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『都知事選を振り返って(前編)①』三橋貴明 AJER2014.2.11(5)
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まずは、以下の動画をご覧いただいて・・・。
1/2【桜プロジェクト】東京都知事選スペシャル[桜H26/2/10]
http://youtu.be/I7hUXVmOPwM
2/2【桜プロジェクト】東京都知事選スペシャル[桜H26/2/10]
http://youtu.be/JlFU5DWXsy8
都知事選の話題は、今回が最後になります。
何か勘違いをしている方が少なくないようなので、書いておきますが、田母神陣営は自民党都連が舛添氏の推薦を決める前(一週間くらい前だったと思います)の時点で、安倍総理大臣に直接、田母神氏出馬の相談をしています。それに対する安倍総理の回答は、
「自民党も(別の人を)立てますよ」
というものでした。
選対本部の皆様に対して、
「自民党の推薦を貰えば勝てた!」
「自民党の推薦を受けられるところを、選対本部が妨害した!」
「安倍総理は田母神氏を推していたが、選対本部のせいで没になった!」
などと、根拠のない誹謗中傷が行われ、広まっているので、わたくが断言しておきます。「自民党の推薦を~」系の情報は全てウソです。
要するに、都知事選に負けた「責任」を選対本部やチャンネル桜、頑張れ日本等に押し付けるアンチ・キャンペーンが展開されているわけです。もちろん、選挙戦の敗北は選対本部の責任だと思いますが、少なくとも選対のメンバーの皆さんや、ボランティア、ポスティング部隊の方々、そしてもちろん田母神先生も、それぞれが死力の限りを尽くしたのは間違いないのです。「選対本部」「一般の支援者」「保守系言論人」の三者の真ん中で全てを見ていたわたくしが言うのですから、間違いありません。
別に、選対本部を批判するな、という話ではありません。上記の、
「自民党の推薦を受けられるところを、選対本部が妨害した!」
といったデマに騙されないで下さい、という話です。
上記以外にも、様々なアンチ・キャンペーンが展開されることになるでしょう。国政選挙に敗北した経験を持つ者として確信します。お気を付けください。
というわけで、わたくしを含めた田母神陣営が絶対に、決定的に、心底まで反省し、理解しなければならない点。
それは、
「適当に入れた一票」
と、
「真剣に入れた一票」
が同じ価値を持つという、残酷な真実です。
上記、桜プロジェクトでも語ったエピソードをご紹介致しましょう。
選挙期間中、わたくしは車で動いていたわけですが、渋谷の街頭演説の前に渋滞にはまりました。偶々、わたくしの目の前にドクター中松候補の選挙カーが走っており、わたくしは延々と、
「○○の発明者、ドクター中松」
「○○に日本を託された、ドクター中松」
「アメリカの○○を受賞した、ドクター中松」
「エネルギー問題を○○で解決する、ドクター中松」
という例のスローガンを聞かされることになったわけです。
すると、そのうち「ドクター中松さんに入れてもいいかな」という気分になってきたのです、恐ろしいことに。
上記の類の「ノリ」で投じられた一票と、田母神先生の街頭演説に集まって下さった「真剣に日本のことを考え、田母神候補を応援していた人」が投じた一票は、同じ価値なのです。これが、民主主義です。
さて、すでにご理解頂いたでしょう。保守活動と選挙運動は違います。保守活動は「支持者」に語り、選挙運動は「有権者」に語りかけなければなりません。さらに、三輪さんが語っているように、保守活動に時間的制限はありませんが、選挙運動にはタイムリミットがあります。
水島さんが、
「保守活動は映画、選挙運動はテレビ」
と、巧い比喩を使っていましたが、「お金を払ってまで見に来てくれる」お客さんを相手にする映画と、「特に何の気もない」視聴者を相手にするテレビとでは、コンテンツ、プロモーションがまるで違うわけです。
無論、田母神陣営も上記に選挙戦中盤で気がついており、選対本部長の指示により、わたくし共で修正しようと頑張ったのですが、結局、巧くいかなかったように思えます。(間に合いませんでした)
なぜ、このような内輪的なことを話しているかといえば、「次の選挙運動」までに、皆さんにも「保守活動と選挙運動の違い」を知っておいて頂く必要があると考えたためです。何度か書きましたが、選挙運動において弁士が、
「靖国が~、英霊が~」
という話をして、集まった聴衆が「そうだっ!」「その通りっ!」「いいぞっ!」などとやると、聴衆の「外」にいるノンポリのマジョリティは引きます。つまり、候補に票を投じてくれません。(上記はあくまで「選挙運動」の話をしているわけであり、「保守活動」ならば別に構わないと思います)
逆に、候補が電車で移動し、偶々その車両に乗っており、候補と握手した人は、それだけで「一票」を投じる可能性が高いわけです。
上記をご理解頂いた上で、皆様にもわたくし達と共に「選挙運動のスタイル」を考えて欲しいのです。何となく、「次」の機会はそう遠くないように思えますもので(根拠なし!)。
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