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2009年クラブチャンピオン 蜂谷幸士選手
クラブ競技の最高峰、2009年クラブ選手権優勝決定戦が本日行なわれました。
山下武志選手(ハンデ9)VS蜂谷幸士選手(ハンデ5)の2強がマッチプレーを勝ち上がり、実年と青年の対照的な戦いとなりました。
快晴の秋晴れとは言えませんでしたが、涼風に金木犀の香りが漂い、コースコースコンディションもクラチャンの決勝戦に相応しい舞台が揃いました。

スタートホールは、蜂谷幸士選手の先行でプレーが開始されました。18ホールを終えた時点で蜂谷選手が9UPと快進撃を続けましたが、今期、好調の波に乗る山下選手も最後まで諦めない執念を見せ、OUT・7番がUPドーミーホールとなりましたが、山下選手よく踏ん張りました。8番ショートホールでは、山下選手がナイスオン、蜂谷選手の打ったボールはグリーン右側の松の枝にワンバウンドして引っかかり、競技史上稀に見るアクシデントが起こり、蜂谷選手はやむなくアンプレを余儀なくされ、このホールも落としてしまいました。
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「あれっ、松の枝にボールがオン・・?」
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アンプレの処置を丁寧に行なう

続く9番ミドルホール、蜂谷選手がスーパーショットを見せたのですが、勝利の女神は意地悪くフェアウェイ奥のクロスバンカーの淵ギリギリにボールを停めてしまいました。バンカー内にスタンスを取った蜂谷選手の2打目は、やや引っ掛かりグリーンの左にボールが零れてしまいました。このホールはイーブンでも蜂谷選手の勝利となったところですが、パターで打った蜂谷選手のアプローチは、カラー前の芝に喰われ大きくショートしました。この9番ホールのスケアードーミーホールでも決着がつかず、ハーフを終えた両選手はOUT10番ホールへと駒を進めました。
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バンカーの淵にボールが止まった。惜しいスパーショット?
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グリーンカラーの外からのパットは、芝の抵抗が・・

ところが、追い風が吹いていた山下選手ですが、後半の10番ミドルホールのティーショットは大きく左に曲がり、林帯の林の中に運悪くもボールが嵌ってしまいました。
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林帯からのトラブルショット

何とかセカンドは打てたものの出すだけになり、パーオンをセーブした蜂谷選手がこのホールを制し、9-8の成績で大栄カントリー倶楽部史上、初の最年少クラブチャンピオンが誕生しました。
昨年度は、蜂谷幸士選手のお父様(蜂谷和也選手)がクラブチャンピオンになり、蜂谷ファミリーの快進撃は止まることを知りません。ゴルフの技術的なものもさることながら、精神的に大きく成長した蜂谷幸士選手には良くぞここまで成長したと脱帽です。
対する山下武志選手にも善戦した栄誉を讃え、心より称賛の拍手をお贈り致します。
戦え終えた両雄の握手にさわやかな秋風が吹き、勝敗に屈託の無い笑顔には清々しささえ感じ取れました。両選手、素晴らしい試合をご披露いただきありがとうございます!
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闘い終えて両雄握手!
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9番のセカンド、山下選手
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スタートホールの蜂谷選手
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2番ミドルのティーショット、山下選手
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ファミリー2連覇を喜ぶ蜂谷ファミリー