妹が初主演の映画「案山子とラケット」が公開され、正直ホッとしています。

映画公開に合わせて取材する妹のエピソードに私が登場し回りの方から「妹にシャラポワやってみせたの?」と問われる。

そぅ。やったことないシャラポワさんの真似をやってみせた!!

この映画のオーディション当日、妹は熱を出し寝込んでいた。
お昼には自宅を出ると聞いてたのに時間がどんどん正午に近づき「間に合わないよ」と言っても返事をするだけでも辛そうな妹。

オーディション用紙がテーブルに置いてあるのを確認し私はこの役をどうしても妹にやってほしい!と強く思った。

「行かなきゃ」と妹に問いかけるがよっぽどキツかったんだろう…
喉が痛くて台詞も言えない…と涙流しながら言ってた。

すごい辛そうだったけど、私は行ってやってみてよかったと思えることを知っている。

いくら体調が悪くても自分で無理だと決めつけるのではなく、オーディションや面接は相手が決めるもの。

ピンチこそチャンスなんだ!!

身体が資本で一番大事だけど体調が悪くて断念するのは、もったいない。

後になって後悔する。

きっと、自分にとってチャンスが舞い降りた時、私は神様から「やってみなさい」と言われてる気がするのです。

もしダメだった場合は落ち込むのではなく、自分の力を試すことが出来たと思い、また次のチャンスをもらえるように自分を知って努力をする。

チャンスを獲得出来た場合、「自分には出来る」と自信を持ち感謝してやらねばならないことを追求し最後まで責任を果たす。

これは下積みがあったからこそ感じることが出来た。

経験をして知っていくとだんだん慣れてしまう。
慣れが飽きることにだって繋がる。
だから挑戦することは大事で学ばなきゃならない。


自分で限界を決めようとした妹に、私はまだまだ早いと感じた。
これからなんだってやれるはず!
辛くて悔しい涙を流した分、もうすでに強さに変えられてる気がするんです。


また、妹の涙で初心を思い出すことができ、感謝致します。

私事ですみません。