思う。子供のことも問題だと思わなくなった。もし、昔の自分みたいな人がいて、私の体験をお話ししたりすることができればいいなって思ってるし、今までの私を見ててお前なんかが・・・って思われるかもしれないけれど、カウンセラーのようなことを仕事としてやっていきたいんだ。それは別に資格をとってどうこういうものではないんだけれど、きちんと勉強しておきたいし、自分に向き合うこともしておきたい。うすうす気付いてたとは思うけど、初級とか上級とか、日帰りのセミナーは何度かだまって受けてきたけど、合宿もあるマスターコースっていうのに申込したんだ。抽選だからえらばれるかどうかわかんないけど、もし選ばれたら45万現金ではらわなきゃいけない。もし支払いできなければ辞退はできるだろうけど、次はいつチャンスがくるかもわからない。なかなか言えなかったけど、私はこれをやりたいと思ってる。選ばれるかどうかはほんとうにわからないけど、もし選ばれたらお金を貸して欲しい・・・

貸して、というのは、娘の学資保険の契約者貸付をつかわせてくれ、って意味。
実際支払って貯めてるのは旦那ですが、娘の学費に使おうと思ってる金をよこせとか、超毒母です。毒嫁です。

・・・まあ、もっともその前に私の両親から入学金分はもらってるから、結局お金って、使うべきところで使わなければこういう、どうでもいいこと(?)に消えていくようにできてる、ってことでもあるのかも。
今思えば、入学金分なんか学資保険の貸付からとっとと支払って、私が両親からその分のお金もらってればすべて丸く収まってたようにも思う。チッ、失敗したかなw なんかその時はゲスくなれなかったんだなあ・・・

「・・・それはやれば儲かるものなの?」

それはやり方次第でわかんない。売れてる人は何千万とか儲けてるし、稼げない人はそれこそ月何万とかいう人もいるみたいだし。やってみないとわからないし、もしかしたらそれじゃどうにもならないかもしれない。でも、私はどうしてもやりたいの。


その時はもう、涙が止まらなくて、わんわん泣きながらそんなようなことを言いました。

私は旦那のことはとても好きで結婚しましたが、どういうわけか最初から、あまり自分がやりたいと思うようなことがあまり言い出せなくて、飲み込んだりガマンしたりすることが多かった。
言って嫌われたくない、と思ったのか、言い難い雰囲気があったのか、おそらくその両方だけど、とにかく、自然に普通に話すのが難しいと感じていた。
以前は、それでも、それほど大きなことというのはなくて、まあどっちでもいいようなこととか、お金もそんなにかからないようなこととか、そんなことだったからごまかせてきたんだろうけれど、どうも去年、子の不登校をきっかけに現状とか自分とか変えようと思ってやってきた頃から、今までは言いにくいからガマンしたり諦めたりしてきたことをやらざるをえなくなり、当然言わなきゃいけない機会も増えてきて、まあ、いろいろできるようになったのは楽しかったけど、旦那に説明しなきゃ、とか、帰りが遅くなることとか、それを思うとちょっと楽しみきれなかったり、ということが多くなってきた。
頭では、これじゃちょっと違うよな、って思っていたけれど、なんか怖くて言えなかったんだ。

反対はされないと、頭ではわかっていても、でも彼としては本当はおもしろくなく思ってるんじゃないか、とか、そういう気持ちは消せなかった。

だけど、もし、本当に私がカウンセラー的なものになるのだったら、自分のパートナーに自分がやりたいこと一つ言えなくてどうする? そんなんで他人様に何かアドバイスできるんだろうか。もし私が私に助言を求めたとしたら、一体なんて答えるんだ自分よ!

