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 ようやくのことでアメリカ経済本が校了しました~っ! ああ、しんどかった・・・。
 現在、監修者さんがチェック中ですが、わたしの方の作業はほぼ終了しました。これまでに書いた本の中で、間違いなく
最も分量が多く、内容が濃い一冊に仕上がりそうです。その分、筆者は死にそうでしたが。
 本の最後に
監修者さんが後書きを書く予定になっており、わたしは自分が校了した後に、ゆっくりと余韻に浸りながら、後書きが書かれるのを待つ予定になっていたのですが、監修者はわたしの校了よりも先に書き上げてこられました。(オノレ・・・)いずれにしても、様々な面で見所満点の一冊になっておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
 本の題名は出版社が決めるのですが、発売日は恐らく八月上旬からお盆前辺りでしょう。 

 さて、本を世に出すという仕事を続けていると、時々読者の方からお手紙を頂きます。これまで筆者にファンレターをくれた最年少は、
何と女子高生。しかも、対象の一冊は、ヤバ韓! いやあ、女子高生がヤバ韓をお読みになるとは想像もつきませんでした。面白い時代になったものです。
 お手紙のみならず、なぜかわたしに本を送って下さる方も多いです。すでに三冊も頂戴してしまいました。
 最近はあまりにも多忙で、読む時間もありませんでしたが、明日からゆっくりと読破したいと思っています。

 ところで、わたしが執筆作業に掛かりきりになっている間に、
アメリカ経済が大変な状況に陥ろうとしています。監修者さんのブログに詳しく出ていましたが、サブプライムローン問題の本家本元と言っても過言ではない、ファニーメイとフレディマックが破綻の危機に直面しているのです。

米政府、ファニーメイとフレディマックの危機対策を検討=関係筋
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGL7362.html
 ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米ブッシュ政権は、米連邦抵当金庫(ファニーメイ)(NYSE:FNM)と米連邦住宅金融抵当金庫(フレディマック)(NYSE:FRE)の株価が大幅に下落し続けるなか、両社の経営が行き詰まった場合の対応策について話し合っている。事情に詳しい筋の3人が明らかにした。
 こうした話し合いは数カ月前から続いており、財務省とその他の金融監督当局が定期的に立案する通常の危機管理計画の一環。ただ最近、両社の財務面への懸念から、話し合いは深刻さを増している。「米国の住宅市場を機能させるためには、両社を安定させることが不可欠」と同筋は指摘している。
 同筋によると米政府は、両社が破たんすると予想しているわけではなく、救済策が緊急に必要なわけでもない。政府高官や市場アナリストは、両社は多額の資本調達を比較的容易に実現できると期待している。だが財務省高官は、両社への圧力が高まり借り入れや事業の継続が困難になった場合、米政府として何ができるか、あるいは何をすべきかについて話し合っている。
 両社株の9日終値は、フレディマックが前日比3.20ドル(23.77%)安の10.26ドル、ファニーメイが同2.31ドル(13.11%)安の15.31ドル。いずれも終値ベースでは15年以上ぶりの安値。1年前に比べると、フレディマックは83%、ファニーメイは76%、それぞれ値下がりしている。
 米シンクタンクのブルッキングス研究所(首都ワシントン)のエコノミスト、ダグラス・エルメンドーフ氏は「投資家の信頼感低下によってファニーメイとフレディマックが住宅ローン市場を支え続けることが不可能になった場合、米政府が介入しなければならなくなるだろう」と語った。』

 事態は間違いなく、日本人が想像する以上に深刻です。
 日本では比較対照となる金融会社がないのですが、
住宅金融支援機構(旧:住宅金融公庫)の十倍の規模の住宅ローン専門会社が、破綻しかけていると書けば、そのスケールがお分かり頂けるでしょうか。その上、例の証券化により、ファニーメイとフレディマックが保有するローン債権がRMBSやらCDOやらに化け、世界中に散らばってしまっています。さらにさらに、両公社の発行した社債も莫大な金額に達しており、世界の中央銀行や年金基金により購入されています。両公社のローン債権と社債の額を合計すると、何と1000兆円を超えるのです。(単位の間違いではありません)
 今回ばかりは、何とかFRBやアメリカ政府がソフトランディングに成功してくれるよう、心底から願わずにいられません。
 
 なぜ↑このような危険極まる状態になってしまったのか。
 実は、それを解きあかすことこそが
今回のアメリカ本の主目的なのです。そういう意味で、執筆作業が難航し、両公社の問題が明らかになるまで校了せずに良かったです。(いや、良くはないのですが。)

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