昨日、聞いてきた講演会で参考になると感じた内容をかい摘まんでみたいと思います
今回の講演会の内容は、抗がん剤の副作用で食事が思うように取れないときの工夫がテーマでした
講師は、がん研東の栄養士の方でした。
がん研東では、お料理教室まで開催してるんですって
すんばらしい
やはり治療をしっかり受けるためには、バランスの取れた食事が一番
でも、抗がん剤の副作用でなかなか食事が思うように出来ない時って有りますよね
しかも、副作用によって求めるものが変わってくるし…
患者本人がお母さんの場合は、いかに手抜きでも栄養を確保するか
患者さんの奥さまはいかに、ご主人様に治療に耐えうる体を作って貰うか悩むところですよね…
今回は、食事との向き合いかたから、副作用毎にちょっとしたアイデアを教えて貰いました
一番大切な事
焦らず、気持ちを楽にして食事に臨むことが大事
副作用が辛いとき、辛い人を目の前にした時の心構え
『食べなくちゃ』って焦らなくても大丈夫
『食べられなかったらどうしよう』って不安に感じることなんか無いよ
『栄養付けてね』って言わないであげてね
無理して食べようとしないで
食事を無理にすると、食事が苦痛になってしまう方が良くないんですって
食べたいときに食べたいものを食べれば大丈夫
口から食べ物を取る事がとても大事だから、そのために食べたい欲求を大切にすることが大切
口から何か摂取することを大切にして
口から取ることで唾液が分泌され、胃腸が動くので、生理機能が向上し免疫力アップに繋がる
また、腸を動かすことで腸の絨毛が退化しない。
点滴だけで食事を口から取らないと、腸の絨毛が退化してしまうらしいです。
ただ、点滴しか栄養が取れないときは、焦らないで、食べたいという欲求が沸くときをじっくり待ちましょうね
大切な人が、なかなか食事が取れないときは特に心配から『しっかり栄養取ってね』とかって言ってしまいがちだけど、辛いときは逆にその優しさがプレッシャーになってしまうのです
だから、グッとその言葉を呑み込み『焦らないで食べられる時に食べたいもの食べれば大丈夫だよ』って言葉にしてくれると嬉かも
それから、食事や調理の負担軽減の為には、市販の調味料も使っちゃいましょう
調理自体が負担になってしまうのは勿体ないならば手抜きへ考え方をシフトしてしまえ
コンビニのお弁当でも、主菜+副菜+果物や乳製品の黄金パターンを心掛ければ問題なし
よく、糖質制限とか塩分制限とか聞きますが、副作用で食欲が出ないときは気にしないで、まず口から食べたいと思えるものを大切にしましょう♪
って事でした。
だいぶ長くなってしまったので、症状別の食事の工夫は次回アップもしますね
どなたかの、何かの役にたてたら良いなぁ~~って思いながら、今日も楽しく過ごします