2016年度タダゼミあだち開講式! | [タダゼミ]あだち~都立高校合格までの道~

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[タダゼミ]は親の経済状況などから塾などに通えず高校受験対策に不安がある中学3年生を対象に、大学生講師による高校受験対策講座です。
このブログでは足立区で開催されている[タダゼミ]の様子をお伝えしながら、生徒の皆さんが都立高校に合格するまでを応援します。

こんにちは。学生スタッフの萩原です。
ついにタダゼミあだちが始まりました。今年はどんな生徒と会えるのか楽しみです。
わたしが会場に着いたときには多くのスタッフが開講式の準備をしていました。スタッフの顔を見渡すと緊張しているように見えました。生徒と初対面であるということでは、新規スタッフも元々いたスタッフも変わりません。
タダゼミ初参戦の方々はテキパキと開講式の準備されてました。去年から参加しているにもかかわらず、いまだにアタフタしている僕とは雲泥の差です 笑。
初参加でいきなり教科担当になるのは大変だと思います。継続して参加しているスタッフがお手伝いしますのでご遠慮なくお聞きください。
ところで、タダゼミのスタッフには教職に就いていたり、教育に興味関心がある人が多いようです。その一方で生徒と時間を過ごすのが楽しいから参加している人もいます。スタッフよって参加する理由は様々です。
開講式の最初の演目はガイダンスです。タダゼミあだちについて理解してもらいました。わたしも少し話しましたが、緊張のあまり自分でも何を言っているのか分からないほどかみまくりました 笑。
タダゼミは学校でも塾でもありません。それは学生の皆さんが主体となって参加することでのみ成り立つ学びの場だからです。学生の方々は積極的に参加し、未来のタダゼミ生にバトンを渡さなければなりません。
しかし、神経質になる必要はありません。せっかくですから楽しみましょう。あるスタッフが同じようなことを述べてましたが、スタッフは「友達以上先生未満」の存在ですから、気をつかわずにどんどんしゃべりかけてください。調子が乗らないときや気分転換したいときにスタッフとお菓子を食べながらおしゃべりをするといいですよ。
とにかくタダゼミに通い学習習慣を身につけることが大切です。
そして、自己紹介タイムです。まず、スタッフが自己紹介をし、次に生徒の皆様がしました。
自己紹介の後はアイスブレイクとして共通点探しゲームをしました。二人一組になってお互いの共通点を探すゲームです。共通点が一番多かったペアには景品としてキッズドアグッズが贈呈されました。優勝したペアの中には16個も共通点を見つけるペアがいました。
次に新聞紙タワーというゲームをしました。テープを使って、新聞紙を棒状に丸めたり、切ったりして、最も高いタワーを作ったグループが優勝というものです。生徒は悪戦苦闘しながらも色々工夫をして取り組んでいました。あるチームは新聞紙で箱を作り、それを土台にして棒状に丸めた新聞紙をテープで箱に固定して立てていました。またあるチームは新聞紙を筒状に丸めてパイプのようにつなげていました。優勝したチームは天井に届くタワーを完成しました。画像がないのが残念ですが、それは前衛芸術のオブジェのような形です 笑。

少しの休憩をはさみ、テストと面談を実施しました。テストの結果と面談の内容とを参考にして今年度のタダゼミの方針を決めていきます。
テストはスタッフが採点し、生徒に返却しました。スタッフが答えを配布し、生徒はテストの直しに取り組みました。スタッフが生徒の隣に座って指導をしました。
全体的に穏やかで和気あいあいとした雰囲気で開講式は終了しました。
今日一日どうでしたか。新聞紙でタワー作ったり、テストを受けたり、盛り沢山のプログラムでした。疲れましたか?
生徒のみなさんと会えてスタッフは楽しかったはずです。そうでなければ、スタッフは日曜日に集まりません。スタッフが生徒に一方的に与えるのではなく、生徒もスタッフに何かを差し伸べているのかもしれません。
生徒とスタッフとはお互いに欠くことのできないパートナーです。生徒が挫けそうな時はスタッフが支え、スタッフが転んだときは生徒が手を差し出す。そうやって苦しみや楽しみを分かち合いながら入試まで行ければなと思います。

来週の予定
来週は講堂でオリエンテーションをします。身体を動かすレクリエーションをしますので、動きやすい服装でお越しください。
どんなゲームをするかは当日までのおたのしみです。