kosuk(こうそく)日記

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kosukと書いて「こうそく」と読んで(呼んで)ください。
韓国、韓国バスケ、KBL、その他…。


前回12月13日(水)に、韓国アニャンで開催された試合では、千葉の快勝でした。

本来なら、その時期に書き込む内容でした。遅ればせながら、

アニャンチョングァンジャンレッドブースターズ

とは、どのようなチームなのかを、素人目線で紹介していこうかと思います。

 

アニャン(安養)チョングァンジャン(正官庄)レッドブースターズ

안양정관장레드부스터스

創設:1992年

本拠地:韓国キョンギド(京畿道)アニャン(安養市)

ホームアリーナ:アニャン室内体育館(6,690人収容)

 

以前は「アニャンKGC」というチーム名でしたが、KGCが母企業名をチョングァンジャン(正官庄)に変更し、これまでしばらくニックネームがついてなかったチームに「レッドモンスターズ」「レッドウェーブス」「レッドブースターズ」の3つの候補の中からファン投票により「レッドブースターズ」と名付けられた。

チームマスコットも一新。

↑レドブ。「悪魔の子」をモチーフとしてるのでしょうか。

 

2022-2023シーズンは、レギュラーシーズン、プレーオフファイナル、EASLと「三冠」達成。

この三冠達成の大原動力となった、外国籍選手のオマリ・スペルマンがシーズン途中で退団。

その影響か2023-2024シーズンはレギュラーシーズン全54試合中、30試合を消化して、11勝20敗と10チーム中7位。

最近5試合も1勝4敗と大苦戦している。

チームスタッツも全体的に7~8位に沈んでいる。

 

注目選手

#12レンズ・アバンド

(写真は現地サイトから拝借)

フィリピン出身のアジア特別枠選手。

2023-2024シーズンも平均24分21秒出場、9.5得点と好調を維持していたが、12月28日のアウェイ・コヤンソノ戦で、背中から落下し背骨を負傷。おそらくレギュラーシーズン中の復帰は難しいと思われる。

チョングァンジャンのチームを浮沈を握る選手なだけに、早い復帰が望まれる。

 

#4ロバート・カーター・ジュニア

(写真は現地サイトから拝借)

昨シーズンの「三冠」の立役者、オマリ・スペルマンの代替外国籍選手として12月中旬に加入。

加入後、平均34分27秒出場、19.7得点、10.1リバウンドとスペルマンの穴を十分に埋める活躍をしている。

2019-20シーズンはBリーグの島根スサノオマジック、20-21シーズンは横浜ビー・コルセアーズ、21-22シーズンは三遠ネオフェニックスと日本のファンにもなじみ深い選手でもある。

 

国内選手では、#11ヤンヒジョンが引退、#41オセグンがソウルSKへFA移籍とチョングァンジャンの屋台骨を支えたベテランが相次いで退団。若手選手が経験を積み、奮起を促すシーズンになりそうだ。

 

プロバスケの東アジアスーパーリーグ・EASLが先週水曜日、千葉ジェッツ×TNTトロパンギガとの試合にて開幕しました。

Bリーグからは2022-2023FINAL覇者の琉球ゴールデンキングスと準優勝の千葉ジェッツが出場します。

韓国KBLからは2022-2023FINAL覇者のアニャンチョングァンジャンレッドブースターズ(昨シーズンまではアニャンKGCというチーム名)と準優勝のソウルSKナイツが出場します。

 

2022-2023シーズンのEASLは、当初はホームアンドアウェイ方式の予選リーグを闘い、上位2チームがフィリピンでのFINALに進出する予定でしたが、コロナの関係で、栃木&沖縄での集中開催となり、レギュレーションの関係で変則的な予選リーグにて

日韓対決が皆無

となっていました。

韓国勢の戦いぶりを目にしたのは、決勝戦のSK×KGCの試合だったのではないでしょうか。今でも思い出すのは、激しい試合だったなぁと。

もともとKBLでは、外国籍選手はチーム内で2名までしか登録できないレギュレーションの中で、両チームとも外国籍選手2名がファールトラブルに注意しながら、ほぼフル出場していたのも、印象的でした。

あとは、BリーグもKBLもFIBAの公式戦でも公式球がモルテンですが、EASLではスポルディングを使用していたのも、新鮮でしたね。

 

