どんな理由があっても子供に暴力を振るってはならないわけで、それは大前提です。

が、子供が悪さした時についカッとなってしまい、叱るではなく怒ってしまった経験は、誰しもあるはずです。

親だって聖人君子じゃないわけで。

で、その結果ゲンコツしたり引っ叩いたりしちゃうことだって、ある。

僕は子供が悪さしたらゲンコツしてるし、僕自身も親からそうされて育ったもんです。


それが「正解」かどうかの議論はここではするつもりじゃなくて、ついつい手が出てしまうってのは人間なんだから誰だってあるよねって話。


明らかな虐待は別ですよ。それは論外。

とはいえ、理性を保ったゲンコツとカッとなったゲンコツと虐待、この3つに明確な境目がないのも事実だったりして。。。難しい。


子供に深い愛情をもつがゆえのゲンコツでも、それで子供が硬膜下血腫になっちゃったら、、、それは世間的には虐待と見られてしまうし、場合によっては刑事罰の対象にもなりうる。


僕だって自分が疲れてて人に優しく出来ない状態の時に子供が悪さしたら、つい怒ってゲンコツしちゃいます。

後から後悔するんだけど、子供のイタズラは一向に減らないし、僕自身も未熟なんで、ついまたやってしまう。


こんな事書いたら批判されるかもしれないけど、きっとみなさんも同じ経験はあると思います。

自分の理性が保てなくなる事は、おそらく日々家事育児に忙殺されてるママさんにこそ多いんじゃないかな。


子供が発展途上であるのと並行して、親も発展途上なんですよね。


痛ましい事件を聞くたびに、その加害者が果たして100%責められるモノなのだったのか考えさせられます…