ついにフルマラソンを7回達成 | 太田忠の縦横無尽

ついにフルマラソンを7回達成

めっきり過ごしやすくなった。

永遠に猛暑日が続くか、と思われた今年の残暑も台風9号が通過してから、劇的に変化した。


さて、今日は火曜日。私にとって1週間のうちでもっとも体のあちこちが痛い日である。


毎週日曜日に健康維持のためスポーツクラブに通っているのだが、私の担当トレーナーのMさんの要求度がどんどんエスカレートしており、最近はかなりハードなトレーニング内容となっている。だから、水曜日までは体が痛いのだが、そのピークが火曜日にやってくるのだ。


「眠っている筋肉や細胞を目覚めさせよ!」という檄が飛び、普段はボヤッーとサボっている体の部分(たぶん、たくさんあるだろうな)に喝を入れるというのが、このところの日曜日の課題だ。


現在のメニューはサーキットトレーニングを中心におこなっているのだが、ベンチプレス、スクワット、デッドリフト、ラットプルダウンなどは40kg前後の重量で実施。加えて、腹筋(1分間、お腹を持ち上げた姿勢維持を3回)、バックエクステンション(超スローで上げ下げを15回×2)をこなすのだが、これを短時間のうちに2セットおこなうのだ。さらにランニングが加わる。


ランニングといってももちろん戸外を走るのではなく、ランニングマシンを使って走るのだが、この日曜日に大記録を達成した。それはフルマラソンを7回分、すなわち累計の走行距離が295.365kmを突破したのだ。


今のランニングマシンは非常にハイテクで、スピードや傾斜角度を自由に設定できるのみならず、自分が走った距離の合計、走行時間、消費カロリー、消費脂肪量などがデータとしてリアルタイムで記録され、それを確認しながら走ることができる。そして、1回フルマラソンを完走すると金メダルが1個、ランニングマシンの液晶モニターに表示される。私の場合は、現在7個の金メダルが表示されている。


295kmといっても、もちろんこれは累計の数字であり、1回当たりの走る距離は多くて5km、普通は2kmくらいなので大したことはない。ただし、週1回とはいえども3年くらい走っているとバカにならない。中高校生の体育の時間に最も苦手だったのが1500m走のタイムを計測されることであり、ジョギングが大嫌いだった私にとっては信じられない快挙である。ランニングを始めた当初は時速7kmでも「速すぎる」と思っていたのだが、今では7kmは遅すぎてかえって走っているのがつらくなった。今最も快適なのが時速10kmである。


「太田さん、もうフルマラソンの完走は十分にできますよ」とトレーナー氏は言うのだが、これは正直言って自信がない。なぜならば、1回当たり最長で5kmしか走らない私にとって(約30分間)、その8倍の距離および時間ならびに苦しさはまだ想像しづらく、受け入れがたいものがあるからだ。「そういう訓練をしてみようかな」とたまに思うこともあるが、さすがにランニングマシンの上で1時間も2時間も走るのは退屈きわまりない。そもそも30分でやめてしまうのは飽きてしまうからである。


しかしながら、スポーツクラブには強者がいる。私より10歳くらい年上のいかにもスポーツマンらしき長身の紳士は、いつも時速12kmくらいのスピードで毎回1時間以上走っているのだが、彼の隣で走っているときにその金メダルの数を見て、たまげてしまった。何とずらずらっと40個くらいのメダルがピカピカに輝いていたのだった。


太田忠の縦横無尽 2010.9.28

「ついにフルマラソンを7回達成」

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