エスハートオブヘアー代表×2508≠Hair代表 対談その2 | 対談

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[ES]Heart of HAIR 代表     2508Hair 代表

佐藤 陽一  × 高木 達也


[ES]としてのパーソナルとして、二つのサロンコンセプト」#2




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佐藤 何?



高木 カット料金を少し引き上げたいな、ということです



佐藤 なるほど、それはなかなか勇気がいるよね。“[ES]”は、いわゆるスタンダードな料金設定になっているけど、『カット料金を上げたい』という案は度々出てくる





高木 僕は、美容師にとって一番大切なものはカットの技術であり、極論を言えば『言い値』でもおかしくないとさえ思うんです。それだけ価値のあるものを提供するのが美容師の使命であり、僕の考えるブランディング。“2508Hair”がカット料金を上げることによって、極端な話、業界全体の底上げができないかな…と



佐藤 確かに業界の活性化という意味では、スタンダードを変えていく必要性はあるのかもしれないね。ただウチの場合、少し事情が違って…実は、[ESプロジェクト]は最終的に300名規模になることを目標としている組織。その目標達成のためには、どうしてもマーケットの一番多い層を狙っていく必要があるわけで、どんなに技術力が高くてもスタンダードな料金設定にせざるを得ないかな…というのは思っている



高木 なるほど



佐藤 あとトップスタイリストの料金をあげることは簡単だと思うけど、その下をどうするかも課題になるだろうね



高木 そこはある意味、自分の役目だとも思っています。僕が上げない限り他の子が上がることはできないわけですし。僕は常々、ヘアカットという行為は進化し続けるエンタテインメントの一つであっていいと考えています。そこで働くスタッフの価値観を上げるためには、料金って大切な要素の一つだと思うんですよね



佐藤 個人的に、その考え方には大賛成だよ。でも僕の場合、[ESプロジェクト]の経営者として、ちょっと違う考え方をしているというのも事実で…。僕の中には『ESプロジェクトとして』というのと、『パーソナルとして』という二つのサロンコンセプトがあるんだ。前者は、いかに[ES]イズムみたいなものを継承していくかということに重点をおいた時のスタンス。その目標の一つが300名体制であり、極端な話、これは中身がぶれなければ自分の代では実現しなくてもいいとさえ思っている。一方パーソナルの方は、一人のスタイリストとしてどんな美容師でありたいかと考えた時のスタンス。今は経営者という立場から物事を見てしまうことが多いから、どうしても個人の想いというのは後回しになってしまうんだよね。だからこそ、僕が料金を上げることは、『まだ』できないな…というのが個人的なジレンマでもあるかな



高木 賛成していただけたのは嬉しいです。もしかしたら、最終的に目指しているところは同じだけど、そこに辿りつくまでの道のりが全然違う…というのが、”[ES]”と“2508≠hair”の違いなのかもしれませんね(笑)




佐藤 組織が違えば、その中での役割も変わってくるから。[ESプロジェクト]の中での僕の役割っていうのは、決してお金に関することじゃなくて、美容師の先輩として楽しそうな人生をみせることでもあると考えているしね



高木 こうやってお話を聞くことは、とても勉強になります





佐藤 僕の方こそ、いい刺激をたくさんもらいました。これをキッカケに今後ともよろしくお願いします(笑)



高木 こちらこそ、ありがとうございました



高木達也 プロフィール






鈴鹿市美容室「2508Hair」代表。

サロンワークの他にも全国、海外でのセミナーでの講演や 雑誌等の撮影など幅広く活躍。




2508Hair 名前が変わりました!



鈴鹿市美容室「ROSE」「meets」

http://www.rose-hair.jp/



ブログ



http://ameblo.jp/tatsuya-takagi/





●今回の対談にご協力いただいたお店は・・・







ワインダイニング YUZU


愛知県名古屋市中区上前津2-8-5




*最寄り駅*


地下鉄上前津駅徒歩
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*電話番号*

052-324-1066

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