追い込まれた人間は、本性をむき出しにする! | 集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

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私自身がヤミ金などのブラックマネーに手をつけ1億円の借金を作りどん底にまで落ちたアホ社長だった経験値から『成功する経営には何が必要なのか!』これを見つけ出しました。このブログは私以外にも沢山いるであろうアホ社長再生を目的とし切り口鋭く毎日書いています

vol.1464

今年もこの時期がやって来た。

ピカピカの学生気分満載の
新入社員たちへの

入社一発目の過酷な試練・・・


そう、地獄の新入社員研修がやって来た。


今年は9名の新入社員が入社した。

これは、クライアント企業の新入社員研修を
わしが3年連続で任されとるんじゃけど

1年目の様子
http://ameblo.jp/tai-gee/entry-10497691608.html 

2年目の様子
http://ameblo.jp/tai-gee/entry-10852978314.html 


新入社員研修って言っても

このわし自身がちゃんと出来とるんかどうかもわからんのに
挨拶の仕方や、マナー研修しても全く意味がないので

毎年、わしらしくやらせてもらっている。



何をやるかというと


単純明快


大きな声で、自己紹介と
この会社の経営理念を言ってもらう!



ただそれだけ・・・


わしがこの会社の社長さんから
依頼を受けているのは


 『できない』と言う前に
     『どうやったらできるか』
     それを考えれるようにして欲しい!

 諦めない社員に仕上げて欲しい!


ただただこの2点のみ


だから、わしの使命は


ふつうに考えたら出来そうにないことを
気付いたときには出来ていた



それを体験させること!


だから、単純明快なほうがいい。腕。


ということで、3年連続
この手法での社員研修をしている。



まずは2人1組みでペアを組み
それぞれが自己紹介をする


「〇〇大学卒業の〇〇です!
 宜しくお願いいたします。」


言うセリフはこれだけ。


これを、今まで生きてきた中で
出したことないくらいの大きな声で言う!

そして、ペアで見事OKが出れば終われる!

こういう単純なルール。



トップバッターはいつも男の子にやってもらう。


こども男の子 「〇〇大学の○○です!
     宜しくお願いいたします。」


マコ 「それって、あなたの今までの最高の大声ですか


って、妙に冷静に言うと
決まってこう言う


こども男の子 「いえ・・・」

マコ 「じゃ、最高の声をだしてください

っと・・・


こんなやりとりを
数回繰り返すと
これも必ず言ってくる


マコ 「それが最高の大声ですか


こども男の子 「はいへコみ 限界だと思います・・・」




この研修では、最初の1時間で


チェック 『できない』と言わない

チェック  『限界』とは自分で決めているもの

チェック  社会人になって、新しい自分に生まれ変わるために
     本当の100%の自分に出会おう


っと、理論的に説明し
「出来ないとは言わない
っと宣言させているので



マコ 「あれ 〇〇君 限界なんですか
     限界って、誰が決めるんでしたっけ


こう切り返すと
もう次の言葉がでてこなくなる・・・


こんな感じで
自己紹介の声出しだけで
3時間くらい引っ張る。


そして、それがクリアすると
次は、全員の連帯責任を植え付けるために

今度は、経営理念を
間違えることなく大きな声で
9人全員がバトンをつなげることができたら終了


という、さっきはペアでのの責任じゃったものが
今度は9人全員の連帯責任になる。



すると、どんどん追い込まれて行くんです。

でも、人間は追い込まれてからが
本性をむき出しにしてきます。



チェック  どの順番で言っていけば
     うまくクリア出来るのかっと
     リーダーシップを誰が発揮しているか

チェック  うまくで言えない子のフォローを
     誰が率先してやっているのか



採用面接なんかでは見えなかった
“本当の人間性”が見えてくるんです。



ちなみに、上記の全員が一列に並んでいる写真には
9人いるはずの新入社員が8名しか写っていません


それは・・・


極限まで追い込まれた
新入社員の1人が


130 「こんなことに意味があるんですか


っと、意見してきた。


マコ 「意味があるかないかは
     あなたが決めることじゃありません
     今は、大きな声で自己紹介だけをしてくださいズバッ


っと冷静に伝えると


130 「これ以上は出来ませんカリカリ


っと、部屋を出ていった。





ある程度仕事を任せられるようになって

「これ以上出来ません

なんて、仕事を放り投げられたら
会社としてはたまったもんじゃない。


でも、たったこれだけ追い込んだだけで
仕事を放棄するような人間は

必ずこの先、追い込まれるたびに
逃げて回るようになる。


だから、こう言う人材はいないほうがいい。


ということで、この方は

4月1日に入社して
4月3日に退社していった・・・



どうです 良いでしょ



こういうのって
普通の研修じゃ見れんですよ!


そして、最終最後まで残った8名は
最後にこういっていました。


次女男の子-スマイル 「最初は絶対に出来ないと思っていたけど
        終わってみると『こんなに大きな声が出るんだ!』っと
        自分で自分の中に限界を作っているのがよくわかりました

       そして、ペアでやった自己紹介ですら
       あんなに時間がかかったのに

       8人全員でリレーするなんて絶対に出来ないボクシング
      
       っと思っていたけど・・・  ちゃんと出来た

       やる前から、出来ないと決めつけるんじゃなく
       やってみたら意外にできることが多いことを勉強しました


っと。


この研修も3年目にして
はじめての脱落者が出ましたが

この先、ゆとり教育世代がもっと出てくるので
彼ら彼女らの人生の中で初めて追い込まれると

このわしにでも噛み付いてくる若者が
いっぱい出てくるんでしょうね!


わしも鍛えとかんと
しばかれちゃいけんけ

頑張って身体鍛えとこ!

ほんじゃまた