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「アメリカ、中国、そして日本経済はこうなる(日下公人・三橋貴明)」ワック社 発売開始!



 昨日、飛行機から降りたら異様に明るかったので、まだ四時くらいかと妙な感覚を覚え、時間を見たら午後6時半でした。東京の6時半は真っ暗な気が・・・・
 いやあ、日本って、広いです(縦に)。


◇本日(10日 土曜日)沖縄で街頭演説会を開催します。
  10時10分 ジャスコ小禄店前
  11時  久茂地交差点  
  13時  ジュンク堂書店前 
  14時  サンエーメインプレス前 
  16時  沖縄市一番街前 
  17時30分 パレットくもじ前
 沖縄の皆様、奮ってご参加下さい


4月16日(金) 大阪に行きます!
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 日時:4/16(金)14:30~16:00
  (14:00開場。1時間講演、休憩10分、残り時間で質疑応答の予定
 講演題目:『マスコミに騙されてはいけない!日本経済の真の実力』
      ~日本国家は借金まみれで未来がないと思ってる方は必見です!
 場所:大阪産業創造館(堺筋本町の少し東) 4階 イベントホール
   会場地図↓
   http://www.sansokan.jp/map/  
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  翌日17日は、大阪で街頭演説会を予定しています(多分、午前のみ)。詳細はまた。


 人気ブログランキングのポイントが減っており、「ぬぬぬ・・・」とか思っていますが、どうも政治ネタが続くとポイントが減る傾向があるようですね。もしかして、皆さん「経済」の方がお好き?
 と言いつつ政治ネタから。


 実は、MPJの役割の一つに「国想う在野議員の会」(当初は違う名前でした)に属している先生方に、ポータルとして利用してもらうことがありました。MPJの左下に「在野議員の方々のブログ」というものがあるのは、実はそのためなのです。(そろそろバナーを「国想う在野議員の会」に変えます) あ、他の皆様のブログも追加する必要がありますね(お願いします、I様!)。


 何しろ、落選されてしまわれた方々がメディアに露出する機会は本当に減ってしまいます。そのため、皆様のための広報用メディアとしても、MPJをご活用頂きましょう、と、当初からすぎやま先生や西村編集長と話していたわけです。


 興味深い映像コンテンツをご提供頂ければ、メインコンテンツに掲載することも可能です。


 などと書いていると、改めて「MPJって、メディアだよなあ・・・・」と、思ったりします。現在は試行錯誤段階ですが、今後はこの種のメディア(中立公正とか意味不明なことを言わずに、立場を明らかにしたメディア)が増えていくことになるでしょうね。


 結局のところ、「顧客ニーズを満たせるかどうか」と考えると、話はシンプルになるわけです。中立公正のふりをした、偏向ブロードキャスト方式のメディアが、今後は顧客ニーズを満たしていけるのか。どうでしょうかね。


 三橋は、現在という時代を「グローバル・インバランス解消」の時代であると位置付けています。
 すなわち、アメリカの家計の負債増加人民元安、そしてユーロという、グローバル・インバランス拡大に貢献した三つの要素全てが、今後はこれまでと同じ形では成り立たないと考えているわけです。


 実際、アメリカの家計の負債増加は頭打ちになり、最新データ(09年12月末時点)でも縮小を続けています。要するにアメリカの家計が借金返済をしているわけですが、これは凄いことです。アメリカの家計の負債縮小は08年第4四半期(要はリーマンショック直後)に始まりましたが、これで五四半期連続です。(沖縄で書いているので、グラフをアーカイブできません。そのうちに載せます)


