投資実践コース 「モデルポートフォリオ」の7月のパフォーマンス | 太田忠の縦横無尽

投資実践コース 「モデルポートフォリオ」の7月のパフォーマンス

とうとう7月も終わってしまい、今年も残すところわずか5ヶ月となってしまった。時の経つのは早いものだ。


さて、先月のブログでもお知らせしたように、太田忠投資評価研究所では7月22日に個人投資家向け『投資講座』をスタートした。おかげさまで無事に立ち上がっており、皆様からのお申し込みをいただくと同時に、各方面からの問い合わせが増えてきている。


『投資講座』には2つのタイプがあり、「投資基礎講座」および「投資実践コース」の2つの講座をインターネット上にて開催しているが、投資に関する実践的なノウハウを身につけたい方のために開催している「投資実践コース」では、企業分析や投資実践講義に加えて、モデルポートフォリオ情報を提供している。


モデルポートフォリオは個人投資家の方が資産運用をおこなうにあたって、参考にしていただくことのできる「リスク管理」を徹底した絶対収益型の実践的ポートフォリオであり、会員の方々には株式・先物・現金等の比率や、株式投資の具体的銘柄ならびに売買戦略などの情報の提供をおこなっている。


投資講座の開設に先立ち2009年3月19日よりモデルポートフォリオの運用をスタートしたのだが、毎月のパフォーマンスを弊社のHP上の「What's New」 でもご紹介することにした。7月単月のパフォーマンスは+2.8%、累計のパフォーマンスは+15.1%となった。7月のキャッシュ比率はほぼ一貫して50%前後で推移したが、小型株市場の上昇力が途切れてきたため、組入れていた小型株は利益確定逆指値に次々とヒットし、それに入れ替わる形で1Qの顕著な業績回復が確認され、かつ出遅れている大型株のウエートが上昇した。最近はハイテク分野の頑張りが目立つ。


ちなみに3月から7月までの各月末におけるパフォーマンスは以下の通りである。

3月 単月-0.4%、累計-0.4%
4月 単月+3.6%、累計+3.2%
5月 単月+3.4%、累計+6.7%
6月 単月+4.9%、累計+12.0%
7月 単月+2.8%、累計+15.1%


スタートから4ヶ月半が経過したが、インターネット証券のさまざまな売買ツールを活用すれば柔軟な「リスク管理」をおこないつつ、株式投資による資産運用が非常に容易にできることを再認識している。投資信託を運用しているフルインベストメントスタイルのファンド・マネジャーが真似できない「優位な立場」に個人投資家は立っていることをどれほどの人々が本当の意味で理解しているのだろうか?


太田忠の縦横無尽 2009.8.1

「投資実践コース モデルポートフォリオの7月のパフォーマンス」

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