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2016年06月30日(木)

引き続きダウンサイドリスクに備えよ

テーマ:金融・マーケット・資産運用

6月も終わりというのに、今年はいまだに「台風1号」が発生していない。私が調べたところ1951年の統計開始以来、第3番目の遅さである。第2位が1973年7月2日、そして第1位が1998年7月9日となっている。さて、遅くなったが5月のモデルポートフォリオの状況ならびに近況について記したい。


5月のマーケットは日米市場ともに上昇。


米国市場は4か月続伸。4月の雇用統計は+16万人と予想の+20万人を大幅に下回ったものの、相対的に堅調なマクロ指標を受けてFOMCは数か月以内の利上げ観測を示したため、警戒感が強まり5/20まで4週続落。一方、原油先物相場は一時50ドル台まで回復し、ギリシャへの追加的金融支援の決定で欧州株は堅調な展開に。5月のNYダウは17787ドルと前月より14ドル上昇し月間騰落率は+0.1%。ナスダックは4948となり173ポイント上昇の+3.6%となった。


東京市場は反発。4月末の日銀の金融政策現状維持を受けて月初は大幅に売られ、日経平均は16100円台まで下落。為替も105.50円レベルまで円高に。その後は、米国の想定外の利上げストーリーにより為替は111.40円レベルまで円安となったことや伊勢志摩サミットへの期待から株式市場は買い戻しが進み日経平均は17000円台を回復。しかし、売買代金は2兆円に満たない日が多く超閑散状態。5月の日経平均は17234円で取引を終え、4月末の16666円から568円上昇し月間騰落率は+3.4%、Topixは+2.9%となった。一方、小型株市場はジャスダック平均が+3.7%、マザーズ指数は+1.2%となった。


太田忠投資評価研究所のインターネットによる個人投資家向け「投資実践コース」 における5月のパフォーマンスは-0.0%となり、年初来-6.5%、累計では+136.8%(4月末+136.9%)とやや後退。5月末時点のポートフォリオの株式比率は51%で17銘柄を保有(4月末は56%で17銘柄を保有)。株式部分の含み益は+9.4%(4月末は+8.6%)。ただし、51%のうちダブルインバースETFの投資比率18%の実質ロング比率は-36%、純金ETFの10%は株式ではないため、純粋の株式のロングウェートは51%ではなく-23%である。4月末の-33%からショートポジションが減少した。


5月は非常にボラティリティの大きい展開となった。日経平均は月初に16100円台まで下がった後、月末には17200円台を回復したが、為替市場ともども伊勢志摩サミットへの期待や「消費増税先送り」&「財政出動」への楽観的な見通しに支えられた面が強い。


伊勢志摩サミットで安倍首相が「現在の経済状況はリーマン・ショック前夜の状況」と述べたことで、外部環境を理由に消費増税先送りのシナリオが濃厚となり、実際6月に入ってその決断をした。しかし、この点についてはすでにマーケットには織り込み済みであり、もはや買い材料にはなっていない。財政出動への期待はまだ残されているものの10兆円以上の大型補正予算にならない限りはマーケットを押し上げる要因には働かないと思われる。


弊社の「投資実践コース」会員向けの6/17付けレポートにおいて「来週はいよいよイギリスの国民投票がおこなわれる。“離脱”という審判が下されれば、世界的にマーケットは一段と大荒れになるだろう。日経平均は2/12の安値14865円を試す展開が予想される」と述べていたが、この予想が的中し日経平均は14952円まで下落した。今回の結果を見て、EUに所属する他の国においても「離脱」を目指す動きが出てくればさらなる火種となることに注意が必要である。多少リバウンドする動きが起こる可能性はあるものの過度な期待は禁物だ。


これからますます大きなダウンサイドリスクと対峙する機会が増えるため、引き続きショートポジションによる運用を継続する方針である。日本企業の1Q決算は強烈な業績悪化で波乱要因になりうるし、イギリスのEU離脱交渉の不透明感&EU内部の亀裂、11月の米大統領選挙の行方などイベントが目白押しだ。


6月24日時点において、6月の日経平均はすでに-13.2%と急落しているのに対して。ポートフォリオは+3.3%と健闘。また、年初来では日経平均が-21.4%に対してポートフォリオは-3.4%となっており下げ局面においても運用資産をほとんど減らさない状況をキープしている。中長期のパフォーマンスの優劣は下げ局面での対処法で大きく差が出るため、現在のような相場こそ運用にとっては最も重要な場面であると言える。


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太田忠の縦横無尽 2016.6.30

「引き続きダウンサイドリスクに備えよ」

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2016年06月25日(土)

本日のFM軽井沢『軽井沢発!太田忠の経済・金融 “縦横無尽”』 (第81回)

テーマ:お知らせ

本日6/25のFM軽井沢 『軽井沢発!太田忠の経済・金融
“縦横無尽”』(第81回)の内容のお知らせです。


本日も先週に引き続き私が夏休みとなりますので、

特別番組「天地真理特集⑥」をお送りいたします。


天地真理特集⑥では「天地真理の編曲の最大の立役者」「アレンジで変わる曲調聴き比べ」をトピックとし、歌謡曲における「編曲・アレンジ」という領域にスポットを当ててみたいと思います。「この曲は誰が作詞をして作曲したのか」は一般的に興味を持たれますが、「誰が編曲したのか」は話題にもなりません。その点を掘り起こす試みをおこないます。加えて、「4拍子揃った名曲」もご紹介します。番組中に取り上げる曲は全部で12曲となります。

放送時間は午後4時~5時の1時間です。


FM軽井沢は地上波だけではなく、パソコンやスマホ向けにインターネットラジオを提供しているため、全国・全世界からも自由に視聴が可能です。


詳しくはFM軽井沢のホームページをご覧ください。

詳細は以下のバナーをクリックしてください。


FM軽井沢


太田忠の縦横無尽 2016.6.25
『本日のFM軽井沢「軽井沢発!太田忠の経済・金融 “縦横無尽”」(第81回)』


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2016年06月18日(土)

本日のFM軽井沢『軽井沢発!太田忠の経済・金融 “縦横無尽”』 (第80回)

テーマ:お知らせ

本日6/18のFM軽井沢 『軽井沢発!太田忠の経済・金融
“縦横無尽”』(第80回)の内容のお知らせです。


本日は私が夏休みとなりますので、特別番組「天地真理

特集⑤」をお送りいたします。


昨年において天地真理さんの特集番組をすでに4回放送させていただきました。各回とも柱となるトピックを立てて彼女の曲を幅広く取り上げましたが、今回においても同じ方針で番組構成をおこないます。

天地真理特集⑤では「空白の3年間のもつ意味」「天地真理を支えた二人の女性」をトピックとし、天地真理さんの本質的な部分に迫ってみたいと思います。正当な評価が著しく歪められている背景や要因、天地真理の普遍性とは…、そして時代を代表する二人の女性作詞家が提供した曲などがテーマです。番組中に取り上げる曲は全部で11曲となります。


放送時間は午後4時~5時の1時間です。


FM軽井沢は地上波だけではなく、パソコンやスマホ向けにインターネットラジオを提供しているため、全国・全世界からも自由に視聴が可能です。


詳しくはFM軽井沢のホームページをご覧ください。

詳細は以下のバナーをクリックしてください。


FM軽井沢


太田忠の縦横無尽 2016.6.18
『本日のFM軽井沢「軽井沢発!太田忠の経済・金融 “縦横無尽”」(第80回)』


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