 残りの二つ。まずはユーロ。というか、ユーロという仕組みに甘えた結果、財政収支や経常収支がとんでもない赤字に陥ってしまったギリシャの運命は。


ギリシャ国債保証コストが最高-「ポーカー」演じるEUに手札公開迫る
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=apSp6nwPGyAc
 ギリシャ国債の保証コストが過去最高を更新、国債利回りも急上昇している。同国の資金調達能力への懸念の高まりで、欧州連合(EU)はギリシャ救済を余儀なくされる可能性がある。
 エボリューション・セキュリティーズのクレジットストラテジー責任者、ゲーリー・ジェンキンス氏は、EUと市場との「ポーカーゲーム」は、そろそろ市場がEUに「手札を見せることを求める段階にきているようだ」とした上で、「市場金利をギリシャが払いきれないと見なされれば、市場がギリシャに資金を出さなくなる可能性は高まる」と話した。
 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)でギリシャ債を保証するコストは過去最高となり、CMAデータビジョンによると466ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達した。2日は347bpだった。ギリシャ10年債とドイツ国債のスプレッド(利回り格差)も439bpに拡大し1999年のユーロ導入以来で最大。(後略) 』


ギリシャは融資要請不可避か、EUの口先支援奏功せず-エコノミスト
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aPWog7vwLF.Q
 ギリシャの債務問題をめぐり、欧州連合(EU)が同国支援で合意を発表したものの、ギリシャの借り入れコストは上昇を続けている。仏アクサ・グループやノムラ・インターナショナルのエコノミストらはギリシャがEUへの支援要請を余儀なくされるとみている。
 8日の金融市場でギリシャ国債は7日続落。同国10年債とドイツ国債とのスプレッド(利回り格差)は1999年のユーロ導入以来の最大を更新した。ギリシャ政府は5月末までに116億ユーロを調達する必要がある。(後略)』


 EUやユーロ圏の首脳たちがどれだけ口先支援を実施しようが、市場は全く信用していないということですね。


 ギリシャ政府は「共通通貨建てで、外国から借りたお金」の返済に苦しんでいるわけですが、これはもしかして外貨建て負債よりも危険なのではないかと、最近思い始めました。外貨建ての負債の場合、少なくとも政府は自国通貨を発行し(実際は中央銀行だけど)、外貨に両替して返済するというプランは持ちうるわけです(通貨安になり、ますます苦しくなりますが)。

 ところが、ギリシャの場合は自国の都合でユーロを刷ることができないために、この「両替する」という「しのぎ方」すら不可能なのです。
 共通通貨建てのデフォルト危機というのは、史上初めてですから、今後は様々な新しいことが見えてきそうな予感です。


中国、為替政策の変更発表に極めて近い、数日内にも-NYT
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aAcfAVnunkRA
 中国政府は為替政策に関する変更の発表に「極めて近い」状態にあり、数日内に発表がある見込みだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が8日、中国政府内でまとまりつつある意見について知る複数の関係者の話を基に伝えた。関係者らは匿名を条件に述べたという。
 同紙によると、強くかつ柔軟性の高い人民元を求める中国人民銀行(中央銀行)の意見が中国指導部の中で大多数の支持を得たもよう。中国は小幅ながら直ちに人民元相場を上昇させるとともに、その後のより大きな変動幅を容認する見込みだという。
 ガイトナー米財務長官は8日に北京で、中国の王岐山副首相と会談する。 』


 いよいよ、最後の一つ、人民元の問題が切迫して参りました。


 要するに中国は胡錦濤訪米までに決着をつけたいのでしょうが、一応、アメリカも端から喧嘩腰になっているわけではありません。財務省の為替操作国認定の発表も、本来であれば胡錦濤訪米の翌日という凄いタイミングだったのですが、三か月程度延期されました。


 しかし、政府支出以外に国内経済成長の支え手が事実上、存在しない中国が、ここで人民元高を呑まされるのは、きっついでしょうね。人民元高、上海万博と、バブル崩壊の切っ掛けになりそうなイベントが重なってしまうわけです。しかも、肝心のアメリカは「輸出倍増!」とか言っているし。


 というわけで、最近はチラホラと兆候が見え始めていますが、中国は例により日本に接近してくるんではないでしょうかね

 もっとも、接近された方が、その意味をきちんと理解するかどうかは分かりませんが
 
 さて、沖縄の天候は晴れ。熱い、暑い一日が始まります。


中国が接近してきても、現政権はもともと媚中なわけだから、意味がわからないだろう、などと意地悪なことを思ってしまった方は、

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