ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン | 鷹憎ブログ

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2013新作映画

ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン

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‐あらすじ‐
1973年にサンフランシスコで結成された米ロックバンド「ジャーニー」を追ったドキュメンタリー。メンバーの脱退や解散という危機に直面しながらも、メンバー交代を行いながら困難を乗り越えてきたジャーニーは、07年、無名のフィリピン人シンガー、アーネル・ピネダがバンドの楽曲をカバーした映像をYouTubeで発見し、ピネダを新ボーカルとして迎え入れる。波乱の道を歩んだバンドと、家族との別離や路上生活を経験しながら、夢をあきらめずに40歳にしてアメリカンドリームをつかんだピネダの姿にも迫る。

予告編貼っておきます



70点


4月1日の映画の日に新宿ピカデリーで観てきました。
いがいと混んでましたYO!

今年に入ってドキュメンタリー映画をよく観る機会があって、先日もジュガーマン‐奇跡に愛された男‐AKBのドキュメンタリー映画ロック・オブ・エイジズなど、たまたまですが、結構観ている気がします。
この手の映画って大抵は苦悩からの脱却、失敗からの成功的な感じ・・・(シュガーマンだけはチョット違いましたが)

ジャーニー=スティーヴ・ペリーっていうのはジャーニーファンには当たり前だし、そのスティーヴ・ペリーが脱退した後のジャーニーは段々衰退して行ったんですね。

スティーヴ・ペリーだからこそ出るあの声。脱退したあとスティーヴ・オウジェリーがジャーニーのヴォーカルを務めていたけども喉を壊して脱退してしまう。そのくらい喉を酷使する声の持ち主なんですね、スティーヴは。
スティーヴの代わりを探していたニール・ショーンは単純にもyoutubeでヴォーカルを探し始めます、そこで発見したのがフィリピン人のアーネル・ピネダ。

↓発見した当時のyoutube


youtubeを見てニール・ショーンは即決してアーネルに決めたそうな、ファンからしてみればフィリピノがジャーニーなんてありえないって思う人が大半だったんですが、アーネルの声でオーディエンスを一発でロックさせてました。

話の中でアーネルの生い立ちについてバンの中で触れるシーンがあるんですが、
アーネルは貧しい家庭で生まれ、子供ながらに家族に迷惑をかけてはいけないと、家族と離れ一人で生活するようになるのですが、男娼をして生計を立てていたなんてさらっと笑い話的に言うんですね。(ロス・ヴァロリーは笑ってましが・・・)

地獄を見てきたアーネルにはジャーニーの苦労なんて耐えれるレベルなんで、なんでもこなして周りの信頼も勝ち得ちゃうんです。努力は必ず報われる、そんな映画です。

↓映画のラスト、マニラでのライヴ#Don't Stop Believing


歌詞もつけときます(ニュアンスは勘弁してください)

ひとりぼっちの田舎町の少女が
真夜中の列車に飛び乗って あてもない旅に出る
デトロイトのスラム育ちの少年も
真夜中の列車に飛び乗って あてもない旅に出る
タバコに煙る店で唄う歌手 ワインと安い香水が匂う
彼らは一夜の笑顔を交わして どこまでも旅を続ける
見知らぬ者たちが待っている
目抜き通りのあちこちで 彼らの影が夜の街を探す
街の灯りに照らされた人々が 感動を求めて生きている
夜のどこかに隠れながら 生活のために働きながら
誰もがスリルを求めている 
最後のチャンスに賭けてサイコロを振る
勝つ者もいる 負ける者もいる
ブルースを歌うために生まれた者もいる
人生という映画は終わらない どこまでも続いていく
信じる事をやめないで その気持ちを捨てないで
街の灯りの人々よ...


いい映画なんでオススメです


鷹憎