台湾観光のブログ

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テーマ:

水金九‧北部海岸
 

 

企画構成‧文/朱佳雯 写真/宋育玫


「水金九」とは新北市の「水湳洞」「金瓜石」「九份」という三つの地域を指す。かつて当地は金や銅の鉱山で賑わい、独特の風情を残すことになった。「北部海岸」とは台湾本島北部の海岸線を指す。複雑な地質を形成していることから、変化に富んだ地形が特徴となっている。また季節による変化も多彩で、台湾の歴史や自然探訪に最適のエリアだ。

 

皇冠北海岸線バス www.taiwantrip.com.tw/line/41?x=1&y=4
黄金福隆線バスwww.taiwantrip.com.tw/line/32?x=1&y=4

 


水湳洞


 「水湳洞」は海に面した山里。濱海公路を走るとまず製錬工場跡(十三層遺跡)の壮観な風景がみえてくる。遺跡の後方にたつ三本の巨大な排気パイプ。黄金瀑布から茶壷山の山腹を登っていくと、まるで宮崎アニメのような景観が展開する。かつてここに銅山があり、水湳洞から基隆まで直接結んだ軽便鉄道「金瓜石線」が敷かれていた。今日の深澳線の前身にあたり、当時の好況ぶりが伝わる。この一帯は台湾でも特に雨が多い地区で、集落の屋根にはたいていコールタールが塗られている。「水金九」ならではの風景ともいえる。そうした景観を愛でながら、ゆっくり水湳洞の散策を楽しみたい。

 

Access:
1. 瑞芳駅から台湾好行バス黄金福隆線で黄金瀑布or水湳洞駐車場下車。
2. 黄金博物館から788・856・891・826市バスに乗り換え黄金瀑布or水湳洞駐車場下車。

 

陰陽海

 


「陰陽海」の本来の名称は「濂洞湾」。水湳洞集落の北側に位置する。金瓜石から湧き出る渓水に多くの鉱物を含むことから、海に入り混じりあうと、黄金色とエメラルド色のツートンカラーを呈する。この奇景を「陰陽海」と呼ぶ。

 

十三層遺跡

 


山腹に建てられた製錬工場跡は俗に十三層遺跡と呼ばれる(実際は十八層)。1933 年、日本の銅山会社が創建し、2007年に新北市の歴史建築に指定された。金水公路を走ると、高く聳え立つ三本のボイラーがみえるが、銅を精錬すると大量の銅煙が出る。銅煙は劇毒であることから尾根の向こうに排出する仕組みをしつらえた。今日みるとまるで異次元の景観である。

 

 

黄金瀑布

 


金水公路上、水湳洞の長仁地区方向に向かうそばに位置する。連日の雨に打たれると、岩石内の硫化鉄分が空気や水に触れて川床に黄金色の沈殿をつくる。これを「黄金の滝」と呼んだ。酸性を呈し、「陰陽海」の原因を形成する原因となる。

 

山城美館

 


大戦後、鉱山は台金公司が引き継いだ。多くの従業員が水湳洞の宿舍に入った。山城美館はそうした台金社員の集会所だった。一時期荒廃していたが、新北市が補修を施し、地域美術館として再生させた。美術の展示や工芸品の即売に利用されている。

 

 

Add:新北市瑞芳区濂洞里洞頂路155-8号
Open:9:30-17:30、月曜休館

 

Home sweet home甜蜜屋

 


水湳洞の隠れ家的グルメスポット。店主のDamienはカナダ西部で育ち、結婚後妻の故郷である瑞芳に戻った。代々伝えられてきた母の味を思い起こし、イタリアンソーセージや薄皮のpizzaのほかパスタ・スイーツを創作している。時間もコストもかかるが、すべて手作り。とくにお薦めは「墨魚pizza」。イカソーセージの海の風味にトマトやチーズがぴったり。さらにイカスミを入れた薄皮が盛り立てる。「肉桂巻」はシナモンの香りが決め手。熱々をいただこう!

 

 

Add:新北市瑞芳区洞頂路155-3号
Tel:+886-2-2496-2258
Open:土曜・日曜11:00-20:00
予約をお薦め


金瓜石


 金瓜石は清代に発見された金山で、日本時代に機械化が進み、一時はアジア随一の「貴金属鉱山」と称された。山には最高八万人の人びとが富を求めて集まったという。資源が枯渇するにつれて沒落したが、その盛衰が独特の風土を産んだ。貴重な歴史と文化が保存された当地には内外から多くの参観者が訪れ、かつての賑わいが再現されている。

 

Access:
1. 台北MRT忠孝復興駅から1062市バスに乗って黄金博物館下車。
2. 瑞芳駅から台湾好行バス黄金福隆線で黄金博物館下車。

 

新北市黄金博物館

 


かつての金鉱施設が博物館として2004年にリニューアルされた。金瓜石本山第五坑道そばにあたる。一階では採掘の歴史が紹介され、二階には220キロに及ぶ金塊が展示されている。かつての坑道が再現された「五坑道」を参観したら、ぜひ「採金」体験にチャレンジしてみたい。

 

 

Add:新北市瑞芳区金光路8号
Open:平日9:30-17:00、週末9:30-18:00
Ticket:参観NT$80、採金体験NT$100、坑道体験NT$50
Web:www.gep.ntpc.gov.tw

 

太子賓館

 


