但馬変人倶楽部ブログ
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雑種か白変か?

同じ浜にカモメを見る為に通いだして5年ほどになる。

5年前にはその数年前から毎年来ていたというこの個体が居た。


但馬変人倶楽部ブログ-2010 jason


初列の換羽が遅く、背の色はセグロカモメよりも濃いめ。

頭から胸は白く、よく目立った。

いつも浜の北寄りに居て、気が荒く、よく吼えていた。

勝手にJasonと名付けていた。

Jasonが来なくなって3シーズン目になろうか。


昨シーズンとその前の年は下の個体が来た。

同じように初列が変だけど、明らかに別個体。

この個体は浜の南にある河口を行き来していた。

頻繁には会えなかったのでよくは観察できなかった。

但馬変人倶楽部ブログ-2012 jason-modoki

そして今シーズンはこの個体が来ている。

嘴は二回のようにツートーンだけれど、

尾羽や翼に若い羽はないように見えるから4回といったところか。

この個体もJasonのように白頭が目立つ。

JasonⅡと名付ける。


但馬変人倶楽部ブログ-2013 jasonⅡ


さてこれらの個体はシロカモメの関係する雑種なのだろうか?

初列の黒い部分の白変なのだろうか?

「カモメ識別ハンドブック改訂版」では「不明雑種?」とされている。

同じ浜に連続して別の似たような個体が来るのは何故だろう。

ロシアの沿岸、広い繁殖地。

そこにカギはあるのだろうけれど。

彩雲だと思ったら...?、環天頂アーク!?。

今朝8時頃、彩雲らしきものに気づき撮影。


但馬変人倶楽部ブログ


ネットで「彩雲」検索して調べるが、どうも違和感がある。どうやら「環天頂アーク」という気象現象のほうが近いようである。「逆さ虹」とも云われ太陽に対し同心円ではなく反対の弧を描くように出現する。拡大すると弧になってる様子が良く判るでしょう。太陽高度が低く、雲の中に六角板状の氷晶が存在し、風の無い状態のとき観られるようである。詳しくはWikiでどうぞ。


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(管理人 F)

クロハラアジサシと秋の渡りのシギたち


但馬変人倶楽部ブログ-kurohara-ajisashi

今季、いつもはミユビシギが多数見られる海岸には鳥の姿が無く、寂しい浜です。

それでも数羽のウミネコとカラスの観察の為に浜を歩く。

1km程先の、その沖を飛んでいたアジサシらしき鳥影。

いつの間にかすぐ近くに降りていました。

親子でしょうか。

20分余りの間に、最短3m以内まで寄らせてくれました。

幼鳥だけを見つけたら、どなたさんか分からなかっただろうな。



但馬変人倶楽部ブログ-oosori houroku

ここは潮のタイミングで素敵なお立ち台が出来ます。

到着すると7羽のオオソリハシシギが休んでいました。

そこへ更に大きなホウロクシギが2羽、鳴きながら飛んで来ました。

ホウロクの方が強そうでしたが、手狭だと思ったのか、すぐに移動してしまいました。



但馬変人倶楽部ブログ-koobashigi

こちらは少し前、9月6日のコオバシギです。

7羽のオバシギ、1羽のオオソリハシシギと行動を共にしていました。

サブターミナルバンドがきれいな幼鳥でした。

オバシギと同じく、小さな貝を丸のみしますが、

少し大きな貝は何度も呑みこもうとして結局あきらめていました。

オバさんより微妙に小さいので、呑める貝のサイズも小さいような気がします。


ウミガメの赤ちゃん


但馬変人倶楽部ブログ-umigame

但馬変人倶楽部ブログ-aosagi


三重の海岸線ではあちこちでウミガメが産卵しています。

そのうちのどこかで生まれた子でしょうか。

1匹の子亀が波打ち際に打ち上がっていました。

何度波に打ち上げられてもまた海へ向かっていきます。

余程手を出そうかと思いましたが踏みとどまり、

長靴で囲いを作って少しだけ波の抵抗を下げてやりました。

子亀は無事に海へ戻っていきました、と言いたいところですが、

厳しい現実が待っているのかもしれません。


海で見るアオサギはカワウの中に居ることが多い。

ウが吐き戻した魚を狙っているのだと思っています。

今日は漁をしていました。

食べごろサイズのエイですね。

カワウ ダツを喰らう?! いや、喰らえなかった~?!

