7月最後の日曜日、31日に合同分科委員会が開催されました。

分科委員会は6つの委員会で構成されています。



会則32条(分科委員会の種類・分担事項は次の通りとする)

1)競技委員会 

倶楽部競技の運営並びにルールに関する事項

2)フェローシップ委員会

入場者のエチケット並びに社員・会員のフェローシップに関する事項

 ※この場合の社員とは、一般社団法人の社員をいいます。

3)ハンディキャップ委員会

会員並びに利用登録者のハンディキャップに関する事項

4)ハウス・コース委員会

クラブハウス・コース当の設備並びに食堂に関する事項

5)総務委員会

俱楽部の会計、法律行為に関する事項並びにほかの委員会に属さない事項

6)プロの監督、キャディマスター及びキャディ・研修生の教育に関する事項


 以上がありますが、一般社団法人大栄カントリー倶楽部は、非営利企業ですからこの分科委員会の皆様には、一切報酬がありません。


ゴルフに来る傍らとはいえ、貴重な時間と労力を費やすのですからボランティア精神が無ければ務まりません。委員の中には、わざわざプレーもしないのにこの会議のためにお出ましをいただく委員の方もございます。本当に感謝・感謝で頭が下がります。


それでは分科委員会の目的は何かと申しますと、会則を引用して説明すると、

第30条(分科委員会)

1.倶楽部の運営の円滑を期するため、倶楽部理事会は、各種分科委員会を設け、業務を分担させる。

2.分科委員会の改廃、新設、分担事項の変更は、倶楽部理事会が決定する。


その様な訳で理事会に次ぎ、会社としては大変ありがたい存在でもあります。

各分科委員会が倶楽部の諸問題を審議検討し、理事会にてその良否を決議する素晴らしい機関だと思います。


ところがところが、運営会社の社員は毎日常駐して様々な諸問題を熟知しています。

委員の方との見解の相違で意見が食い違うことも多々あります。

「確かにこの委員の方は素晴らしい考えをお持ちだと感動する時もあります。しかし、ちょっとこれは、まったくいただけない意見だと思うときもあります」


「人間言い難いことをいうのは勇気とリスクを負う覚悟が必要です」

それでも言わなくてはいけない時は、首をかけてどころか、命を懸けて言わなければならない時もあります。


俱楽部再建時代は、幾多の試練がありました。

大小合わせて係争事件が5件、不当要求者との攻防、脅迫・恫喝、嫌がらせや怪文書、いまだに恨みつらみの文書が届くわけですから、並みの神経ではノイローゼになってしまいます。

やせ我慢でも強くならなければならない。逃げることのできない問題を解決してこそ男の価値が上がると肝に決め、張子の虎の皮を10枚、100枚、1000枚とやせ我慢を貼り合わせ虎の皮より厚く丈夫になりました。

それが故につまらぬ老婆心を捨て、10年先、20年先を案じるよりも、今ある俱楽部の運営を堅実なものにしていきたいと思っています。


75名の社員が安心して働ける職場、そして1,300人以上の会員の皆様が楽しくゴルフとクラブライフがお楽しみ頂けるように、願いはそれに尽きます。

善きは助け、悪きは挫き、俱楽部の寛容寛大なる真の倶楽部の理解者と倶楽部史という足跡を残してまいります。


名実ともに倶楽部のために忌憚のない意見交換ができる分科委員会であって欲しいと願っています。

俱楽部の王道を歩くためには、口角泡を飛ばして暴言も吐き、軌道修正をしていきたいと思っています。

「落花流水の如し」と潔く腹を括っていますので生意気な奴だと思われる節もございますが、その時は真剣勝負をさせていただきます。




現場の社員も真剣です!