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 英誌エコノミストの調査部門であるEIUなどが世界140カ国を対象に調査した2008年の「平和度指数(GPI:Global Peace Index)」の順位が発表されました。

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_07.html#GPI08Rank

 ニュージーランドと日本を除くと、上位に来ているのは欧州諸国ばかりですね。別に欧州に平和な国々が多いことを否定する気はないのですが、1位がよりにもよって、通貨危機に直面しているアイスランドなのには、さすがに苦笑を堪え切れません。
 まあ、それはそれとして、日本と近隣諸国の順位を並べると、
5位 日本
32位 韓国
67位 中国
97位 アメリカ
131位 ロシア
133位 北朝鮮

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_07.html#GPI08Asia

 いやあ、こんな「戦争国家」ばかりに囲まれていると、日本の5位が燦然と輝いて見えますね。GPI上位国、つまり平和国家の逆は、当然ながら「戦争国家」でいいんですよね、朝日新聞さん。日本は「韓国」「中国」「ロシア」「アメリカ」「北朝鮮」などの「戦争国家」に囲まれながら、懸命に平和国家としての地位を保っているわけです。健気ですね。
 ちなみに、エコノミスト誌の原文を読むと、日本については主に下記の点が論評されています。
■ 2008年の日本の平和指数は、2007年と変わらず5位
■ 隣接している中国と北朝鮮との関係は、昨年よりも緊張している
■ 日本が高評価なのは、「世界で最も低い」凶悪犯罪の発生率と、高い治安に因る
■ 日本における人権の尊重は最高評価、さらに厳しい法律で火器の保有を厳禁している
■ 政治的には混乱した(主に安倍首相の辞任について。)
■ 軍事予算の対GDPは低レベルだが、予算の絶対額自体は大きい(注:GDPがでかいので、当たり前)

 平和指数が世界第五位で、世界で最も犯罪が少なく、治安が高く、人権が尊重されている国。それが日本なわけです。しかもG8国、アジアの一国、人口5000万人以上の人口大国としては、ぶっちぎりのトップです。この調査結果を見て、日本が「世界で最も平和な大国」であることを否定する人は、文章の読めない可哀想な人認定です。それに、

 とりあえず人権尊重が最高評価なんだから、「人権擁護法案」などいらないよね。どうせ同和と在日朝鮮人・韓国人に特権を与えるための法律なんだし。
 とりあえず人権尊重が最高評価なんだから、「人権擁護法案」などいらないよね。どうせ同和と在日朝鮮人・韓国人に特権を与えるための法律なんだし。
 とりあえず人権尊重が最高評価なんだから、「人権擁護法案」などいらないよね。どうせ同和と在日朝鮮人・韓国人に特権を与えるための法律なんだし。

 ・・・失礼。強調するために三回言ってみました。
 しかし、この調査結果は古賀や太田が推進する「人権擁護法案」の検討に際し、大きなインパクトを与えずにはいられないでしょう。何しろ日本は「人権尊重が最高評価」な国なのですから。
 さて、このニュース、日本の各誌がどのように報道したか。比較すると大変興味深いです。
 まずは読売新聞から。

『日本の「平和度」世界5位、中国は67位…英誌調査
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080520-OYT1T00893.htm
【ロンドン=本間圭一】英誌エコノミストの調査部門EIUなどが世界140か国を対象に調査した2008年の「平和度指数」が20日、発表された。
 日本は昨年同様、主要8か国(G8)で最高の5位にランクされた。1位はアイスランド、最下位は2年連続でイラクで、北京五輪を開く中国は、国防費の急増に加え、チベットにおける政情不安などが響き、7位下げて67位となった。
 同指数は、武器売買の実態や近隣諸国との関係、国内の犯罪状況など24項目を考慮し、平和実現の程度を数値化したもので、今年で2回目。
 EIUによると、日本は、防衛費の対国内総生産(GDP)比や犯罪率が他国より低い点が評価された。G8では、米国は97位(昨年96位)、ロシアは131位(同118位)、英国は昨年同様、49位だった。
 また、2位はデンマーク、3位はノルウェーで、上位20か国のうち16か国が欧州勢だった。』

 う~ん・・・。普通すぎてつまらないですね。続いて、日本を代表する「非」メディアの朝日新聞。

『日本は世界で5番目に平和 最下位はイラク
http://www.asahi.com/international/update/0522/TKY200805220055.html
【ロンドン=大野博人】世界の中で、日本は5番目に平和な国――。英国の調査会社がまとめた世界平和指数(GPI)で、日本は140カ国・地域の中でかなり高い評価を得て、G8の中で唯一ベスト10入りした。1位はアイスランド、中国67位、米国97位で、最下位はイラクだった。 英誌エコノミストと同じグループのエコノミスト・インテリジェンス・ユニットが20日に発表した。軍事費や近隣国との関係、人権状況など、単に戦争をしているかどうかだけではなく、平和な社会の実現に必要な24分野の指標を設定して割り出したという。昨年、121カ国を対象にしたのが最初で今年は2回目。
 日本は犯罪やテロの懸念、人権尊重など多くの分野で最高の評価だったが、近隣国との関係や軍備能力の高さなどが平和度にはマイナスと見られたようだ。
 ランキング高位には北欧諸国が目立つ。G8の中ではロシアが最下位とされた。』

 -近隣国との関係や軍備能力の高さなどが平和度にはマイナスと見られたようだ。
 
 ということは近隣の「戦争国家」である中国と北朝鮮が無ければ、日本の平和度は更に向上するわけですね。それでは朝日新聞は「戦争国家」中国が軍事力を削減するよう、キャンペーンでも展開して下さい。
 最後に面白ネタということで、韓国は朝鮮日報。わたしは個人的には朝鮮日報の事を、朝日新聞の数千倍位はまともなメディアであると評価しているのですが、日本が絡む、あるいは日本が高評価なソースになると、やはり全然ダメですねぇ。

『平和指数:韓国32位、米国は97位=EIU
http://www.chosunonline.com/article/20080521000020
イギリスの経済誌エコノミストが運営する国際競争力についての分析機関「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」が20日、経済平和研究所と共同でウェブサイトに発表した「世界平和指数(GPI)」によると、韓国の平和指数は140カ国中32位で、イギリス、フランスと並ぶ「高レベル」であることが分かった。韓国は昨年も121カ国中32位となっている。
 GPIはオーストラリアの実業家スティーブ・キレリー氏が考案したもので、対外関係、兵器の販売実績、軍隊の海外派兵、犯罪者収監率、テロの危険性など24項目について分析し、各国がどれだけ平和であるかを数値化したものだ。
 今年で2回目の発表となったGPIは、国力とは関係ない。超大国の米国は、軍事費の支出や犯罪者収監率が高いために97位となり、またロシアはチェチェンの独立問題があるため131位、中国は67位となっている。
 一方、ロシア、中国とともに「BRICs」と呼ばれるインドとブラジルも、GPIは「低レベル」となった。』

 あれ? アジア最高位、G8諸国の最高位、人口5000万人以上の国で最高位の平和国家と評価された、某国の順位は?
 こういう報道をすると、また日本のネットで嘲笑の嵐を浴びちゃいますよ。折角、日本関連以外の報道は高評価なのだから、客観的な日本の評価くらい普通に報道すればいいと思いますが。

追記:来週月曜日(5/26)に楽しい(凄い)発表が二つあります。乞うご期待!

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