但馬変人倶楽部ブログ-kawau

ハシブトアジサシを少しでも良い条件で狙おうと、

潮干狩りで賑わう海岸からアプローチ中、

長いのをくわえて飛んだカワウ。

またウナギ??違う、タチウオ??あの長く尖った口は違う!

昨年浜で打ち上げられているのを調べた「ダツ」でした。

魚は頭から喰らうのセオリー通り、呑もうとして内側から喉に刺さっているのがわかりました。

最後まで見届けなかったけれど、喰らえたのやら・・・


また数日後、遠くの沖洲で羽を干しているカワウの口元がオカシイ。

嘴から魚の尾びれが出ていました。

呑みきれなくってお手上げ~のポーズやったのかも。

しばらくして吐いてしまいました。

自分の体長ほどもある「ダツ」でした。

どういうふうにお腹に収まってたんやろう。


風でブレブレですが、一連の動画です↓


http://youtu.be/2ssmBBpxOBI


http://youtu.be/fGVFDP1SpuE


http://youtu.be/AxDEvld1rDA


ハシブトとキアシ


但馬変人倶楽部ブログ-hasibuto-ajisasi

但馬変人倶楽部ブログ-kiasisigi

日曜、一羽のハジブトアジサシを発見しました。

火曜、この地に4羽のハシブトアジサシが集合。

他にチュウシャクシギ、キアシシギがまだ多数滞在中。

ここはカニが多く、カニ食の鳥たちは気に入ったのかな。

今頃チュウシャク、キアシがこんなに残っているのは初めてだそうです。

いまどきの第一回が観察できて面白い。




関西の駅のツバメの巣調査

大阪自然史博物館が関西の駅のツバメの巣調査をしています。

1か月ほどで500ほどの駅の情報が集まったようです。

ただ

亀岡~豊岡の29駅、玄武洞、佐津、柴山、香住、鎧、余部、久谷、浜坂、居組
但馬方面の情報が不足しています。

但馬の皆さま、駅でツバメの巣を見つけたら、

教えてあげてくださいね。


大阪自然史博物館、和田の鳥小屋、関西のツバメの巣のページ


http://www.mus-nh.city.osaka.jp/wada/StudySite/kansai-eki-tubame.html#Anchor329827


なお、三重県は東海で関西じゃないので対象外なのです・・・

巣立ちの日


但馬変人倶楽部ブログ-tsubame1

但馬変人倶楽部ブログ-tsubame2

但馬変人倶楽部ブログ-tsubame3

まだちゃんと飛べないふうなツバメの幼鳥に会いました。

見ていると親が餌を運んできました。

写っている3羽の他にまだ3羽いたから、親鳥も大変です。


白いツバメを見た人がいます。

去年の子が無事に生き抜いて帰ってきたのかなぁ。

カナダ


但馬変人倶楽部ブログ-mie-chan2

但馬変人倶楽部ブログ-mie-chan1


今更なカモメです。

今冬もこの個体を追いかけていました。

5年目の立派なおとなになりました。

嵐の日は盗賊

但馬変人倶楽部ブログ-touzoku-kamome

ハイイロヒレアシシギを見た嵐の日、最後に行った河口でとんでもない鳥に出会いました。

トウゾクカモメ淡色型。

振り込む雨の中、堤防上から沖州のカモメを観察していますと、

目の前の堤防内側から飛びあがってきた鳥の上面が真っ黒!腹が白い!

ここまで肉眼で見て慌ててカメラを向けました。

結果こんなピンボケな一枚しか撮れませんでした。

ウミネコの見間違いorトウゾクorクロトウ・・・

著書もある海鳥にお詳しい方にトウゾクカモメと同定頂きました。

悔し~い!でも嬉し~い。

まさかな出会いでした。

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