雑種か白変か?
同じ浜にカモメを見る為に通いだして5年ほどになる。
5年前にはその数年前から毎年来ていたというこの個体が居た。
初列の換羽が遅く、背の色はセグロカモメよりも濃いめ。
頭から胸は白く、よく目立った。
いつも浜の北寄りに居て、気が荒く、よく吼えていた。
勝手にJasonと名付けていた。
Jasonが来なくなって3シーズン目になろうか。
昨シーズンとその前の年は下の個体が来た。
同じように初列が変だけど、明らかに別個体。
この個体は浜の南にある河口を行き来していた。
そして今シーズンはこの個体が来ている。
嘴は二回のようにツートーンだけれど、
尾羽や翼に若い羽はないように見えるから4回といったところか。
この個体もJasonのように白頭が目立つ。
JasonⅡと名付ける。
さてこれらの個体はシロカモメの関係する雑種なのだろうか?
初列の黒い部分の白変なのだろうか?
「カモメ識別ハンドブック改訂版」では「不明雑種?」とされている。
同じ浜に連続して別の似たような個体が来るのは何故だろう。
ロシアの沿岸、広い繁殖地。
そこにカギはあるのだろうけれど。
クロハラアジサシと秋の渡りのシギたち
今季、いつもはミユビシギが多数見られる海岸には鳥の姿が無く、寂しい浜です。
それでも数羽のウミネコとカラスの観察の為に浜を歩く。
1km程先の、その沖を飛んでいたアジサシらしき鳥影。
いつの間にかすぐ近くに降りていました。
親子でしょうか。
20分余りの間に、最短3m以内まで寄らせてくれました。
幼鳥だけを見つけたら、どなたさんか分からなかっただろうな。
ここは潮のタイミングで素敵なお立ち台が出来ます。
到着すると7羽のオオソリハシシギが休んでいました。
そこへ更に大きなホウロクシギが2羽、鳴きながら飛んで来ました。
ホウロクの方が強そうでしたが、手狭だと思ったのか、すぐに移動してしまいました。
こちらは少し前、9月6日のコオバシギです。
7羽のオバシギ、1羽のオオソリハシシギと行動を共にしていました。
サブターミナルバンドがきれいな幼鳥でした。
オバシギと同じく、小さな貝を丸のみしますが、
少し大きな貝は何度も呑みこもうとして結局あきらめていました。
オバさんより微妙に小さいので、呑める貝のサイズも小さいような気がします。
カワウ ダツを喰らう?! いや、喰らえなかった~?!
ハシブトアジサシを少しでも良い条件で狙おうと、
潮干狩りで賑わう海岸からアプローチ中、
長いのをくわえて飛んだカワウ。
またウナギ??違う、タチウオ??あの長く尖った口は違う!
昨年浜で打ち上げられているのを調べた「ダツ」でした。
魚は頭から喰らうのセオリー通り、呑もうとして内側から喉に刺さっているのがわかりました。
最後まで見届けなかったけれど、喰らえたのやら・・・
また数日後、遠くの沖洲で羽を干しているカワウの口元がオカシイ。
嘴から魚の尾びれが出ていました。
呑みきれなくってお手上げ~のポーズやったのかも。
しばらくして吐いてしまいました。
自分の体長ほどもある「ダツ」でした。
どういうふうにお腹に収まってたんやろう。
風でブレブレですが、一連の動画です↓
関西の駅のツバメの巣調査
大阪自然史博物館が関西の駅のツバメの巣調査をしています。
1か月ほどで500ほどの駅の情報が集まったようです。
ただ
亀岡~豊岡の29駅、玄武洞、佐津、柴山、香住、鎧、余部、久谷、浜坂、居組
但馬方面の情報が不足しています。
但馬の皆さま、駅でツバメの巣を見つけたら、
教えてあげてくださいね。
大阪自然史博物館、和田の鳥小屋、関西のツバメの巣のページ
↓
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/StudySite/kansai-eki-tubame.html#Anchor329827
なお、三重県は東海で関西じゃないので対象外なのです・・・