さて、本題に入ります。

 

10月18日に初戦を迎える琉球。

対戦相手はソウルSKナイツ

そのソウルSKナイツの紹介を少々。

本拠地:韓国ソウル特別市

ホームアリーナ:ソウル市チャムシル学生体育館(収容人員:5400席)

ヘッドコーチ(監督):チョンヒチョル(チョニチョル)(SKナイツOB、背番号13はSKの永久欠番となっている)

AC:キムギマン(現役時代はその名前と根性のあるシックスマンとして活躍したため「ロッドマン」という愛称がつけられた)

 

選手紹介を数名ほど。

#34 ジャミール・ワーニー(ジャミル・ウォニ)

EASLの昨シーズンの決勝戦をご覧になった方は記憶があると思いますけど、とにかくインサイドもアウトサイドも上手い。

強い。どこからでも点が取れる。

昨シーズンはレギュラーシーズン全54試合出場、平均33分3秒出場。

平均得点24.2点は得点王。

平均リバウンドも11.2個もリーグ3位と、試合に出れば毎試合ダブルダブルは達成する大黒柱です。

 

#4 レオン・ウイリアムス(リオン・ウィリオムス)

1986年生まれと現在37歳。昨シーズンの平均出場時間は9分足らずではあるが、そのための準備を怠らない。

2012-2013シーズンに初来韓しオリオンス(現ソノ)に入団。

197cmの身長ながら、そのシーズンに平均11.4個でリバウンド王のタイトルを獲得した。

 

#5 キムソンヒョン(キムソニョン)

SK一筋13シーズン目のベテランガード。

現役韓国代表として、先日の杭州アジア大会にも出場した。

昨シーズン平均アシスト6.8個でアシスト王のタイトルを獲得。

代表活動のためか、先週まで行われていたKBLカップには出場せず。

シーズン開幕に合わせる照準を合わせているとすれば、琉球戦にも出場しない可能性がある。

(岸本選手とのマッチアップが観たいんだけどなぁ…)

 

#41 オセグン

10シーズンを過ごしたアニャンKGCの昨シーズンFINAL優勝の立役者の一人がソウルSKへFA加入。

昨シーズンのレギュラーシーズンの平均リバウンド6.4個は韓国人選手1位を記録。

先日のKBLカップでは予選リーグ2試合でチームのリバウンドの約半分をワーニーとオセグンで獲っている。

ことしで36歳になるが、まだまだ頑張る。

 

琉球とSKの試合は、外国籍選手が頑張りと、リバウンドの勝負になりそうです。

 

また、11月1日は韓国で琉球にとってのアウェイゲームが行われます。

試合会場はソウルSKのホームアリーナ・チャムシル学生体育館ではなく、ソウル市中心部から地下鉄で1時間ほどのコヤンソノスカイガナーズのホームアリーナ・コヤンソノアリーナで行われます。

コヤンといえば、コヤンオリオンスというチームがありましたが、オリオンスがデイワンに譲渡し、デイワンがネーミングライツをキャロットに売り、ソノがデイワンから経営権を譲り受けました。

(毎年経営者とニックネームが替わってるなぁ)

 

こんな感じで親善試合ではなく、公式戦がとして行われる日韓プロバスケ対決を、今シーズンも楽しもうと思います。

 

ちなみにアニャンチョングァンジャンレッドブースターズに関しては、後日また。

 

image

 

韓国プロバスケットボールリーグ・KBLで昨シーズン、コヤンキャロットジャンパースに所属していた森口弥(ひさし)選手が、B1リーグ・三遠ネオフェニックスに入団することが決まった。

 

コヤンキャロット(デイワン)ジャンパースは、球団経営でひと悶着あった(現在も継続中)ので、森口選手の新しいチームが決まってよかったです。

 

それにしても、KBL経験者が揃いに揃って、愛知県東部のチームと契約を結んでいるんですね。

 

シーホース三河

中村太地(元ウォンジュDBプロミ)

イデソン(前テグ韓国ガス公社ペガサス)

 

三遠ネオフェニックス

森口弥(前コヤンデイワンジャンパース)

ヤンテ・メイテン(元ウォンジュDBプロミ)

 

あぁ、今年の秋から来年の春過ぎまで、愛知県東部に住みたい…。