最近再評価されつつある田中角栄さん。

僕は大好きなんですよね。。。

そりゃ金脈疑惑とかロッキード事件とかあって非難されるけど、じゃあ金に綺麗な政治家が今の世にとんだけいるの?と。

物事を動かすのは結局は金。
そんな金に綺麗も汚いもない。

それで実際にでっかい事を数々成し遂げて実証してるわけで、誰も文句言えないでしょうね。


そんな角栄さんは数々の伝説を残してるのですが、僕が一番感銘をうけたのが、

「やれることはやれ。責任は自分が持つ。」
という一言。


大臣の頃に閣僚達に向けて、自分より大学出のあなたがたの方がずっと頭が良いはずだから、自分がすべて責任持つから良いと思ったことはどんどん実践すればいい、と言ったそうです。


規模こそ違えど一応人の上に立つ人間として僕は、何か大きな事や良き事をなす時のリーダーの在り方ってのはまさにこれだなと思ったんです。

大臣だって全てを把握できるわけじゃないし専門家でもない。
だから部下を信じて任せる。
そしてその部下が怯まず最大限の力を発揮できるよう、責任の所在は自分が背負う。


こういうリーダーがいたと思えば一方で、専門じゃないから自分に責任はないと言い放つ元リーダーもいる。


どっちかリーダーとして、部下や組織が「この人のためなら頑張る!」と思ってくれるリーダーとして、適切なんでしょうかね。