毎日変態新聞の「開かれた新聞」委員会の調査結果が発表されました。
 いつソースを消されるか分からないので、すでにホームページの方にアーカイブ済みです。永久に掲載し続けるので、安心してソースを消してください、毎日変態新聞。

http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_09.html#Owabi080720

英文サイト出直します 経緯を報告しおわびします
http://www.mainichi.co.jp/home.html
 毎日新聞社は英文サイト「毎日デイリーニューズ」上のコラム「WaiWai」に、極めて不適切な記事を掲載し続けていました。内部調査の結果を22、23面で報告します。日本についての誤った情報、品性を欠く性的な話題など国内外に発信すべきではない記事が長期にわたり、ほとんどチェックなしで掲載されていました。多くの方々にご迷惑をおかけしたこと、毎日新聞への信頼を裏切ったことを深くおわびいたします。監督責任を問い、総合メディア事業局長だった渡辺良行常務らを20日付で追加処分しました。
 皆様からいただいた多くのご批判、ご意見や内部調査で分かった問題点、有識者による「開かれた新聞」委員会の指摘を踏まえて再発防止のために次の措置を講じることにしました。
 8月1日付で「毎日デイリーニューズ」を新体制に組み替え、新編集長の下で9月1日からニュース中心のサイトに刷新します。新たに社説や「時代の風」など著名人による評論を翻訳して掲載し、海外の日本理解を深めるべく努めます。同時に西川恵専門編集委員を中心にベテラン国際記者らによるアドバイザリーグループを新設し、企画や記事の内容をチェックする体制をとります。
 今回の問題で失われた信頼を取り戻し、日本の情報を的確に海外に発信する英文サイトを再建するため、全力を尽くす決意です。』

 毎日変態新聞の英語版コラムWaiWaiに、常軌を逸した記事が長年掲載されていた一件に関し問題の検証や分析が行われたわけですが、この調査結果自体は評価されていいと思います。但し、その結果を受けた対応については全く論外で、結局、毎日変態新聞に存在価値がない事を、自ら公言しただけに終わりました。
 わたしは毎日変態新聞が、今回の事態を切り抜ける事は可能だと考えていました。調査結果発表前に、毎日関係者に見られるのは嫌なので書きませんでしたが、そのスキームは以下になります。

(1) 今回の責任者である(社長に昇格したばかりの)朝比奈が辞任し、直接的な関係者(記者、デスクなど)を全て懲戒免職とする。これにより、WaiWaiを管轄していたデジタルメディアの総責任者であった朝比奈を、よりにもよって社長に昇格させた大チョンボに対する免罪符を手に入れることができます。
(2) 日本人、日本女性を貶める全ての記事について自らの紙面で公開し、日本国民に対し自分たちの愚行ありのままを告白する。その上で、世界中にばら撒かれた捏造情報の回収に努め、その状況を大々的に公開する。また、当然ながら全ての捏造情報に対する訂正記事を、英語で世界に発信する。
(3) 6月27日の『「WaiWai」問題で処分』において、抗議者を恫喝した件↓について謝罪する。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_09.html#Doukatsu
(4) ネットに対し、今回の捏造報道が発覚する機会を与えてくれた事を、感謝する。

 実際の毎日変態新聞の対応といえば、
(1)朝比奈は辞任せず、二人を追加処分(役員報酬20%返上、一ヶ月)し、蜥蜴の尻尾切り
(2)『おことわり
 「WaiWai」の掲載内容については、事実関係が不確かなうえ、読者に不快感を与えるだけでなく、雑誌発行元の出版社や記事中の関係者にご迷惑をお掛けすることになるので、詳細な説明は控えさせていただきます。
と、「読者の不快感」にかこつけ、自分たちがどんな記事を配信していたか、表ざたになる事を回避し、隠蔽。
 その上、報告書を隅から隅まで読んでも「訂正記事を発信する」という言葉がない。
『過去の記事を転載しているサイトなどが判明すれば、事情を説明し、訂正や削除の要請を続けていきたいと思います』
とはありますが、どうせメール一本打って終わりにするに決まっています。違うというのなら、上に書いたように情報の回収状況について公開しましょう。
(3)「開かれた新聞」委員の吉永みちこ氏に
『また、処分を発表し経過報告を掲載した時に、「明らかな違法行為には法的措置を取る」と加えたのも、理解しがたい。まず謝罪すべき段階に、自分も被害者だと言ってしまうのでは納得を得られない。
と突っ込まれても、この件はひたすらスルー。
(4)そして同じく「開かれた新聞」委員の柳田邦夫氏に、
『ただ、失敗に対する攻撃が、ネット・アジテーションによる暴動にも似た様相を呈しているのは、匿名ネット社会の暗部がただごとではなくなっていると恐怖を感じる。
 などと、持論である「ネット君臨」の援護射撃をさせるというものでした。
 特に(3)については「文句言ったら、訴えるぞ」というヤクザの恫喝そのままで、毎日変態新聞がもはや報道機関ではなく、情報テロリストである事を自ら宣言したに等しいと思います。
 ところで、柳田邦夫氏はネットが無ければ今回の問題は永久に表ざたにならず、毎日新聞は反日記事を垂れ流し続けていた件についてどう考えているのでしょう。柳田氏が何の職に就いているかは存じませんが、きっと想像力なんて不要なご職業なんでしょうね。
 
 日本人に対する無差別な攻撃を実行したに等しい、情報テロリスト毎日変態新聞の運命は、この調査報告で決まったようなものです。今や焦点は、今後、他の日本のメディアがこの問題をどのように扱うかに移ったと言ってもいいでしょう。船場吉兆やら不二家やらをあれほど無残に追い詰めた日本メディアのことですから、明らかに情報テロを実施した毎日変態新聞に対しても、容赦なき追求を行ってくれると期待しています。
 はっきり言って、ここで毎日変態新聞をスケープゴートにして自浄能力がある事を示す以外に、日本メディアが信頼を回復する道は無いですよ、本当に。
 日本のメディアの最大の問題点は、自分たちが発する情報が「商品」であるという感覚が欠落していることです。そういう意味で、上に書いた「毎日変態新聞には存在価値はない」は間違っていますね。
 毎日変態新聞には一つ大事な役目が残されています。それは捏造記事、つまり商品としての情報に瑕疵があり、それを放置したことが原因で倒産することです。
 期待しています、毎日変態新聞さん。

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