人生を明るく楽しくエネルギッシュに、そして前向きに強く逞しく生きていきたいものです。
そのためには健康である事が第一条件です。
その健康であるために欠かせないことと考えたとき、パッと出てくるのは「運動・栄養・休養」ですかね。
この三つの中で、すぐにでも気を付けられるものは、誰でも一日に数回とる栄養(食事)ではないでしょうか。
みなさんは身体の事を考えてご飯食べていますか?
好きなものや手軽なものなど、偏った食事はしていませんか?
そしてその食べ物にどんなものが入っていたり、どのように作られるかなど考えたことはありますか?
今日本は飽食の時代で、日本にいながら世界中の食べ物を食べることができます。
とても素晴らしいことですが、それらはどんな食材で、口にするまでの過程でどんな事が行われているのでしょう。
自分を守るのは自分です。
僕ら一人一人が意識を高くもって選んでいかなければいけません。
肉や野菜など、良質な食べ物には良質なエネルギーがあります。
それらは単に良質なエネルギーというだけでなく、美味しく楽しく食べることができ、それによって身体中に良いエネルギーが満ち溢れていきます。
美味しくないものを食べても気分は上がりませんし、やる気も出ませんよね。
良い食べ物には、栄養的に良いというだけではなく、そういった効果もあるのです。
では良質な食材となると、なにを摂ればいいのでしょう。
今はあらゆるものが手軽に手に入ります。
以前ブログで書きましたが、便利と引き換えにそこには添加物が溢れかえっているのが現状です。
保存料・合成着色料・香料
発色剤や漂白剤なんかもあるんです。
身体に良いか悪いか。
悪い事はあっても良い事はないと、知らなくてもわかりますよね。
それは食品に加工される前の食材の段階、栽培での農薬や化学肥料にも同じ事が言えます。
それらを使用せず、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農産物・畜産物。そしてそれらを合成添加物などを使わずに加工した食品をオーガニックといいます。
健康な土壌が健康な農作物を育み、やがては健康な体を育みます。
これはもちろん野菜に限った話ではありません。
例えば鶏の飼育方法をご存知でしょうか。
何千羽という大量の鶏を足元がベルトコンベアー式になっているケージに詰め込み、強制的に運動をさせる飼育方法と、フリーレンジと言われる放し飼い。
どちらが健康的か言うまでもありません。
※フリーレンジ=オーガニックではない
ちなみに前者の場合、飼料もベルトコンベアー式で、飼料の中には成長促進のため、病気の予防のため、あるいはストレス解消のため様々な抗生物質や成長ホルモンなどの化学物質が大量に含まれているなんてことも…。
そりゃストレスも溜まるし病気にもなります。
共食いをしてしまうこともあるなんて話です。
生産性・コスト重視した劣悪な環境下で育てられた鶏が、良いエネルギーを持っているとは僕にはとても思えません。
ですが、日本ではまだまだ農産物のオーガニックを占める割合が少ないのです。
外国と比べても0.16%と遅れをとっていて、それには様々な理由がありますが、それを調べてみるとオーガニック認定をとることの難しさを知りました。
土壌、農産物、畜産物はもちろん、ありとあらゆるものまで時間と手間をかけ徹底し、そこに第三者機関が入り、幾つもの厳しい検査をクリアして、漸くオーガニック認定をとることが出来るのです。
がしかし、やっとの思いでとれたオーガニック認定も、我々消費者の意識問題も勿論なのですが、どうしても高く感じてしまい、売れなかったり…。
これではいつまで経ってもこの現状は変わらないと思います。
僕達が買うことは、自分達のためであることは当然ですが、農家の方々のチカラにもなるのです。
だからと言って、全てをオーガニックに拘るのは僕自身、環境的にも経済的にも難しいです。
ですが、自分達の出来る範囲で少しずつ…と、意識を高くしていくことが大事なことだと思いました。
ちなみに僕は、食の究極はマクロビオティックだと思っています。
身土不二、一物全体
とても素晴らしいと思います。
簡単に説明すると
自分の生まれ育った環境で、その土地の旬の素材を。そしてその素材を出来るだけ丸ごと使用し、それを活かした方法で調理するということです。
太陽・大地の陰陽エネルギー…という事ですが、頭ではわからなくても身体に良いことくらいわかります。
あとは白米や白砂糖などを精製されたものを避け、未精製のものを摂るということですね。
ただ自分は身体を作るにあたり、まだたんぱく質…というのが頭にあって、豆類などでは補いきれていないのが現状です。
牛肉も僅かながら食べますし、それ以外の肉類や卵、乳製品に頼らざるを得ない状態ですが、それらを出来るだけ減らしていこうと、準マクロビをイメージし、普段の生活を送っています。
そして普段の生活に+α、ほんの少し意識して自然食を摂るようになってから身体の調子が良くなったという実感があります。
食べ物で病気や風邪を防ぎ健康でいられるなら、オーガニックは決して高くはありません。
医療費を含んでるのですから。
食養です。
書いてて思ったのですが、このブログを見た読者の方から
「おいおい。こんな事書いてるけど、いつも焼肉やラーメンや、それこそジャンクフードだって食ってるじゃないか」
なんて声が聞こえてきそうですが、僕の中での決まりがあって、何度も書くようですが週末は基本的にチートにしています。
代謝の問題もそうですが、心のガス抜き。
心には心の栄養です。
とは言っても、あまり変なものは極力食べないようにしています。
普段は身体のことを考えて食事を摂り、休みの日やイベントの時なんかは思いっきり楽しみます。
心を元気にして、内側から出てくるパワーを100%にしないと、body makeをするにしろ、仕事をするにしろ、思うように動けません。
身体と心は密接に繋がっているのです。
心には心の栄養
身体には身体の栄養を
あくまでも良識の範囲を逸脱せぬよう気をつけながら、自分なりの食べ方を見つけることが、自然と健康に、そして心の成長に繋がります。
出来るだけ穀物を主食にして、無農薬の野菜や豆、海藻類を摂り、なるべく肉食・乳製品は減らし、砂糖類は極力減らす。
そして農薬をはじめ遺伝子組み換えなどによる人工的な食べ物を減らす。
これを頭の隅に入れておくだけで大分違うと思います。
長々と書きましたが、僕自身楽しむというのはモットーでやってますから、あまり堅苦しく考えず、楽しんで美味しいものを美味しいと感じながら食べる事を第一に考えたいと思います。
オーガニックはステータスではありません。
これからオーガニックの時代が来ると確信しています。
食材を買う時は有機JASマークを探してみたり、ファーマーズマーケットに出向いてみたり、外食するなら自然食レストランを探してみたり。
そんな小さな一歩が、自分を守り、家族を守り、そして自然を守る。
これが“食“の先にあるオーガニックである理由です。
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