急に寒くなり、わが家にもホームごたつが登場した今日このごろでございますが、みなさまにおかれましてはお風邪などひいてはおられませんでしょうか。
先日もホームごたつの中をのぞいてみると、見ず知らずの子ネコが2匹、増えておりました。いつものように、この冬も平家では順調にネコが増えていくようでございます。
‥‥‥‥‥‥‥‥。
さて、このたび、私のことがアメブロで6コマ漫画になったようなのである。
書いてくださったのはうちの古い受講生で、ペンネーム・龍たまこさんという方である。
同じアメブロで、私は社長ブログのカテゴリーで最高でも222位までしかいったことがないのに、たまこさんのブログは4コマ部門でなんと1位にもなったことがあるらしいのです。
ああ、うらやましい‥‥。
今回の6コマ漫画については、ある日、「平さんを漫画にしたいのですが、勝手に描いていいですか?」という打診をいただいたので、こうお答えしたのである。
「私には、いままでかたくなに守ってきたキャラのイメージがあります。できるだけ下品に描いてくださるならかまいませんよ」
しかしながら、私は思ったのである彼女はうちの古い受講生であるゆえ、私の言葉どおりに解釈するというよりも、専門用語でいうところの”裏面のメッセージ”を読みとってくれたようである。
「おお、昔、お世話になった師匠のために、ここはできるだけ格調高い雰囲気で、師の素晴らしさを声高らかに表現いたしましょう! 文化庁のみなさんは、世の中にはこのような素晴らしいお方がうずもれていることを知り、来年の勲章の準備をなさるがよろしい!」、と。
そうして完成した秀作がこちらなのである。
さて、たまこさん‥‥、あなたは私の言葉どおり、とても下品に描き上げてくださいました。しかしながら、あそこまで忠実に真実を語らなくてもよいのではないでしょうか‥‥。
たしかに、鍵もかけず、トイレで小用を足していたのは事実です。しかし、このようなことは、芸術家や小説家などの天才が作品の構想に熱中しているときにはよくあることといわれます。
あの出来事については私もおおいに反省しており、それが証拠にこのブログでも『よい子宣言10カ条』を発表し、その中で「事務所のトイレのカギは必ず閉めます」と約束いたしました。
また、あなたがトイレのドアをうっかり開けてしまったとき、なにを見たのかは知りませんが、象さんの絵が描いてあったのは素晴らしい描写といいますか‥‥、私としてもたいそう自尊心がくすぐられ、心地よい気分になりました。
が、後編のオチで、私のことを知る関係者全員が「あーあ、バラしちゃった‥‥」と笑えない顔をしていたことをお伝えしておきたいと思います。
ほかにも「指が太すぎてパソコン仕事ができない」とか「なんかおもしろいこと言おうと必死」とか、すべて事実ではございますが、ご理解いただきたいことは、真実は時として人を傷つけるということです。
ま、「なんかおもしろいこと言おうと必死」のあとに「しかし、イマイチおもしろくない」とは書いていないことについては、あなたのやさしさを評価いたします。その点は、現在のうちの事務所のメンバーとはちょっと違うな、と‥‥。
ええ、人生の機微といいますか、世間の常識といいますか、他者への思いやりといいますか、大きく成長したあなたを師としてとてもうれしく思っている次第です。
そして、私がいま、このようにあなたをおほめしているのは、また、このお手紙が異常にていねいな言葉づかいになっているのは、お察しの通り、深い下心があってのことでございます。
あなたはアメブロにおいて非常に多くの読者をおもちのようでございます。そこで、今後も頻繁に私を登場させていただき、来年、いや、再来年でもいいですよ‥‥、なんとか私が文化勲章をいただけるようPRに励んでいただけないものでしょうか。
万が一、文化勲章を受章した暁には、私の○○○をイメージして作った象さんの置物を、心をこめてあなた様に贈呈することをこの誌面でお約束申し上げます。
2015年11月吉日
師より