金はないって言われたから、妥協策を提案した。
「じゃあ金が問題だったら、たとえば私がまたアルバイトを週に何度かやるとして、そうすればあなたの負担は減るかな。」

だったら、まあ・・・みたいな感じだったので、もしお金のことだけが問題だったら、私も何とか頑張ろうと思う。とにかく私はやってみたい。これからはあんまりイベントとか予定も入れないようにしようと思ってるし、断れるものは今からでも諦める、って言った所、別にやりたいことはやればいいじゃんよ、と、やっぱイライラしながらではあったけれど、そう言ってくれた。

やりたいことはやっていいってさ( ;∀;)

そりゃそうだよね、別に私たち夫婦はそこまで憎しみ合ってるわけでは多分ないんだ、妻がやりたいことがあるのをやらせてあげられない、ってのは夫としてそんなに心地よいものではないよね。家族がやりたいことがあったら、一家の主としてはできるだけ叶えてあげたいと思うよね。
頭ではわかってる。私が勝手に、私なんかが好きなことするなんておこがましい、とか変換してしまってるだけなんだ。誰もそんなこと思ってないし(多分)、もしチラリと思われていたとしても、頭ごなしに反対されたこともないんだよね。
つまり、そういうことなんだよね。

とくに収まりどころはないままに、しかし反対もされないままに何となく話が終わって、旦那はそそくさとどっかにでかけてしまい、私はそれを語るのに全力使い果たした感じで、しばらくは泣き続けていました。
何かビミョーに気まずい雰囲気にはなったけど、やっと言えた、という達成感はありました。
もう、これが言えたからマスター選ばれても、選ばれなくても、私は一つ成し遂げた、って思いました。



そして、約2時間後にマスターコース選考の結果のメールが届きました。


「あのさー、昼前に話したことなんだけどね、選ばれてしまったよ。金貸して欲しい(`・ω・´)
必ず返すから。今からバイトで雇ってもらえるか聞きにいってくるから・・・」

ってことで、そこから郵便局行って委任状の用紙もらい、急ぎ帰ってきて旦那に書いてもらって金借りに行き、その足で先月までやってたバイト先に行って、雇ってもらえないかを打診してまいりました。
あれだけやめるとき嬉しかったアルバイト、別に仕事は嫌いじゃないし、メンバーもいい人ばかりなんだけど、ちょっと体的にきついのとか、時間帯的に、その時間働くことにしてしまうと実質午前中しか使えなくていろいろ慌ただしい、っていうのがややストレスで、金のためとはいえ、もうやらんでいいかなあと考えていたあの日からまだ半月たたずにこういうことにOrz.


でも、いいんだ、好きなことのためだったらやりたくないことでもできる気がしました。
ああそうか、別に私は金のためにバイトに戻るんじゃなくて、やりたいことをやるためにバイトするんだよなあ。だったらがんばれるかも、という気がしました。
マスター選ばれてテンション上がってるので、何かそんな気もしましたが、これ、結局9月に入ってからやっぱり、忙しくなるのやだ~、やりたくない~~、と、泣き言を言ってかなりドツボにはまり、立ち直るのに1週間以上かかったりはいたしました。やっとその辺りで諦めの境地に入ることが出来たかな(ニガワラ) まあ、それはそれで・・・そういうこともあるよ、にんげんだもの。

1ヶ月前と今と、別にそれほど大きな変化はないんだけれど、マスター行く前に、一つ私の中の「怖くてできなかったこと」に立ち向かうことができたというのは、きっと必要なことだったし、よかったんだ。これが言えたので、マスター行けても行けなくても十分だ、と心から思ったものです。
宿題を終わらせることはきっと出来たんだ。

ちなみに、

意図する(インテンション)→注意を注ぐ(アテンション※アクションも含む)→手放す(ノーテンション)

という、パッションテストの公式がありますが、まさにそのとおりになりました。
ま、一時の感情でバイトやるとか言ってしまったせいで、忙しくなってしまってパッションテストのワークショップやる日程がとれなくなって首絞めてる気もしなくはないですが、まあ、しょうがないねw
というか、何かうまくやる方法はでてくるはずです。大丈夫、どんな時でも、自分が気分よく過ごせばいいだけのこと。
やりたいことできてるよ、幸せだよ。

この辺のことって、多分未来からみたら、笑い話になるんだろうね。