『日本の底力』電子情報産業、44兆円!世界シェア24%!
電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、電子情報産業の日本企業の(市場占有率)を初めて調査した結果をまとめた。
それによると、電子機器など電子情報産業全体の2005年の生産額は計184兆円で、このうち日本企業が国内・海外生産分を合わせて44兆円、シェア23・9%と世界の約4分の1を占めた。
日本企業の強さが目立つのはテレビやデジカメなどの「AV機器」でシェアは48%。中でもデジタルカメラやビデオカメラなどの「撮像機器」では86%と世界市場をほぼ席巻した。カーナビやカーステレオなど「カーAVC機器」も61%に達した。薄型テレビなどの「テレビ」は40%、DVDレコーダーなど「映像記録再生機器」は42%だった。
一方、海外で劣勢なのが「パソコン」で、低価格戦略の米デルなど海外企業に押され、シェアは8%に過ぎなかった。高機能だが価格が高いため海外市場で苦戦している「携帯電話」は16%だった。
調査報告書によれば、
電子情報産業とは、電子工業(140兆円)+ITソリューションサービス(44兆円)の合計。
[日系企業の主な個別的な製品シェア]
金額は、世界生産額(日系企業+海外企業の合計)
【AV機器約15兆円】
・テレビ 40%
・DVDレコーダー 42%
・デジカメ 86%
・カーナビ 61%
・音声機器(オーディオ) 28%
【通信機器約25兆円】
・携帯電話 16%
・電話・FAX・交換機 15%
【コンピュータ約41兆円】
・サーバ・ストレージ 11%
・パソコン 8%
・情報端末 39%
【その他の電子機器約8兆円】
・電子応用機器 33%
・電気計測器 19%
・事務用機器(複写機・レジスター) 69%
【電子部品・デバイス約50兆円】
・電子部品 50%
・ディスプレイデバイス 32%
・半導体 21%
【ITソリューションサービス約44兆円】
・コンサル・SI開発 18%
・アウトソーシング 19%
・ソフトウェア(アプリケーション・OS) 4%
[参照:JEITA 電子情報産業の世界生産動向調査 ]
※参考までに
[テレビ〔液晶〕の世界シェア06年] (※ディスプレイサーチ調べ)
ソニー 16%
サムスン電子(韓国) 15%
シャープ 11.5%
[テレビ〔プラズマ〕の世界シェア06年] (※ディスプレイサーチ調べ)
松下電器 29%
LG電子(韓国) 16%
サムスン電子(韓国) 14%
4位 日立製作所
5位 パイオニア
[デジカメ世界シェア05年] (※日経マーケットアクセス調べ)
キャノン 21.4%
ソニー 18.0%
コダック社(米) 不明
[半導体メーカー世界シェア06年] (※ガートナーデータクエスト調べ)
Intel(米) 12.0%
サムスン電子(韓国) 7.9%
TI(米) 4.5%
・
5位 東芝 3.8%
[携帯電話世界シェア06年] (※ガートナーデータクエスト調べ)
Nokia(フィンランド) 36.2%
Motorola(米) 21.5%
サムスン電子(韓国) 11.3%
4位 ソニーエリクソン 9%
ソフトウェア系の弱さが玉に瑕ですが、
日本の底力を恐るべし
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