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『プライマリーバランス黒字化というという毒針(後篇)①』三橋貴明 AJER2017.7.25

https://youtu.be/5G_x11KDpKE
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 時局 2017年 09 月号 に、連載「三橋貴明の経世論 第6回 デフレーションはなぜ起きる?(後編)」が掲載されました。


 北朝鮮情勢が、再び緊迫化してきました


北朝鮮、グアム沖に4発発射「検討中」 広島など日本上空通過も予
http://www.sankei.com/world/news/170810/wor1708100007-n1.html
 米領グアム周辺へのミサイル発射に言及している北朝鮮は9日、戦略軍司令官の談話として、グアム沖30~40キロ沖に新型中距離弾道ミサイル「火星12」を4発同時に発射する作戦案を「検討している」と警告した。
 朝鮮中央通信が10日伝えた。発射された場合、島根、広島、高知3県の日本上空を通過するとしており、日米同盟への挑戦姿勢をあらわにした。』


 8月9日、国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、中距離弾道ミサイル4発を米領グアムに向け発射する計画を8月中旬までにまとめ、金正恩に提示。実行に移すかどうか、金正恩の判断を待つ方針であることを報じました。


 KCNAによると、発射予定のミサイルは、
「朝鮮人民軍が発射する『火星12』は日本の島根県、広島県、高知県の上空を通過する」
「1065秒で3356.7キロ飛行し、グアム沖30─40キロの海域に着弾する」
 とのことでございます。


 また、同日、北朝鮮の報道官は、「日本列島を瞬時に焦土化できる」と警告する声明を発表。8月4日に、小野寺防衛大臣が「敵基地反撃能力の保有」の検討をほのめかしたことに対し、名指しで、
「我が国への先制攻撃を正当化するための口実を確保すること」
「無知で狡猾で軽薄」
 と強い口調でののしりました。


 日本列島を瞬時に焦土化とは、一体全体、いかなる魔法を使うのか、といった皮肉はともかく、現実に「敵国」が国土を「焦土化」すると脅しをかけているのが、現在の日本国および日本国民が置かれている状況なのです。


 国土を焦土化すると叫んで切る狂国に対し、安倍総理大臣はどのように「国民の安全に万全を期す」おつもりなのでしょうか


 もちろん、我が国の同盟国であるアメリカもまた、北朝鮮に対し、強い姿勢を示しています。トランプ大統領の警告に続き、マティス国防長官が8月9日、
「北朝鮮は孤立をやめ、核兵器の追求を放棄することを選ぶ必要がある」
「北朝鮮は体制の終焉、および自国民の破滅につながるようないかなる行動の検討もやめる必要がある」
 と、発言。

                                    


 北朝鮮危機の深刻化を受け、マスコミではまたぞろ「アメリカが~」「中国が~」「ロシアが~」「韓国が~」という、タコクガーな論評が始まるのでしょう


 もちろん、アメリカという同盟国と共同して動くという姿勢は大事ですが、日本政府が日本国民のために「万全を期す」ならば、まずは「我が国は」という言葉で議論を始めなければならないはずです


 そういう意味で、小野寺防衛大臣の
「(自衛隊は)敵基地反撃能力の保有を検討するべき」(8月4日)
 という発言は、まさに「我が国はどうするべきなのか?」という話であり、「万全を期す」への第一歩と言えます。


 それに対し、北朝鮮側が小野寺大臣を名指しで批判し、「日本列島を焦土化」などと狂ったことを言いだしているわけで、これを受け、
「小野寺大臣の敵基地反撃能力に関する発言が、北朝鮮を怒らせたのだ! 敵基地反撃能力の保有など、議論もまかりならん!」
 といった論調でマスコミが騒ぎ、議論すら封じられるというのが、これまでの日本のパターンでした


 真っ当な国であれば、とっくに日本は核武装に向かい始めなければならない段階です。


 この期に及び、情報戦で政治家が口を封じられ、敵基地反撃能力の保有に踏み出せないならば、北朝鮮がミサイルを撃とうが撃つまいが、いずれにせよ我が国は「亡国」に追い込まれることになります。


 北朝鮮が何を言おうが、決して敵基地反撃能力保有の議論を封じられてはなりません。それは、日本国民にとって「亡国」そのものに繋がるのです。


「敵基地反撃能力の保有を!」に、ご賛同下さった方は、↓このリンクをクリックを!

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