社長の仕事! | 瀬戸内小豆島での田舎暮らしを14年間毎日書き綴る島の案内人 川崎正のブログ「小豆島で生きる!」

社長の仕事!

おはようございます!
小豆島小豆島晴れ時々くもりです。
予想最高気温14度です。


社長の仕事/­浜口隆則
¥2,100
Amazon.co.jp

著者の『戦わない経営』という本が大好きですビックリマーク

その後、浜口さんの出す本は読むようにしています。


10月には読んでたのですが、今頃紹介です。



「社長の仕事」は、会社を一時的な成功へ導くことではない。

会社を「永続させる」ために必要な「すべて」のことをすることだ。


「成功するのは簡単だが、成功し続けるのは難しい」のだ。

本書は、その難しさを正面から向き合う、

覚悟のある社長のために書いた。


「はじめに」より


この本は300ページありますが、

長さを感じさせません。


すらすらと読めて、

赤ペン、折り目がいっぱいになりましたビックリマーク




少しだけ紹介しましょう。


■社員の給与を「人件費」だと考えていないか?


社員に払う給与は「費用」ではない。

人は経営資源であり、給与は人件費であり、人は手段だと勘違いしている。


経営は、人が、人のために行う、人の活動だ。

経営は「関わる全てのひとを幸せにする仕組み」だ。


だから、人を道具としてしか見られないリーダーの経営に、

人がついてくるわけがない。


■自分の給与を「最初に」取ってないか?


「社長の給与は残り物」

これが成功し続ける経営者の考え方。


経営者の仕事とは、経営という「関わる全てのひとを幸せにする仕組み」が

永続するために必要な「あらゆること」をすることだ。


しかし、それが出来ていないのに、

報酬だけ取ろうとする経営者が多すぎる。

だから、失敗する。


自分の報酬を増やしたかったら、

残り物で溢れるくらいの会社にすればいい。

それが残り物なら、経営者はいくら給与を取ってもかまわない。

年収3000万円でも、年収1億円でも、一向にかまわない。


残り物がどれだけ大きかろうが、

それが、そういう会社を作った経営者の報酬だ。


「社長の給与は、最後に決まる」


■「弱者の自覚」は、あるか?


「弱者の自覚」が持てない経営初心者は、

自分の置かれている今の状況を正確に理解していない。


そして、錯覚したまま、これまで実績のあった、

大きな会社の戦略、強者の戦略で経営をしてしまう。

それでは、うまくはいかない。


弱者には弱者の生き方がある。



などなど、もっと色々紹介したいのですが、

このあたりでやめときます。

参考になるお話がたくさんです。




この著者は、

どこか、ダスキン創業者鈴木清一に似た考え方をされています。

また、従業員に対する点では、法政大学の坂本教授のようなお考えもお持ちです。



何のために経営するのか?

自問自答しなければいけない経営者ですが、

なにかのヒントをもらえる本だと思います。



12月に入り、

今日は週の初めの月曜日、気分も新たに頑張っていきましょうにひひ

(今日は、小難しい話ですいません汗