ゆらゆらと


小淵沢では、夜になると、

虫たちと、星の明かりしかいなくなるから、

とても静かで、すこし涼しかった。


ぼくは、実はおなかがよわい。

どういうわけか、冷やすとすぐ、いたたたたたー。


だから、夜にピアノ弾くときなんかは、

この写真でわかるかな?

おなかのところにタオルをかけたりしてたんだ。


みんなは、おなかの調子はどうですか?


東京の夜も好き。

街が眠っている感じ。

さすがに、街中はにぎやかだけど、

すこし離れると、どこだって静かだ。

東京イコール渋谷のスクランブル交差点!とか、

新宿駅前!とか、

そんなイメージがあるかもしれないけど、

うん、そんなことないんだよ。

星も見える、風も気持ちいい、

夜はとくに、季節を感じる空気のにおいがあったりする。
ぼくは、東京が好きだ。


でも、小淵沢もすごく好きだった。

すごくすごく好きだった。

やっと会えた、友達のようだった。


こんど、みんなに聴いてもらえる「ふたり」ってアルバム。

もうすこし、いろんな作業があるけど、

12月や、もっとその先でもいつでもいい。

ゆっくり聴けるときがあれば、

1度、目をつぶって聴いてみてほしい。

ヘッドフォンで、目をつぶって聴くのも、やってみてほしいな。

このブログで紹介している写真の中の音たちが、聴こえてくると思う。

窓のすきまから聴こえてくる虫の声、木のきしむ音、

ピアノのペダルを踏む音、息をすいこむ音、その空間の音たち。


ぼくらは、いっしょに演奏した。

歌も、ギターもピアノも、だ。

ようするに、もし、直したい場所がある場合は、もういちど最初から。


でも、ほとんどの曲が、1度きりの演奏、

多くても3、4回で、いいねー!なんて笑ってた。


すこし苦戦した曲もあった、でも、ゆっくりやった。


レコーディングって、音を録る、ではなく、

空気を記録する、と言った方が、ぼくは好きだ。




きのう、すこしとがった文章を書いてしまった、

ちょこっとくやしいことがあったからだった。

どうせあんまり売れないだろう。というニュアンスのことを、ある人に言われた。

悪気があったわけじゃない言い方だったんだけど、

ぼくは勝手に、くやしかった。


音も聴いてないのにな。


それに、売れるって何枚から?


まだ、生まれていない「ふたり」ってあいつを、

たいせつな友達を、すこし悪く言われた気、になっちゃったんだ。


でも、今になって思う。

こんなに大切に想ってるんだな、、って思う。



そういえば、先日、大好きな矢野絢子さんと電話で話した。

あるライブハウスの店長さんが、

「花男にプレゼントあるんだよ。」

って。

話した内容は、もう忘れちゃった。

今度、東京でライブあるときには、いきますって、伝えたのは覚えてる。


毎回、いける時はいってるんだけど、ね。

きっと、今度見るときも、ビリビリしちゃうんだろう。

ピアノと歌とひとり、大好きな歌うたい。


電話で話せたこともうれしかったけど、

ライブハウスの店長さんの心も、すごくうれしかった。

よーし、がんばるぞー!って思った。

すごく単純な書き方に見えるけど、

本当に、そんな気持ちになったんだよ。

すごくうれしかった夜の、お話。



さあ、明日はマスタリング!

もう今日か、ゆっくりねむろう。


今日も読んでくれてありがとう。


またねー★


花男★





★★★

ライブ情報☆★


10月6日(月)熊谷ブルーフォレスト★

10月13日(祝)神戸スタークラブ★

10月17日(金)仙台浪漫堂 追加公演★


の、ライブチケットを、メール予約にて受け付けています。


神戸、仙台は、残りが少なくなっているので、お早めに!

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チケットメール予約★

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ライブの詳細は、太陽族オフィシャルHPへ★


お待ちしております★



あしたは、想い出の1日になるだろう。