夏だ!ビールだ!ビアガーデンだ!
現職場に、同じラテンアメリカに派遣されていた元青年海外協力隊員の女性がいる。彼女は看護師隊員だった。
やはり協力隊の世界は狭く、すぐに共通の知り合いも見つかって繋がった。
ということで、知り合いの知り合いラテンアメリカ飲み会@ビアガーデン開催!
その中に、この5月から国際協力関係の大きな組織で働き始めた女性が、頭にきた出来事を語ってくれた。
「うちの組織は腐ってる!!!!!」と、激怒!笑
その人が働く会社は、基本デスクワーク。しかし、部署の業務内容は医療系なので、皆もともとは看護師経験者だそう。
ある日、社内で急病者が出たとの知らせが入った。しかし…
皆デスクに向かったまま、「関係ない」と言わんばかりにまったく動こうとしなかったらしい。
業務として対応すべき担当者のみがバタバタと動いていた、と。
「看護師としてあり得ない!」「信じられない!」と嘆いていた。
確かに。悲しくなる。
今回の参加者は、みんな帰国して結構な時間が経っているので、それぞれいろんな仕事を経験している。
それぞれそこそこ大きな組織で働いてみて、どうしても耐えられないことが共有できた。
それは、「関わらない方が無難」という気付かないふりをする空気だ。
自分のデスクでパソコンに向かって仕事をしながら、隣人が話している話題に耳を傾け、隣で起こっている問題も知りつつ、「自分が出る幕じゃない」と決めつけて、あえて「動かない」に徹する人たち。
面倒なことは極力避ける術を身につけている。
あえて何も言わず、何もしない、暗黙。
もしくは無関心。
もしくは本当に気づいてない、というのもあるけど。
ともにに働く仲間じゃないか!縁あって同じ場所に居る仲間じゃないか!
人と関わる仕事をしている仲間じゃないか!
もっともっとお互いに関心もとうよ。おせっかいになろうよ。
と、思っている。
そういう理想は持っている。
しかし実際は、自分こそ行動に移せていないひとりだ。
そんな自分に、
「私はまだ右も左もわからない新人だし、もう少し様子見ながら徐々にでいい。焦らずいこう。」と、言い聞かせている。
葛藤しつつも甘えつつ過ごしている。
場所は違えど、似たような思いをお互いに共有できた、今回のビアガーデンでのひと時。
ちょっとした憂さ晴らしができつつ、エネルギー補給となった。
それにしても、最近のビアガーデンは料理もおいしいし、アルコールの種類も豊富だし、クオリティが高いことに感心しました。
また行こうっと♪