湯治ライフ(1) | 平準司@神戸メンタルサービス カウンセラー養成・個人カウンセリング・心理学の講演、執筆を行っています!

3月の8日から、久しぶりに長期の出張に出ることとあいなった。

初日は午前中の便で東京に行き、ライターのみっちゃんと執筆活動に励み、終わったらすぐに羽田から福岡へ飛ぶという強行スケジュール。ロケット


9~11日の週末は福岡で恋愛心理学講座とヒーリングワークを行い、12日の月曜日からは飛行機で仙台へ飛び、そして、14日の水曜日にはまた東京に入り、3日間仕事して神戸に帰るという出稼ぎ生活なのである。ぶーぶー


出張が多い私であるが、これほど長期間の出張は年に1回あるかないかである。

そして、私は今回のこの出張を“湯治出張”と呼びたい。


湯治出張?sei



ま、最近、福岡では温泉付きのホテル『ドーミーイン』に泊まっているのである。
福岡には、以前、定宿にしていた温泉付きの『八百治ホテル』があるのであるが、温泉は夜11時半で閉まってしまうのである。


たらふくモツ鍋を食べ、千鳥足でホテルに帰ったりすると、意外とこの時間に間に合わない。

その点、『ドーミーイン』は『八百治ホテル』と同じ強食塩泉で、大浴場は昼の15時から翌朝10時までずーっとオープンしているのである。


私のように、うっかり、朝4時に目が覚めてしまうタイプにとっては、「ひとっ風呂浴びて、二度寝する」という、年齢を重ね、成熟したものだけに許される高等ワザも使えたりするのである。

若いみなさんは、たぶん、まったく、うらやましくはないと思うけれども‥‥。イソギンチャク


福岡滞在中の3日間は、朝晩、こまめに温泉につかったのである。

さらに、そのあと、仙台で仕事があったのであるが、仙台といえば東北の誇る大都市。

当然、ビジネスホテルは素泊まりでも7500円ぐらいはしてしまうわけである。


ところが、である。
ちょびっと足をのばせば、2食付き6800円なんて温泉宿があるんですよ!

これは、泊まるでしょう!!


(「そこに行くまで、どれぐらい時間がかかるんですか?」とか「レンタカー代なんかを加算すると高くつきますよね?」とかは、大人の対応として聞かないでいただきたい)困った顔


ということで、なにゆえか、仙台から75km、片道1時間15分かけて、私は車通勤したのである。ドライぶー

ちなみに、東北自動車道の仙台・古川インター間の高速料金は無料であった。


ここで、またこまめに温泉に入りまくり、14日に東京に戻るまで、福岡と合わせて都合1週間、「温泉・仕事・温泉・仕事・温泉‥‥」という、とても健康的な社会人生活を送っていたのである。ぶた


以前、東北の温泉に行ったときは、それこそ、はじめて彼女ができた10代の男の子のように、それはもう、ヒマさえあれば、やりま‥‥いや温泉に入っていたものである。

1泊2日で14湯ぐらい入る。死海

2泊3日で27湯に入ったこともある。ぐー


つまり、この私に自由に温泉旅行なぞさせると、とても健康に悪いのである。

さすがに、そんなハイペースで温泉に入りまくると、その疲れをとるのに1週間ほどかかり、意味がなくなるのである。


その点、今回は昼間に仕事が入っていたので健康にもほどよいわけであるが、私とすれば、「なぜ、東北にまで来て、入りたい温泉が山のようにあるのに入れないのだ!」と断腸の思いである。


この思いを感情的にみなさんに理解してもらうとするならば、つまり、こういうことであろうか?

私がミスユニバースの彼女とラブホテルに入ったと思っていただきたい。

ところが、「きょうは手をつないで寝るだけね♡」と言われ、嫌われるのがいやなばかりに、その通りにしてしまった‥‥、それぐらい、悔しい気持ちでいっぱいなのである。ブタ


東北といえども、仙台あたりでは雪は積もっておらず、たまに雪花がちらつく程度であった。

が、さすがに鳴子温泉あたりまで行くと降っていて、吹雪になったり、朝起きると車にしっかりと積もっていたりして、同じ宮城でもだいぶ違っていた。


地元の人に聞くと、鳴子温泉の隣の中山平温泉 はまたまったく違い、たかだか5kmほどの距離なのであるが、トンネルを抜けたそこは山形の気候らしいのである。

ちなみに、鳴子温泉から35kmほどで山形県の新庄市なのである。

とにかく、久しぶりに、東北の誇る大温泉郷・鳴子温泉 に来たわけだからして、来週からはマニアックな温泉レポートをお届けする所存なのである。ブタさんブヒ