2009年07月08日(水)

実に分かりやすい相場展開

テーマ:金融・マーケット・資産運用

日経平均6日続落、全面安。


当然のことと言ったほうがよいと思うが、期待先行だけで買われていた大型株市場は曲がり角を迎え、9500円割れの水準にまで調整してきた。7000円から1万円までたった3ヶ月で一気に40%も上昇するのはさすがに出来過ぎだった。

米国マーケットは非常に冷静で、景気の先行きのみならず、財政の先行きまでも心配している。きわめて健全な状況にあると思うが、日本の場合はまだ財政の先行きまでマーケットは心配していないのが気になるところだ。


一方で、小型株市場は堅調に動いているのが対照的である。パフォーマンスの主役が大型株→小型株へと流れており、実に分かりやすい相場展開である。


小型株市場の動きは興味深い。通常ならば上昇相場の最後の局面でぶち上がる「業績に一貫性のない銘柄」や「ボロ株」から舞い上がるという変則パターンでスタートしたが、それがようやく時価総額の大きい「新興市場代表銘柄」に活気が出てくるという小型株相場の上昇初期特有の現象が出てきたため、要注目である(決して割安ではない銘柄が上昇するところに意義がある)。


この展開が発展して、くたくたに叩き売られていまだ眠ったままの「優良小型株」(業績堅調、株価急落、PE1ケタ、無借金等の好条件を満たす)へ波及してくれば、小型株市場が本格的な上昇局面に入ったことになると私は考えているが、果たしてどうだろうか。


それにしても、セルサイドアナリストがノーカバレッジのおいしそうな銘柄が非常に多いのに驚く。「時価総額が減少したのでアナリストにカバーしてもらえなくなりました」「アナリストが異動しました」「アナリストがリストラされました」など連日、取材先企業から同じような話を聞かされると、思わずワクワクしてしまう。


いやー、これはチャンスですぞ。



太田忠の縦横無尽 2009.7.8

「実に分かりやすい相場展開」

         **太田忠投資評価研究所のHPはこちら**


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