もちろん楽しいんだよ。
出店もたくさんで、
賑わってて。
音が聴こえてきたらわくわくするし。
でもどこかで、
楽しそうだなって、
遠くからみてしまう自分もいた。
「お祭り」はそんな存在でもあった。
しかし!!
そんなお祭りに、
参加してみたのだ。
なんと、、
お神輿をかつぐという大冒険!!
実は不動産屋に家賃払いに行ったら、
不動産屋のオバちゃんに、
「あーんたね、かつぎなさいよ。」
と強い視線で誘われ、
そしてお祭りの神輿かつぎをする事に。
キラーン。
9月22日。
北海道から東京に戻って、
二時間くらいゆっくりして、
夕方に街の集会所で待ち合わせ。
そしてハッピを借りてお祭り参加。
そんな予定だった。
しかし、俺の電話が鳴った。
カップラーメンにお湯を入れようとした時だった。
オバちゃんからだった。
まだ待ち合わせまで時間がある。
何かあったのか?
花男「もしもし、、」
オバちゃん「あーんたね、もう帰ってきた?」
花男「はい。今帰って来てカップラ、、」
オバちゃん「あら丁度いいわ、今からこっち来なさいよ」
花男「いや、今カップラ、、」
オバちゃん「今すぐよ。待ってるわよ、、ガチャン!!」
、、、
なんて事だ。
なんなんだこの勢いは。
俺は北海道から戻り、
3分もしないで、気が付けば不動産屋へダッシュしていた。
右手にはお湯を入れる直前のカップラーメン。
あ、ハシ忘れた、、
そして不動産屋に着いた。
タバコ屋のオバちゃんもいた。
不動産屋のオバちゃんと二人で、
汗だくの俺を見て爆笑。
絶対この二人、若い頃いじめっ子だったよほんと。
いや、今もだ。
なぜなら、
なぜこんなに急いで俺を呼んだかを聞けば、
「話し相手が欲しかったのよお、オホホ。」
オホホじゃねえよ、二人いるじゃねえか。
、、とにかくお腹がすいたんだ。
「カップラーメンにお湯入れていいですか?」
俺はそう聞いたら、
炊き込みご飯あるから食べなさいと。
、、来て良かったかも。(←バカ)
そして食べた。
おいしかった!!
そして食べ終わる頃、オバちゃんが言った。
「やっぱり松茸ご飯はいいわよね」
これは松茸ご飯だったのか、、?
俺はおかわりをした。
今度は食べる前に言ってよねオバちゃん★
やっぱり松茸ご飯はうまいぜ!!(←何だかわからず食ってた人。)
そしてオバちゃん二人と一時間以上世間話をし、
(なんだかんだ言って楽しかった(笑))
5年に一度しか出ない「宮神輿」と言う事、
795年も続いているお祭りだという事も聞き、
なんだかドキドキハラハラして、
待ち合わせ場所の集会所へ。
ハッピを借りて、
神輿が来るのを待った。
一人だったため、
自分で撮影。
そう、一人だったんだよ。
何人かバンド友達誘ったんだけど、
忙しかったらしく、
一人。
でもそれも意外とよかった。
一人でライブに行く時の気分ってこんな気分かなって思った。
周りには知らない人ばかり。
自分はここに本当にいていいのか?
でも、、ここにいたい!
きっと一人で太陽族ライブに来てくれる人も、
こんなドキドキ感なんだろうと思った。
そんな顔をちらちら思い出して、
なんだか寂しさに勝てたよ。
みんな、、ありがと★
そして気が付けば、
「セイヤ!!セイヤ!!」と叫んでる俺がいた。(笑)
目の前でかついでいる人に話しかけてみた。
「そういえばこれ、、途中で休憩とかあるんすかね!!」
「わかんないっす!!」
「意外と、お、、重いっすよね」
すげー重い!!
150人でかつぐところ、
人手不足で70人!!
みんなでかつぐから、
いくらなんでも重くないかなって思ったけど、
すげー重い!!
でも、何だかもう重すぎておかしくなってきて、
二人で途中、笑いが止まらなくなったりしてた。
その兄ちゃんも、
俺と同じく一人で参加だったらしく、
しかも初めてという事だった。
ここにも俺と同じ状況の人が、、!
サンキューにいちゃん。
途中休憩で汗だくで、
まるでスポーツドリンクのように飲んだ樽酒は、
うまかったよね。(笑)
重かったけど、
すげえ気持ちよかった。
楽しい時も、
そして、悲しい時も、
いつもどんな時でも歩いている街の道の真ん中で、
大きな声だして。
街の商店街のあちこちの窓からは、
仕事を一休みして「がんばれー!!」なんて叫んでくれている。
小さな子ども達も、
目をマンマルにしてこっち見てた。
空をフッと見たら、
遠くで鳥が飛んでいた。
時が止まってしまうかのように、
本当に素敵で。
誘ってくれたオバちゃん。
受け入れてくれた街のみなさん。
いつも過ごしているの街の景色。
これから今までよりもまた少し、
楽しく過ごせそうです。
街が、お祭りが、
すぐ近くに感じれたんだ。
ありがとうございました!!
一人だったため、、鏡の前。(笑)
でも、なんだかお祭り後は、
一人じゃなかった気持ちだった。
花男★
BGM★LINK「戦争には行きたくない」
そしてこの夜の続きは、
ナイトメアのボーカルのヨミ君と飲みに行った。
次回はその事を少しかけたらなと思います。
しかし、なんだかんだ言って、
不動産屋のオバちゃんのおかげだ。
ありがとうだ。
お祭りの打ち上げかねて、
今から家賃払ってきます。(笑)
行ってきます★