カナダに行ってきました(その3) | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

カナダの10日間のセミナーでは、しごきにしごきまくられる。叫び


日本で得た情報によると、宿泊先はスパやプールを完備したリゾートホテルだという。スパは日本でいう冷鉱泉のような温泉を湧かして提供しているらしい。


しかも、タダだという。キラキラ


私はこう見えても、プール好きなデブである。


なんといっても、この体型は浮きやすい。お腹を上にして浮くわけだからして、ラッコも顔負けなぐらいである。よって、楽しい。死海


だからして、海水パンツもゴーグルも持ってきたし、巨大サイズのスイミング・キャップもネットで購入して持参した。ほぼ毎日、泳ぐ所存であったのである。


が、しかし、実際は楽しみにしていたスパには一度も行けず、せっかく買った巨大サイズのスイミング・キャップも封すら開けることがなかったのである。


というのも、まず、セミナーでは宿題が多い。よって、夜、宿題が終わったころには、すでにスパは閉まっていたのである。


また、プールでは朝からでも泳げるのであるが、6月のバンクーバー付近の朝の気温は10度前後。とてもじゃないが寒すぎて、泳ごうという気にならないのである。プール自体は屋内にあり、温水プールなのであるが、気持ちが萎えるのである。


よって、私は朝からがんがんトレッキングに行っていたのである。ぶーぶーぶーぶーぶーぶー


美しい海岸線と、リスやウサギやシカが走り回る森があるのだからして、私の山好きの魂が燃え上がるのである。


夜が弱くて朝が早い私であるが、セミナー中はさらにそれが進み、ものすごく夜が弱く、ものすごく朝は早くなるのである。


よって、夜明けを待ちかねて、5時半ごろから1時間ぐらい、毎日ガッツシ歩き回った。


が、しかし、である。朝メシ前にこれぐらい運動すると、部屋に帰ってシャワーを浴びたあと、ものすごく腹が減るのである。


そして、前回、書いたように、「チップをくれる日本人のおじさんが来るお金」ということで、レストランではものすごくサービスされた量の朝食がやってくる。


「ほんとに、もう、僕の健康、考えてよ‥‥」
ブツクサ言いつつ、地球環境のことを考え、ぜんぶ食べきった。


「朝だから大丈夫よ」と言う人もいるかもしれないが、昼は昼でホテルの昼食バイキングがついている。けっこうこれが美味いのだが、炭水化物が多い。で、地球環境のことを考え、ついつい、たらふく食ってしまうのである。


夜はなんとか自炊でと考えていたのであるが、前回、書いたように、せっかく買い込んだ肉をハイエナ軍団の人たちに一日にして食い荒らされた。


で、「晩ごはん、めぐんでくだせぇ」と各部屋に泣きつきにいくわけだが、ここでまたチャーハンやらパスタやら炭水化物を食わされた。ラーメン


で、毎日もどうかと思ったのでホテルのレストランに行ってみると、またまた「チップをたくさんくれるおじさんが来たお金」ということで、チップをたくさんもらおうと、大量のサービスが待っている。


で、もう、みなさん、学習していただいたと思うが、地球環境のことを考える私は、それをぜんぶおいしくいただくわけであるからして、心よりも先に身のほうがどんどん成長してしまうわけである。


で、「それではいけない」と次の朝早くから森を歩く。ガッツリ歩くわけだから、シャワーのあとは腹がものすごく減り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。sei


このような悪のスパイラルにハマッたカナダ生活であった。


さて、話題は変わるが、カナダという国は“モザイクの向こう側の国”だということをみなさんはご存知であろうか?クラッカークラッカー


つまり、日本だとアダルトビデオなんかに必ずかかっているモザイクがない国なのである。


「ビバ、カナダ!」


ということで、ここは一つ、カナダ土産というか、自分へのご褒美として、モザイクの向こう側を一度、観てあげたいという親心‥‥、いや、息子への思いやりといっていいだろうか、が出てきたのである。


が、しかし、35ドルもするのである。日本円にして約3,500円。


日本のホテルなら、1,000円でカードを買うと、洋画から邦画、箸休めのアダルトビデオまで見放題であるのに、ここはアダルトだけで35ドル。


ちなみに、滞在中、お世話になったホテルのレストランでは、25ドルで巨大ステーキが食べられるのに、である。


さすがに、理性的な私は躊躇するのである‥‥。あせる


以下次号。