これはもうね、やらない手はない!


ふるさと納税に関して、多くの方が抱く疑問ってのは2つだと思います。


1つは、そもそも仕組みが分からない。

もう1つは、届く品物のクオリティが疑問。



ふるさと納税ってのは、各自治体に個人として自主的に寄付をすることです。

納税ではなく寄付だというのがミソです。


で、自治体はその寄付した額に応じたお礼の品物を送ってくれます。


そして、ここが一番重要なのですが、寄付した金額はそのまま翌年に戻ってくるってこと。


そのまま戻るという表現は誤りなのですが、ここでは分かりやすくそう書きました。

詳細は各種サイトで書かれてますのでそちらをお読みください。

ここではまず触りだけを書いてます。



例えば10万円寄付したとしましょう。

それを確定申告しましょう。

2000円の手数料(ここでは分かりやすくそう書きます)だけ支払って、残りの98000円はすべて損金とみなされ、住民税から控除されます。


通常会社員なら住民税は給与から自動的に天引きされています。

あるいはご自身で支払ってる方もおられるでしょう。


住民税は給与に応じた額があらかじめ決められているので、例えば今年平成28年の住民税が60万円の方がいるとしましょう。

するとその60万円は給与から毎月自動的に分割で引かれるか支払うか、どちらかを必ずしているはずです。


ところが10万円を寄付していると、98000円は住民税から控除されます。

分かりやすく言うと、98000円だけ余分に住民税を払ったとみなされるわけです。


よって、確定申告をすれば98000円が還付されるわけですね。



なので非常に分かりやすく言えば、寄付した額から2000円を引いた金額が、そのまま戻ってくるってことです。


1年間に寄付できる上限額があって、それは年収と関連しているのでご注意くださいね。



10万円を寄付すれば翌年そのまま戻ってくる。

それならプラマイゼロ(むしろマイナス2000円)だけど、それだけでなく、それ相当のお礼の品がもらえてしまうわけで、これは利用しない手はないわけです。


お礼の品が事実上タダ(本当は2000円)でもらえちゃうって話ですからね。



例えば!


僕はイクラしょうゆ漬けが大好きなのですが、北海道浦河町では2万円寄付するとイクラしょうゆ漬けが1Kgももらえます。


イクラしょうゆ漬け1Kgが2万円なんて、高すぎる!と思われるかもしれません。

でも、これは2万円で買うわけではありません

2万円(しつこいけど実際は18000円ね)は来年戻ってくるんです。


なので事実上タダでイクラしょうゆ漬け1Kgがもらえてしまうってことなんですよ。


で、肝心の品物ですが、

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ちょっと写真があまり上手じゃないのですが、相当美味!!

毎朝イクラ丼食べてまして~痛風まっしぐら!

自治体サイドとしても寄付金が欲しいので、お礼の品には相当のクオリティを保証してます。

実際、このシステムで財政を立て直した自治体は多いそうです。


自治体には寄付金が入り、僕らはタダで品物が手に入るという、まさにウィンウィンなシステムなんです。

これ考えた人、天才だと思いますわ。


繰り返しますが、その価格でその品物を「買う」というわけではないということ。

まあ仮に万が一ハズレの品が届いたとしても、こちらとしては1円も損していないわけです。

(そうなると自治体としても死活問題になるため、ハイクオリティな品を出すよう努力しているんです)



食材以外にも、家電や宿泊券など、ありとあらゆる特産品が手に入ります。


品物で選ぶも良し、自治体で選ぶも良し。

被災地も頑張ってます。

変なところに寄付するよりも、直接被災自治体に寄付ができるので、復興のために活用するのもありでしょう。




これはやらない手はない!