当院自慢の「ミニミニ水族館」。
最近は水槽を設置するクリニックも増えてきましたね。
業者さんが設置から全部やってくれて月々の管理もやってくれる、院内のスタッフは水槽に一切触れなくても大丈夫なんだそうな。
でも当院の場合は完全なる院長の趣味です。
海水魚は非常に繊細なので、ちょっとした水質の変化で死んでしまう事も珍しくありません。
日々の掃除(たまにサボってしまいコケだらけになってしまう事もありますが)や水質検査、特に重要な水流や光量の調整など、全部院長が一人でやってるんですよ~。
ことの始まりは10年くらい前でしょうか、ダイビングしていてサンゴの合間を魚が泳いでいる姿を見て「あ~こんなのを自宅でもできないのかな」と思ったのがきっかけです。
海水魚は淡水魚と違い飼育が非常に難しい。
色々と勉強して自宅に水槽を置いて、魚やサンゴを飼育していたもんです。
(その後震災の時に高層階を襲った揺れは水槽を崩壊させてしまいました)
で、開業したら絶対に待合室に水槽を置きたい。
置いたら絶対子供たちは張り付いて離れないだろうな、と。
「脱アンパンマン宣言」な当院ですが、アンパンマン無しだって子供たちが楽しめる空間づくりは出来るんだぜ、とね。
そんなわけで当院の水槽は僕の趣味であり、中のレイアウトなんかも素人の僕がやってるため見栄えはしませんが、それでも僕の目論見どおり子供たちは張り付いてます。
業者さんがやる洗練されたプロっぽい水槽とは違うけど、どことなく親しみやすいんじゃないかな。
診療が終わり電気消した後の水槽がまたムーディー。