田中鉱業株式会社が大正年間の1922年、ときの皇太子(後の昭和天皇)を招待するために建築した宿舎。金瓜石の鉱山業を視察する計画があったとみられるが、結局皇太子は来られなかったという。往時流行の和洋折衷建築で、北側に優美な和風の庭園が、南側にはミニゴルフコースと弓道場がしつらえられている。現在入ることができるのは庭園部分のみで、外側から当時の建築美学に触れたい。

 

金瓜石神社跡

 


金瓜石神社は黄金神社あるいは山神社と呼ばれれていた。1933年に日本鉱業株式会社が1898年創建の神社を現在地に移設した。神社には大国主命・金山彦命・猿田彦命を祀り、毎年6・7月には鉱山の平安と繁栄を祈願する祭事が執り行われた。現在は二つの鳥居、四対の石灯篭や正殿の石柱のみが残る。

 

 

煉金楼

 


日本時代の錬金場。のちに組合の事務室や銀行の営業所などに使用されていた。建築本体は二階建て。堅牢な煉瓦造りで、付近の木造宿舍群とは対照的佇まいを見せる。現在一階は特展室、二階はDIY体験教室となっている。屋外のデッキからは基隆山・茶壷山・本山および金瓜石の集落が一望できる。

 

四連棟

 


金瓜石でもっとも保存状態がよい和風宿舍。1930年代に日本鉱業が創建したと伝えられる。四棟が連なり、各棟に玄関・客間・居間・台所・浴室・洗面所が設置されている。屋内にはかつての住民の暮らしぶりが再現されていて、興味深い。

 

祈堂老街

 


勧済堂下方の祈堂路上にあたる。鉱山労働者で賑わう商店街だったが、人口の減少とともに衰微した。今でも往時の和風の商店や街道の雰囲気をとどめており、曲がりくねった路地裏の散策が心地よい。

 

勧済堂看海歩道

 


勧済堂は金瓜石住民の信仰の拠り所。三国志の関羽を祭り、祈堂とも称される。関羽像は、高さ10.5メートル・重さ25トンにも及び、東アジア最大の銅鋳神像。境内裏から始まる遊歩道は陰陽海および金瓜石地区が一望できる散策コースだ。

 


九份


 日本時代の九份は「アジアの金都」と号した。海上から九份集落を望むと、まばゆい光の渦が見えた様を指して、「小上海」とも「小香港」とも称された。大戦後は産量が減り、住人は流失した。1989年に当地に取材した劇映画『悲情城市』がベネチア映画祭グランプリを受賞したことから、ロケ地の九份がにわかに注目を集めることになった。いまでは内外から行楽客が集まり、商店街は終日活況を呈する。

 

Access:
1. 台北MRT忠孝復興駅から1062市バスに乗り九份老街下車。
2. 瑞芳駅前から台湾好行バス黄金福隆線に乗り九份老街下車。

 

老街

 


九份老街(昔ながらの商店街)は基山街・豎崎路および軽便路に囲まれた一帯を指す。基山街には多くの飲食店と工芸品店が林立し、小吃の食べ歩きやお買い物に最適。豎崎路は懐かしい石段。両サイドには茶芸館・カフェが軒を連ね、独特の風情を醸す。「阿妹茶楼」は『千と千尋の神隠し』を想起させる佇まいがあると、人気の撮影スポットになっている。この二本の道路に比べると軽便路はとても静か。個性的な民宿と茶芸館が並ぶ。

 

阿蘭草仔粿

 


「草仔粿」は台湾伝統の茶菓子。外皮はもち米でつくるので一見日本の饅頭に似るが、中身の餡の材料は小豆・緑豆のほか干し大根や高菜の漬物と異色。とくにお薦めは、切り干し大根をつかった「菜脯米」。台湾らしい風味が楽しめる。

 

Add:新北市瑞芳区基山街90号
Open:8:00-21:00、土曜は22:00

 

阿柑姨芋圓

 


「吃芋圓」は九份を代表する名物。九份小学校そばの「阿柑姨」では芋圓・地瓜圓・緑豆圓の三種がゲットできる。アイスとホットを選んで、小豆・緑豆・大紅豆をトッピングするのが定番。

 

Add:新北市瑞芳区豎崎路5号
Open:9:00-20:00、土曜は23:00

 

CHIPAO

 


店主は日本華僑で、18歳の時に台湾に戻り就学した。観光ガイドを務めたあと、九份に拠点をかまえ、京都の和服を参考にして、チャイナドレスのレンタルサービスを開始した。女性用・男性用・子供用など20着をそろえたほか、刺繍の靴や髮飾りも用意し、インスタント写真のサービスもある。店主は顧客には軽便路の散歩と茶芸館巡りを勧めている。

 

 

Add:新北市瑞芳区汽車路34号
Tel:+886-905-049-442
Open:11:00-19:00、不定休
Web:www.facebook.com/chipao.jiufen

 

九份茶坊

 


終日行楽客でにぎわう九份老街にあって、もっとも歴史ある茶芸館として知られる。九份百年の盛衰が隅々に反映している。炭の香りと茶の香りが交錯する店内は時間が停止したかのよう。1991年に洪志勝は「台陽鉱業株式会社」社長翁山英の旧家を購入し、自身の工房と茶芸館に改装した。以来多くの人が立ち寄るようになり、九份再生のキースポットともなった。ここでは台湾茶を楽しむほか、台湾人作家の陶芸や書画を鑑賞できる。付近の姉妹店「水心月茶坊」にも立ち寄って基隆の町と海を一望したい。

 

 

Add:新北市瑞芳区基山街142号
Tel:+886-2-2496-9056
Open:9:30-21:00
Web:www.jioufen-teahouse.com.tw/tw
平日は予約可/日本語スタッフあり

 

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